この規格ページの目次
JIS R 6111:2005 規格概要
この規格 R6111は、結合研削材といし,研磨布紙などの研磨材製品の原料及びその他の研磨・研磨に用いる人造研削材について規定。
JISR6111 規格全文情報
- 規格番号
- JIS R6111
- 規格名称
- 人造研削材
- 規格名称英語訳
- Artificial abrasives
- 制定年月日
- 1952年3月8日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 25.100.70
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 工具 2020
- 改訂:履歴
- 1952-03-08 制定日, 1955-03-05 確認日, 1956-10-27 改正日, 1959-10-27 確認日, 1961-01-01 改正日, 1964-02-15 確認日, 1964-09-01 改正日, 1968-03-01 確認日, 1971-04-01 確認日, 1974-04-01 改正日, 1976-12-01 確認日, 1979-12-01 確認日, 1985-09-01 確認日, 1987-03-01 改正日, 1998-11-20 改正日, 2002-03-20 改正日, 2005-06-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS R 6111:2005 PDF [6]
R 6111 : 2005
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,研削材工業協会
(AAIA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出が
あり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS R 6111:2002は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS R 6111 pdf 1] ―――――
R 6111 : 2005
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 区分,種類,記号,製法及び性状・・・・[1]
- 4. 粒度・・・・[2]
- 4.1 結合研削材といし用研磨材の粒度の種類・・・・[2]
- 4.2 研磨布紙用研磨材の粒度の種類・・・・[2]
- 5. 品質・・・・[2]
- 5.1 化学成分及び密度・・・・[2]
- 5.2 粒度分布・・・・[3]
- 5.3 かさ密度・・・・[3]
- 6. 試験方法・・・・[3]
- 6.1 化学成分及び密度の試験方法・・・・[3]
- 6.2 粒度の試験方法・・・・[3]
- 6.3 かさ密度の試験方法・・・・[4]
- 7. 検査・・・・[4]
- 8. 表示・・・・[4]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS R 6111 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
R 6111 : 2005
人造研削材
Artificial abrasives
1. 適用範囲
この規格は,結合研削材といし,研磨布紙などの研磨材製品の原料及びその他の研削・研
磨に用いる人造研削材について規定する。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS R 6001 研削といし用研磨材の粒度
JIS R 6002 研削といし用研磨材の粒度の試験方法
JIS R 6003 研磨材のサンプリング方法
JIS R 6010 研磨布紙用研磨材の粒度
JIS R 6011 研磨布紙用研磨材の粗粒の粒度試験方法
JIS R 6012 研磨布紙用研磨材の微粉の粒度試験方法
JIS R 6123 アルミナ質研削材の化学分析方法
JIS R 6124 炭化けい素質研削材の化学分析方法
JIS R 6125 人造研削材の密度測定方法
JIS R 6130 人造研削材のかさ密度試験方法
3. 区分,種類,記号,製法及び性状
人造研削材の区分,種類,記号,製法及び性状は,表1による。
――――― [JIS R 6111 pdf 3] ―――――
2
R 6111 : 2005
表 1 人造研削材の区分,種類,記号,製法及び性状
区分 種類 記号 製法及び性状
アルミナ質研削材 褐色アルミナ研削材 A 主としてボーキサイトから成るアルミナ質原料を電気
炉で溶融還元し,凝固させ,主成分がアルミナから成り,
適量の酸化チタニウムを含む塊を粉砕整粒したもの。主
として酸化チタニウムを固溶したコランダム結晶から
成り,全体として褐色を帯びている。
白色アルミナ研削材 WA バイヤ法で精製したアルミナを電気炉で溶融し,凝固さ
せた塊を粉砕整粒したもの。コランダム結晶から成り,
全体として白色を帯びている。
淡紅色アルミナ研削材 PA バイヤ法で精製したアルミナに適量の酸化クロム,必要
に応じて酸化チタニウムから成る原料を加え,電気炉で
溶融し,凝固させた塊を粉砕整粒したもの。添加成分を
固溶したコランダム結晶から成り,全体として淡紅色を
帯びている。
解砕形アルミナ研削材 HA ボーキサイト又はバイヤ法で精製したアルミナから成
るアルミナ質原料を電気炉で溶融し,凝固させた塊を解
砕し整粒したもの。主としてコランダムの単一結晶から
成る。
人造エメリー研削材 AE 主としてボーキサイトから成るアルミナ質原料を電気
炉で溶融還元し,凝固させた塊を粉砕整粒したもの。主
としてコランダム結晶とムライト結晶から成り,全体と
して灰黒色を帯びている。
アルミナジルコニア研削材AZ(25) 主としてバイヤ法で精製したアルミナにジルコニア質
AZ(40) 原料を加え,電気炉で溶融し,凝固させた塊を粉砕整粒
したもの。主としてコランダム結晶とアルミナジルコニ
ア共晶部分とから成り,全体としてねずみ色を帯びてい
る。ジルコニア含有率の異なるAZ(25)とAZ(40)がある。
炭化けい素質研削材黒色炭化けい素研削材 C 主としてけい石,けい砂から成る酸化けい素質原料とコ
ークスとを電気抵抗炉で反応生成させた塊を粉砕整粒
したもの。α形炭化けい素結晶から成り,全体として黒
色を帯びている。
緑色炭化けい素研削材 GC 主としてけい石,けい砂から成る酸化けい素質原料とコ
ークスとを電気抵抗炉で反応生成させた塊を粉砕整粒
したもの。α形炭化けい素結晶から成り,Cより高純度
で全体として緑色を帯びている。
4. 粒度
人造研削材の粒度は,結合研削材といし用及びその他一般用の研磨材の粒度並びに研磨布紙用
研磨材の粒度とに分けられる。
4.1 結合研削材といし用研磨材の粒度の種類
結合研削材といし用研磨材の粒度の種類は,JIS R 6001
の3.(粒度の種類)による。
4.2 研磨布紙用研磨材の粒度の種類
研磨布紙用研磨材の粒度の種類は,JIS R 6010の3.(粒度の種類)
による。
5. 品質
5.1 化学成分及び密度
6.1によって試験を行ったとき,アルミナ質研削材の化学成分及び密度は,表2
に,炭化けい素質研削材の化学成分及び密度は,表3による。
――――― [JIS R 6111 pdf 4] ―――――
3
R 6111 : 2005
表 2 アルミナ質研削材の化学成分及び密度
記号 粒度の区分 化学成分 密度
% g/cm3
結合研削材といし用研磨材 研磨布紙用研 Al2O3 TiO2 Cr2O3+ ZrO2
粗粒及び一般 精密研磨用微粉 磨材 TiO2
研磨用微粉
A F4F220 − P12P220 94.0以上 1.54.0 − − 3.94以上
F230F1200 #240#3000 P240P2500 87.5以上 − − − 3.85以上
− #4000#8000 − 80.0以上 − − − 3.75以上
WA F4F220 − P12P220 99.0以上 − − − 3.93以上
F230F1200 #240#3000 P240P2500 98.0以上 − − − 3.90以上
− #4000#8000 − 96.0以上 − − − 3.85以上
PA F4F220 − P12P220 98.5以上 − 0.21.0 − 3.93以上
HA F4F220 − P12P220 98.5以上 − − − 3.95以上
AE F4F220 − P12P220 77.0以上 − − − 3.61以上
F230F1200 #240#3000 P240P2500 62.0以上 − − − 3.50以上
AZ(25) F4F220 − P12P220 65.0以上 − − 2030 4.20以上
AZ(40) F4F220 − P12P220 50.0以上 − − 3545 4.40以上
表 3 炭化けい素質研削材の化学成分及び密度
記号 粒度の区分 化学成分 密度
結合研削材といし用研磨材 研磨布紙用研磨 % g/cm3
粗粒及び一般研 精密研磨用微粉 材 SiC
磨用微粉
C F4F220 − P12P220 96.0以上 3.18以上
F230F1200 #240#3000 P240P2500 94.0以上 3.16以上
− #4000#8000 − 90.0以上 3.14以上
GC F4F220 − P12P220 98.0以上 3.18以上
F230F1200 #240#3000 P240P2500 96.0以上 3.18以上
− #4000#8000 − 92.0以上 3.16以上
5.2 粒度分布
5.2.1 結合研削材といし用研磨材の粒度分布 6.2.1によって試験を行ったとき,結合研削材といし用研
磨材の粒度分布は,JIS R 6001の4.(粒度分布)による。
5.2.2 研磨布紙用研磨材の粒度分布 6.2.2によって試験を行ったとき,研磨布紙用研磨材の粒度分布は,
JIS R 6010の4.(粒度分布)による。
5.3 かさ密度
かさ密度は,6.3によって試験を行い,その値は,受渡当事者間の協定による。
6. 試験方法
6.1 化学成分及び密度の試験方法
化学成分の試験方法は,区分によってJIS R 6123,JIS R 6124によ
り,密度の試験方法は,JIS R 6125による。
6.2 粒度の試験方法
――――― [JIS R 6111 pdf 5] ―――――
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JIS R 6111:2005の国際規格 ICS 分類一覧
JIS R 6111:2005の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISR6001:1998
- 研削といし用研磨材の粒度
- JISR6002:1998
- 研削といし用研磨材の粒度の試験方法
- JISR6003:1998
- 研磨材のサンプリング方法
- JISR6010:2000
- 研磨布紙用研磨材の粒度
- JISR6011:1991
- 研磨布紙用研磨材の粗粒の粒度試験方法
- JISR6012:2000
- 研磨布紙用研磨材の微粉の粒度試験方法
- JISR6123:1998
- アルミナ質研削材の化学分析方法
- JISR6124:1998
- 炭化けい素質研削材の化学分析方法
- JISR6125:2005
- 人造研削材の密度測定方法
- JISR6130:2002
- 人造研削材のかさ密度試験方法