JIS S 3242:2019 家庭用逆浸透膜浄水器

JIS S 3242:2019 規格概要

この規格 S3242は、水道水を含む飲用水中の溶存物質などを減少させる機能をもつ水処理器具のうち,主要ろ材として逆浸透膜を用いて,主に家庭用で使用する浄水器について規定。

JISS3242 規格全文情報

規格番号
JIS S3242 
規格名称
家庭用逆浸透膜浄水器
規格名称英語訳
Household reverse osmosis water purifiers
制定年月日
2019年3月20日
最新改正日
2019年3月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

91.140.60
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2019-03-20 制定
ページ
JIS S 3242:2019 PDF [29]
                                                                                   S 3242 : 2019

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 種類・・・・[3]
  •  5 使用環境・・・・[4]
  •  6 品質・・・・[4]
  •  6.1 外観・・・・[4]
  •  6.2 構造的性能・・・・[5]
  •  6.3 浄水器としての性能・・・・[6]
  •  6.4 浄水能力・・・・[6]
  •  7 試験方法・・・・[7]
  •  7.1 一般・・・・[7]
  •  7.2 構造的性能試験・・・・[8]
  •  7.3 浄水器としての性能試験・・・・[11]
  •  7.4 浄水能力試験・・・・[14]
  •  8 使用初期の放流及び維持管理の実施・・・・[15]
  •  8.1 使用初期の放流・・・・[15]
  •  8.2 維持管理・・・・[15]
  •  8.3 装置の衛生性・・・・[15]
  •  8.4 透過水の水質を測定するための装置・・・・[16]
  •  9 検査方法・・・・[16]
  •  10 こん(梱)包・・・・[16]
  •  11 表示・・・・[16]
  •  11.1 本体及び包装容器・・・・[16]
  •  11.2 取扱説明書・・・・[17]
  •  附属書A(規定)能力に限界があるろ材のろ過能力促進試験・・・・[19]
  •  附属書B(規定)逆浸透膜によって除去する特定物質[ひ素(五価)]の除去性能試験・・・・[21]
附属書C(規定)逆浸透膜によって除去する特定物質(硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素)の
除去性能試験 24
  •  附属書D(規定)溶解性蒸発残留物測定方法-電気伝導率測定による簡易法・・・・[27]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS S 3242 pdf 1] ―――――

S 3242 : 2019

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人浄水器協会(JWPA)及び一般
財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,
日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS S 3242 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
S 3242 : 2019

家庭用逆浸透膜浄水器

Household reverse osmosis water purifiers

1 適用範囲

  この規格は,水道水を含む飲用水1) 中の溶存物質などを減少させる機能をもつ水処理器具(以下,浄水
器という。)のうち,主要ろ材として逆浸透膜を用いて,主に家庭用で使用する浄水器(以下,逆浸透膜浄
水器という。)について規定する。
注1) 水道水を含む飲用水とは,水道法の水道水質基準に適合した水をいう。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 2308 ステンレス鋼製ねじ込み式管継手
JIS B 2309 一般配管用ステンレス鋼製突合せ溶接式管継手
JIS B 7414 ガラス製温度計
JIS B 7505-1 アネロイド型圧力計−第1部 : ブルドン管圧力計
JIS G 3459 配管用ステンレス鋼鋼管
JIS K 0101 工業用水試験方法
JIS K 0130 電気伝導率測定方法通則
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
JIS K 3802 膜用語
JIS K 6742 水道用硬質ポリ塩化ビニル管
JIS K 6743 水道用硬質ポリ塩化ビニル管継手
JIS K 6778 ポリブテン管
JIS K 6779 ポリブテン管継手
JIS K 6787 水道用架橋ポリエチレン管
JIS K 6788 水道用架橋ポリエチレン管継手
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS S 3201 家庭用浄水器試験方法
JIS S 3241 家庭用浄水器
JIS Z 8765 タービン流量計による流量測定方法
JIS Z 8802 pH測定方法

――――― [JIS S 3242 pdf 3] ―――――

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S 3242 : 2019

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 3802,JIS S 3201及びJIS S 3241によるほか,次による。
3.1
常時受圧形逆浸透膜浄水器
逆浸透膜浄水器のうち,給水栓,その他の給水装置の一次側又は給水管に取り付けて常時圧力が浄水器
に作用するもの。連続式及び透過水タンク式のものがある。
3.2
稼動時受圧形逆浸透膜浄水器
逆浸透膜浄水器のうち,給水栓,その他の給水装置の二次側に取り付けて常時圧力が浄水器に作用しな
いもの。使用の都度給水装置から水道水が供給される構造のもの。連続式及び透過水タンク式のものがあ
る。
3.3
給水タンク形逆浸透膜浄水器
水道の給水管,給水栓などに接続しないで使用する逆浸透膜浄水器で,使用する給水が貯留タンクなど
に一時的に貯留され,使用の都度装置が作動するもの。連続式及び透過水タンク式のものがある。
3.4
連続式逆浸透膜浄水器
常時受圧形逆浸透膜浄水器及び稼動時受圧形逆浸透膜浄水器で,得られた透過水がタンクなどに貯留さ
れることなく浄水器から連続的に供給されるもの。
3.5
透過水タンク式逆浸透膜浄水器
常時受圧形逆浸透膜浄水器,稼動時受圧形逆浸透膜浄水器及び給水タンク形逆浸透膜浄水器で,得られ
た透過水をタンクなどに貯留してタンクから透過水が供給されるもの。透過水タンクが大気に開放される
構造及び密閉式の構造のものがある。
3.6
排水流量調整弁
逆浸透膜によって分離された濃縮排水の水量を一定量とするための水量調整弁。
3.7
能力に限界のあるろ材
逆浸透膜以外の浄水能力に限界のあるろ材。
3.8
給水タンク容量及び透過水タンク容量
逆浸透膜浄水器への給水を貯留する給水タンク及び透過水を貯留する透過水タンクに貯留している水量
のうち実際に使用できる水量。満水状態から吐水されなくなるまでの実水量。
3.9
回収効率
透過水タンク式逆浸透膜浄水器のうち密閉式透過水タンクをもつものにおいて,透過水タンクを空の状
態から満水まで貯水するときの回収率と,一定量使用した状態から満水まで貯水するときの回収率との平
均値。この規格では,一定量は装置が再度運転開始する容量で最低を250 mLとしている。

――――― [JIS S 3242 pdf 4] ―――――

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S 3242 : 2019
3.10
吐水口空間保持用具
透過水及び濃縮排水のための配管を設置する場合,適切な吐水口空間の保持を確実にするための用具。
ホースのホルダ,サポート用具などを含む。
3.11
吐水口空間保持代替用具
濃縮排水を排水管などに直接放流する場合など,適切な吐水口空間を取ることが困難な場合に使用する
吐水口空間の保持と同等の性能をもつ用具。
3.12
貯留タンク
逆浸透膜浄水器が装備する,給水タンク及び透過水タンクに対しての呼称。
3.13
加圧ポンプ
逆浸透作用を起こすために必要な圧力を逆浸透膜にかけるためのポンプ。
3.14
逆浸透膜浄水器本体
附属する貯留タンク,供給水流入口の一次側に設置される逆流防止装置を含む浄水器の全体。
3.15
浄水器に使用する用具
逆浸透膜浄水器本体を使用するときに必要となる用具。これには,透過水の吐水用具(透過水蛇口など)
及び稼動時受圧形逆浸透膜浄水器に使用する給水切換用具(給水切換弁など)を含む。

4 種類

  逆浸透膜浄水器の種類は,表1による。
それぞれの種類の浄水器の構造(ブロック図)の例を,図1に示す。また,それぞれの逆浸透膜浄水器
については,加圧ポンプをもつもの又はもたないものがある。
表1−逆浸透膜浄水器の種類
種類の区分 給水タンクの有無 透過水タンクの有無・方式 名称
なし 常時受圧形連続式逆浸透膜浄水器
常時受圧形 なし 密閉式
あり 常時受圧形透過水タンク式逆浸透膜浄水器
開放式
なし 稼動時受圧形連続式逆浸透膜浄水器
稼動時受圧形 なし 密閉式
あり 稼動時受圧形透過水タンク式逆浸透膜浄水器
開放式
なし 給水タンク形逆浸透膜浄水器
給水タンク形a) あり 密閉式 給水タンク形及び透過水タンク式逆浸透膜浄
あり
開放式 水器
注a) 給水タンク形は水道,又は給水栓には接続しない。

――――― [JIS S 3242 pdf 5] ―――――

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