JIS A 5364:2016 プレキャストコンクリート製品―材料及び製造方法の通則

JIS A 5364:2016 規格概要

この規格 A5364は、プレキャストコンクリート製品の材料及び製造方法の一般的事項について規定。日本工業規格が別途定められている建築用コンクリート製品には,この規格は適用しない。

JISA5364 規格全文情報

規格番号
JIS A5364 
規格名称
プレキャストコンクリート製品―材料及び製造方法の通則
規格名称英語訳
Precast concrete products -- General rules of materials and product methods
制定年月日
2000年7月20日
最新改正日
2016年4月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

91.100.30, 93.080.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
土木 I 2020, 土木 II 2020
改訂:履歴
2000-07-20 制定日, 2004-03-20 改正日, 2007-05-20 改正日, 2010-03-23 改正日, 2014-10-20 確認日, 2016-04-20 改正
ページ
JIS A 5364:2016 PDF [13]
                                                                                   A 5364 : 2016

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 材料・・・・[2]
  •  4.1 フレッシュコンクリートの材料・・・・[2]
  •  4.2 フレッシュコンクリート・・・・[4]
  •  4.3 鋼材(PC鋼材,鉄筋及び鋼管)・・・・[4]
  •  4.4 その他の材料・・・・[5]
  •  5 製造方法・・・・[5]
  •  5.1 材料の計量・・・・[5]
  •  5.2 鋼材の組立・・・・[5]
  •  5.3 プレストレスの導入・・・・[5]
  •  5.4 成形・・・・[5]
  •  5.5 養生・・・・[6]
  •  5.6 脱型・・・・[6]
  •  5.7 コンクリートの品質管理・・・・[7]
  •  6 表示・・・・[7]
  •  7 運搬・貯蔵・出荷・・・・[7]
  •  附属書A(参考)プレキャストコンクリート製品用コンクリート・・・・[8]
  •  附属書B(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[11]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 5364 pdf 1] ―――――

A 5364 : 2016

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,特定非営利活動法
人コンクリート製品JIS協議会(JPCC)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具
して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正
した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS A 5364:2010は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 5364 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
A 5364 : 2016

プレキャストコンクリート製品−材料及び製造方法の通則

Precast concrete products- General rules of materials and product methods

1 適用範囲

  この規格は,プレキャストコンクリート製品(以下,PCa製品という。)の材料及び製造方法の一般的事
項について規定する。ただし,日本工業規格(日本産業規格)が別途定められている建築用コンクリート製品には,この規
格は適用しない。
なお,技術的に重要な改正に関する新旧対照表を附属書Bに記載する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 0203 コンクリート用語
JIS A 5002 構造用軽量コンクリート骨材
JIS A 5005 コンクリート用砕石及び砕砂
JIS A 5011-1 コンクリート用スラグ骨材−第1部 : 高炉スラグ骨材
JIS A 5011-2 コンクリート用スラグ骨材−第2部 : フェロニッケルスラグ骨材
JIS A 5011-3 コンクリート用スラグ骨材−第3部 : 銅スラグ骨材
JIS A 5011-4 コンクリート用スラグ骨材−第4部 : 電気炉酸化スラグ骨材
JIS A 5021 コンクリート用再生骨材H
JIS A 5022 再生骨材Mを用いたコンクリート
JIS A 5023 再生骨材Lを用いたコンクリート
JIS A 5031 一般廃棄物,下水汚泥又はそれらの焼却灰を溶融固化したコンクリート用溶融スラグ骨

JIS A 5041 コンクリート用砕石粉
JIS A 5308 レディーミクストコンクリート
JIS A 5371 プレキャスト無筋コンクリート製品
JIS A 5372 プレキャスト鉄筋コンクリート製品
JIS A 5390 鉄筋コンクリート製品用プラスチックスペーサ
JIS A 5525 鋼管ぐい
JIS A 6201 コンクリート用フライアッシュ
JIS A 6202 コンクリート用膨張材

――――― [JIS A 5364 pdf 3] ―――――

2
A 5364 : 2016
JIS A 6204 コンクリート用化学混和剤
JIS A 6205 鉄筋コンクリート用防せい剤
JIS A 6206 コンクリート用高炉スラグ微粉末
JIS A 6207 コンクリート用シリカフューム
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 3109 PC鋼棒
JIS G 3112 鉄筋コンクリート用棒鋼
JIS G 3117 鉄筋コンクリート用再生棒鋼
JIS G 3137 細径異形PC鋼棒
JIS G 3444 一般構造用炭素鋼鋼管
JIS G 3506 硬鋼線材
JIS G 3521 硬鋼線
JIS G 3532 鉄線
JIS G 3536 PC鋼線及びPC鋼より線
JIS G 3538 PC硬鋼線
JIS G 3551 溶接金網及び鉄筋格子
JIS G 4322 鉄筋コンクリート用ステンレス異形棒鋼
JIS G 5502 球状黒鉛鋳鉄品
JIS K 6353 水道用ゴム
JIS R 5210 ポルトランドセメント
JIS R 5211 高炉セメント
JIS R 5212 シリカセメント
JIS R 5213 フライアッシュセメント
JIS R 5214 エコセメント

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0203による。

4 材料

4.1 フレッシュコンクリートの材料

4.1.1  セメント
セメントは,次のいずれかの規格に適合するもの,又は品質がこれらと同等以上のものでなければなら
ない。
JIS R 5210,JIS R 5211,JIS R 5212,JIS R 5213,JIS R 5214
なお,JIS R 5214は,これを用いたコンクリートの長期実績がなく,乾燥収縮,クリープなどが明らか
でないことから,プレストレスを付与するプレストレストコンクリート製品(以下,PC製品という。)に
は,用いてはならない。
4.1.2 骨材
4.1.2.1 一般
骨材は,次による。

――――― [JIS A 5364 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
A 5364 : 2016
a) 骨材は,清浄,堅硬及び耐久的で,適切な粒度をもち,ごみ,泥,薄い石片,細長い石片,有機不純
物,塩化物などを有害量含んでいてはならない。
b) 粗骨材の最大寸法は40 mm以下とし,製品の最小厚さの2/5以下で,かつ,鋼材の最小あきの4/5を
超えてはならない。ただし,十分に締固めをできることが確認されている場合は,この限りではない。
c) 骨材は,全アルカリ量が明らかなポルトランドセメントなどを使用し,コンクリート中のアルカリ総
量が3.0 kg/m3以下の場合はアルカリシリカ反応による区分を問わない。コンクリート中のアルカリ総
量が3.0 kg/m3を超える場合は,JIS A 5308の附属書Bによってアルカリシリカ反応抑制対策を講じな
ければならない。ただし,JIS A 5011-1に規定する高炉スラグ骨材を使用する場合は,この限りでは
ない。コンクリート中のアルカリ総量の計算は,JIS A 5308の附属書Bによって行う。
4.1.2.2 構造用軽量コンクリート骨材
構造用軽量コンクリート骨材を使用する場合は,JIS A 5002に適合するもの,又は品質がこれと同等以
上のものでなければならない。
4.1.2.3 砕石及び砕砂
砕石及び砕砂を使用するときは,JIS A 5005に適合するもの,又は品質がこれと同等以上のものでなけ
ればならない。
4.1.2.4 スラグ骨材
スラグ骨材を使用するときは,次のいずれかの規格に適合するもの,又は品質がこれらと同等以上のも
のでなければならない。
JIS A 5011-1,JIS A 5011-2,JIS A 5011-3,JIS A 5011-4
4.1.2.5 一般廃棄物,下水汚泥又はそれらの焼却灰を溶融固化したコンクリート用溶融スラグ骨材
一般廃棄物,下水汚泥又はそれらの焼却灰を溶融固化したコンクリート用溶融スラグ骨材(以下,溶融
スラグ骨材という。)を使用する場合には,JIS A 5031に適合するものとし,設計基準強度が35 N/mm2以
下のプレキャスト無筋コンクリート製品(以下,URC製品という。)及びプレキャスト鉄筋コンクリート
製品(以下,RC製品という。)に適用する。ただし,PCa製品の特性及び要求される強度,耐久性,製品
の置かれる環境などの適用条件を熟知し,かつ購入者から要求があった場合には,設計基準強度が35
N/mm2を超えるJIS A 5371に規定するURC製品及びJIS A 5372に規定するRC製品に溶融スラグ骨材を
用いてもよい。
なお,建築用のPCa製品(建築物の基礎,主要構造部その他安全上,防火上若しくは衛生上重要である
部分,又は工作物に使用するもの)には,溶融スラグ骨材を用いてはならない。
4.1.2.6 再生骨材
再生骨材を使用するときは,次のいずれかの規格に適合するものでなければならない。
JIS A 5021,JIS A 5022の附属書A,JIS A 5023の附属書A
再生骨材を使用する場合には,コンクリートの品質(圧縮強度,乾燥収縮特性,耐久性など)への影響
を試験データなどによって十分に調査し,PCa製品の要求性能を損なわないことを確認する。また,購入
者から要求があった場合には,その試験データなどを提示できなければならない。ただし,再生骨材を用
いたコンクリートでは,乾燥収縮及びクリープが大きく,PC製品にこれを用いるとプレストレスの損失量
が大きくなること及び再生骨材を用いたコンクリートの緊張力を受けた鋼材を保護する性能が明確にはな
っていないことから,PC製品の場合には,再生骨材を使用してはならない。
4.1.2.7 砂利及び砂
砂利及び砂を使用するときは,JIS A 5308に適合するもの,又は品質がこれと同等以上のものでなけれ

――――― [JIS A 5364 pdf 5] ―――――

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JIS A 5364:2016の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 5364:2016の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISA0203:2019
コンクリート用語
JISA5002:2003
構造用軽量コンクリート骨材
JISA5005:2009
コンクリート用砕石及び砕砂
JISA5005:2020
コンクリート用砕石及び砕砂
JISA5011-1:2018
コンクリート用スラグ骨材―第1部:高炉スラグ骨材
JISA5011-2:2016
コンクリート用スラグ骨材―第2部:フェロニッケルスラグ骨材
JISA5011-3:2016
コンクリート用スラグ骨材―第3部:銅スラグ骨材
JISA5011-4:2018
コンクリート用スラグ骨材―第4部:電気炉酸化スラグ骨材
JISA5021:2018
コンクリート用再生骨材H
JISA5022:2018
再生骨材コンクリートM
JISA5023:2018
再生骨材コンクリートL
JISA5031:2016
一般廃棄物,下水汚泥又はそれらの焼却灰を溶融固化したコンクリート用溶融スラグ骨材
JISA5041:2009
コンクリート用砕石粉
JISA5308:2019
レディーミクストコンクリート
JISA5371:2016
プレキャスト無筋コンクリート製品
JISA5372:2016
プレキャスト鉄筋コンクリート製品
JISA5390:2001
鉄筋コンクリート製品用プラスチックスペーサ
JISA5525:2019
鋼管ぐい
JISA6201:2015
コンクリート用フライアッシュ
JISA6202:2017
コンクリート用膨張材
JISA6204:2011
コンクリート用化学混和剤
JISA6205:2003
鉄筋コンクリート用防せい剤
JISA6206:2013
コンクリート用高炉スラグ微粉末
JISA6207:2016
コンクリート用シリカフューム
JISG3101:2015
一般構造用圧延鋼材
JISG3101:2020
一般構造用圧延鋼材
JISG3109:2008
PC鋼棒
JISG3109:2020
PC鋼棒
JISG3112:2020
鉄筋コンクリート用棒鋼
JISG3117:2017
鉄筋コンクリート用再生棒鋼
JISG3137:2008
細径異形PC鋼棒
JISG3137:2020
細径異形PC鋼棒
JISG3444:2015
一般構造用炭素鋼鋼管
JISG3444:2021
一般構造用炭素鋼鋼管
JISG3506:2017
硬鋼線材
JISG3521:2018
硬鋼線
JISG3532:2011
鉄線
JISG3536:2014
PC鋼線及びPC鋼より線
JISG3538:1994
PC硬鋼線
JISG3551:2005
溶接金網及び鉄筋格子
JISG3551:2021
溶接金網及び鉄筋格子
JISG4322:2008
鉄筋コンクリート用ステンレス異形棒鋼
JISG5502:2001
球状黒鉛鋳鉄品
JISK6353:1997
水道用ゴム
JISR5210:2009
ポルトランドセメント
JISR5211:2009
高炉セメント
JISR5212:2009
シリカセメント
JISR5213:2009
フライアッシュセメント
JISR5214:2019
エコセメント