JIS R 3206:2003 強化ガラス

JIS R 3206:2003 規格概要

この規格 R3206は、建築及び船舶の窓(船用丸窓強化ガラスを除く。),家具などに使用する強化ガラスについて規定。

JISR3206 規格全文情報

規格番号
JIS R3206 
規格名称
強化ガラス
規格名称英語訳
Tempered glass
制定年月日
1957年3月29日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

81.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
建築 I-1(材料・設備) 2021, 建築 I-2(材料・設備) 2021, 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021
改訂:履歴
1957-03-29 制定日, 1960-03-27 確認日, 1962-01-01 改正日, 1965-06-01 確認日, 1968-04-01 確認日, 1971-04-01 確認日, 1973-04-01 改正日, 1976-01-01 確認日, 1978-04-01 改正日, 1979-07-01 改正日, 1983-10-01 改正日, 1989-03-01 改正日, 1994-07-01 確認日, 1997-11-20 改正日, 2003-05-20 改正日, 2008-03-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2014-03-20 改正日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS R 3206:2003 PDF [12]
                                                                                   R 3206 : 2003

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,板硝子協会(FGMAJ)
/財団法人 日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,
日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS R
3206:1997は改正され,この規格に置き換えられる。

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS R 3206 pdf 1] ―――――

R 3206 : 2003

pdf 目 次

ページ

  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 定義・・・・[1]
  •  4. 種類及び記号・・・・[1]
  •  5. 品質・・・・[2]
  •  5.1 外観・・・・[2]
  •  5.2 反り・・・・[2]
  •  5.3 落球衝撃破壊強さ・・・・[2]
  •  5.4 破片の状態・・・・[2]
  •  5.5 ショットバッグ衝撃特性・・・・[3]
  •  5.6 熱線反射強化ガラスの品質・・・・[3]
  •  6. 形状,寸法及び許容差・・・・[3]
  •  6.1 形状及び辺の長さ・・・・[3]
  •  6.2 厚さ及びその許容差・・・・[3]
  •  6.3 一辺の長さの許容差・・・・[3]
  •  6.4 曲面強化ガラス・・・・[4]
  •  7. 材料・・・・[4]
  •  8. 試験方法・・・・[4]
  •  8.1 外観試験・・・・[4]
  •  8.2 厚さの測定・・・・[4]
  •  8.3 辺の長さの測定・・・・[4]
  •  8.4 反りの測定・・・・[4]
  •  8.5 落球試験・・・・[5]
  •  8.6 破砕試験・・・・[6]
  •  8.7 ショットバッグ試験・・・・[7]
  •  8.8 熱線反射強化ガラスの試験・・・・[9]
  •  9. 検査・・・・[9]
  •  10. 包装・・・・[9]
  •  11. 表示・・・・[10]
  •  11.1 製品表示・・・・[10]
  •  11.2 性能表示・・・・[10]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS R 3206 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
R 3206 : 2003

強化ガラス

Tempered glass

1. 適用範囲

 この規格は、主として建築及び船舶の窓(船用丸窓強化ガラスを除く。),家具などに使用
する強化ガラス(1)について規定する。
注(1) 強化ガラスとは,板ガラスを熱処理してガラス表面に強い圧縮応力層をつくり,破壊強さを増
加させ,かつ,破損したときに細片となるようにしたもの。

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 1501 玉軸受用鋼球
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS B 7512 鋼製巻尺
JIS B 7516 金属製直尺
JIS K 6253 加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの硬さ試験方法
JIS R 3202 フロート板ガラス及び磨き板ガラス
JIS R 3203 型板ガラス
JIS R 3208 熱線吸収板ガラス
JIS R 3221 熱線反射ガラス
JIS Z 8401 数値の丸め方

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
a) フロート強化ガラス JIS R 3202に規定するフロート板ガラス及び磨き板ガラス又はJIS R 3208に規
定する熱線吸収フロート板ガラス及び熱線吸収磨き板ガラスを材料板ガラスとする強化ガラス。
b) 型板強化ガラス JIS R 3203の型板ガラスを材料板ガラスとする強化ガラス。
c) 熱線反射強化ガラス JIS R 3221に規定する熱線反射ガラスを材料板ガラスとする強化ガラス。ただ
し,強化ガラスに熱線反射性の薄膜を後から形成した熱線反射ガラスは,JIS R 3221による。

4. 種類及び記号

 強化ガラスの種類は,形状並びに破片の状態及びショットバッグ衝撃特性によって次
のとおり区分する。
a) 形状による種類及び使用する材料板ガラスによる名称は,表1による。

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS R 3206 pdf 3] ―――――

R 3206 : 2003
表 1 形状による種類及び材料板ガラスの種類による名称
形状による種類 材料板ガラスの種類による名称
平面強化ガラス 型板強化ガラス 4ミリ
フロート強化ガラス 4ミリ
5ミリ
6ミリ
8ミリ
10ミリ
12ミリ
15ミリ
19ミリ
熱線反射強化ガラス 6ミリ
8ミリ
10ミリ
12ミリ
曲面強化ガラス フロート強化ガラス 5ミリ
6ミリ
8ミリ
b) 破片の状態及びショットバッグ衝撃特性による種類及び記号は,表2による。
表 2 特性による種類及び記号
種類 記号 特性
I類 TI 平面強化ガラス及び曲面強化ガラスで5.4の規定に適合するもの。
III類 TIII 平面強化ガラスで5.4及び5.5の規定に適合するもの。

5. 品質

5.1 外観

 強化ガラスの外観は,8.1によって試験を行い,表3の規定に適合しなければならない。
表 3 外観
項目 外観
ひび あってはならない。
欠け 幅又は長さが,材料板ガラスの厚さ以上のものがあってはならない。
すりきず 使用上差し支えるものがあってはならない。

5.2 反り

 平面強化ガラスの反りは,8.4によって測定を行い,全体的な反りの場合は0.5%,部分的な
反りの場合は1.0mmを,それぞれ超えてはならない。

5.3 落球衝撃破壊強さ

 強化ガラスの落球衝撃破壊強さは,平面強化ガラスでは,8.5によって供試体6
枚について試験を行い,破壊が1枚以下の場合は合格とし,3枚以上の場合は不合格とする。破壊が2枚
の場合は,別の6枚について試験を行い,6枚とも破壊してはならない。
曲面強化ガラスでは,受渡当事者間の協定による。

5.4 破片の状態

 強化ガラスの破片の状態は,8.6によって試験を行い,表4の条件を満足しなければな
らない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS R 3206 pdf 4] ―――――

                                                                                   R 3206 : 2003
表 4 強化ガラスの破片の状態
呼び厚さの区分 破片数
4ミリ 50×50mmの正方形の領域内の破片数は,40個以上とする。
なお,破片数40個未満の部分が生じた場合は,その部分を
含む100×100mmの正方形の領域内の破片数が160個以上な
ければならない。
5ミリ以上 50×50mmの正方形の領域内の破片数は,40個以上とする。

5.5 ショットバッグ衝撃特性

 平面強化ガラスのショットバッグ衝撃特性は,8.7によって供試体4枚に
ついて試験を行い,次のa)又はb)のいずれかに適合しなければならない。
a) ガラスが破壊した場合,各供試体について最も大きい10個の破片の質量の合計が,供試体の65cm2
の面積に相当する質量を超えてはならない。
b) 落下高さ120cmでガラスが破壊してはならない。

5.6 熱線反射強化ガラスの品質

 熱線反射強化ガラスでは,外観,耐光性,耐摩耗性,耐酸性及び耐ア
ルカリ性について,8.8によって試験を行い,JIS R 3221の4.(品質)の規定に適合しなければならない。

6. 形状,寸法及び許容差

6.1 形状及び辺の長さ

 強化ガラスの形状及び辺の長さは,受渡当事者間の協定による。寸法値の単位
は,mmとする。

6.2 厚さ及びその許容差

 平面強化ガラスの厚さ及びその許容差は,8.2による測定値について表5によ
る。
表 5 厚さ及びその許容差
単位 mm
名称 厚さ 厚さの許容差
型板強化ガラス 4ミリ 4.0(2) ±0.4
フロート強化ガラス 4ミリ 4.0 ±0.3
5ミリ 5.0
6ミリ 6.0
8ミリ 8.0 ±0.6
10ミリ 10.0
12ミリ 12.0 ±0.8
15ミリ 15.0
19ミリ 19.0 ±1.2
熱線反射強化ガラス 6ミリ 6.0 ±0.3
8ミリ 8.0 ±0.6
10ミリ 10.0
12ミリ 12.0 ±0.8
注(2) 型板強化ガラスの厚さは,表面の型模様の最も高い部分から反
対面までをいう。

6.3 一辺の長さの許容差

 平面強化ガラスの一辺の長さの許容差は,方形のものでは,8.3による測定値
について表6による。ただし,6.1による辺の長さが3000mmを超えるもの及び方形以外の形状のものの
許容差については,受渡当事者間の協定による。

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS R 3206 pdf 5] ―――――

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JIS R 3206:2003の国際規格 ICS 分類一覧

JIS R 3206:2003の関連規格と引用規格一覧