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JIS B 4313:2008 規格概要
この規格 B4313は、ストレートシャンク,モールステーパシャンク又はミーリングシャンクをもつ高速度工具鋼ドリルに対する技術仕様について規定。受渡当事者間の協定によって特殊ドリルに準用してもよい。
JISB4313 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B4313
- 規格名称
- 高速度工具鋼ドリル―技術仕様
- 規格名称英語訳
- High-speed steel two-flute twist drills -- Technical specifications
- 制定年月日
- 2002年7月20日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 10899:1996(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 25.100.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 工具 2020
- 改訂:履歴
- 2002-07-20 制定日, 2008-03-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS B 4313:2008 PDF [17]
B 4313 : 2008
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 等級・・・・[2]
- 5 ドリルのねじれ方向・・・・[3]
- 6 寸法・・・・[3]
- 6.1 ドリルの刃部・・・・[3]
- 6.2 ストレートシャンクの径・・・・[3]
- 6.3 テーパシャンクの寸法・・・・[3]
- 6.4 ミーリングシャンクの径・・・・[3]
- 6.5 振れ公差・・・・[3]
- 6.6 長さ・・・・[4]
- 6.7 心厚・・・・[4]
- 6.8 ウェブの振り分け・・・・[5]
- 6.9 マージン幅・・・・[6]
- 6.10 リップハイト・・・・[7]
- 6.11 チゼルエッジの偏心・・・・[7]
- 6.12 ドリルの角度・・・・[8]
- 7 材料及び硬さ・・・・[8]
- 8 表面粗さ・・・・[8]
- 9 測定方法・・・・[8]
- 9.1 直径,振れ,チゼルエッジの偏心,リップハイト及びウェブの振り分け・・・・[8]
- 9.2 硬さ・・・・[8]
- 9.3 表面粗さ・・・・[8]
- 10 検査・・・・[9]
- 11 表示・・・・[9]
- 11.1 製品の表示・・・・[9]
- 11.2 包装の表示・・・・[9]
- 附属書JA(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[12]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 4313 pdf 1] ―――――
B 4313 : 2008
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本工具工業会
(JSCTA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出が
あり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,
JIS B 4313:2002は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 4313 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 4313 : 2008
高速度工具鋼ドリル−技術仕様
High-speed steel two-flute twist drills−Technical specifications
序文
この規格は,1996年に第1版として発行されたISO 10899を基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,市場
からの要望のあった精級を追加し,国内の実情に合わせるため,技術的内容を変更して作成した日本工業
規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,ストレートシャンク,モールステーパシャンク又はミーリングシャンクをもつ高速度工具
鋼ドリル(以下,ドリルという。)に対する技術仕様について規定する。この規格は,転造以外の製造方法
に適用する。ただし,受渡当事者間の協定によって特殊ドリルに準用してもよい。
この規格は,次の規格に適用する。
なお,この規格と個別規格とで形状・寸法の規定が重複する場合は,個別規格を優先する。
JIS B 4301 ストレートシャンクドリル
JIS B 4302 モールステーパシャンクドリル
JIS B 4305 ストレートシャンクロングドリル
JIS B 4306 モールステーパシャンクロングドリル
JIS B 4307 ストレートシャンクスタブドリル
JIS B 4314 ミーリングシャンクドリル−形状・寸法
注記1 この規格は高速度工具鋼ドリルの技術仕様について規定するものであるが,この規格単独で
は適合性評価を行うことは,意図していない。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 10899:1996,High-speed steel two-flute twist drills−Technical specifications (MOD)
なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを
示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0171 ドリル用語
注記 対応国際規格 : ISO 5419:1982,Twist drills−Terms,definitions and types (MOD)
――――― [JIS B 4313 pdf 3] ―――――
2
B 4313 : 2008
JIS B 0401-2 寸法公差及びはめあいの方式−第2部 : 穴及び軸の公差等級並びに寸法許容差の表
注記 対応国際規格 : ISO 286-2:1988,ISO system of limits and fits−Part 2: Tables of standard tolerance
grades and limit deviations for holes and shafts (IDT)
JIS B 0405 普通公差−第1部 : 個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差
注記 対応国際規格 : ISO 2768-1:1989,General tolerances−Part 1: Tolerances for linear and angular
dimensions without individual tolerance indications (IDT)
JIS B 0601 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状 : 輪郭曲線方式−用語,定義及び表面性状パラメー
タ
JIS B 0651 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状 : 輪郭曲線方式−触針式表面粗さ測定機の特性
JIS B 3301 テーパゲージ−モールステーパ及びメトリックテーパ
JIS B 4003 工具用テーパシャンク部及びソケット−形状・寸法
注記 対応国際規格 : ISO 296:1991,Machine tools−Self-holding tapers for tool shanks (MOD)
JIS B 4301 ストレートシャンクドリル
JIS B 4302 モールステーパシャンクドリル
JIS B 4305 ストレートシャンクロングドリル
JIS B 4306 モールステーパシャンクロングドリル
JIS B 4307 ストレートシャンクスタブドリル
JIS B 4314 ミーリングシャンクドリルの形状・寸法
JIS B 7153 測定顕微鏡
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS B 7540 Vブロック
JIS B 7725 ビッカース硬さ試験−試験機の検証
注記 対応国際規格 : ISO 6507-2:2005,Metallic materials−Vickers hardness test−Part 2: Verification
and calibration of testing machines (MOD)
JIS B 7726 ロックウェル硬さ試験−試験機の検証
JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材
JIS G 4403 高速度工具鋼鋼材
JIS G 7701 工具鋼(ISO仕様)
JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験−試験方法
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験−試験方法
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0171による。
4 等級
技術仕様の等級は,公差によって精級(精級の等級記号はA)及び並級(並級は等級記号を定めない。)
の2種類とする。
――――― [JIS B 4313 pdf 4] ―――――
3
B 4313 : 2008
5 ドリルのねじれ方向
ドリルのねじれ方向は,右ねじれ及び左ねじれともこの規格に基づく。特に指定がない場合には,右ね
じれとする。
6 寸法
6.1 ドリルの刃部
ドリルの刃部の寸法は,9.1の測定を行ったとき,次の事項を満足しなければならない。
a) 直径 ドリルの刃部の直径及び直径の許容差は,箇条1(適用範囲)に示すドリル規格の規定による。
b) バックテーパ バックテーパは,長さ100 mmにつき0.020.10 mmとする。ただし,直径が1 mm未
満のドリルについては,付けなくてもよい。
6.2 ストレートシャンクの径
シャンク径の許容差は,JIS B 0401-2に規定する公差域クラスh11とする。ただし,バックテーパの範
囲によっては適用しなくてもよい。
6.3 テーパシャンクの寸法
テーパシャンクの寸法は,JIS B 4003による。
6.4 ミーリングシャンクの径
シャンクの径は,JIS B 4314による。シャンク径の許容差は,JIS B 0401-2に規定する公差域クラスh8
とする。
6.5 振れ公差
振れ公差は,9.1の測定を行ったとき,次の事項を満足しなければならない。
a) 精級 精級のシャンク軸線に対する振れ公差は,表1による。ただし,直径が2 mm未満のドリルに
は,適用しない。
表1−精級のシャンク軸線に対する外周コーナのマージン部の振れ公差
単位 mm
項目 直径D 全長L
75以下 75を超え 100を超え 150を超え 200を超え
100以下 150以下 200以下 250以下
振れ 2.0以上 3.0以下 0.02 −a) −a) −a) −a)
tr 3.0を超え6.0以下 0.02 0.03 −a) −a) −a)
6.0を超え 10.0以下 0.02 0.03 0.04 −a) −a)
10.0を超え 18.0以下 0.03 0.03 0.04 0.05 −a)
18.0を超え 32.0以下 0.03 0.03 0.04 0.05 0.05
注a) −は振れ公差を規定しない。
b) 並級 並級の振れは,式(1)で計算した公差内でなければならない。ただし,直径が2 mm未満のドリ
ルには,適用しない。
振れの公差の計算例を,図1に示す。
tr=0.03+0.01 L/D (1)
ここに, D : ドリルの直径(mm)
L : ドリルの全長(mm)
tr : 振れ(mm)
――――― [JIS B 4313 pdf 5] ―――――
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JIS B 4313:2008の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 10899:1996(MOD)
JIS B 4313:2008の国際規格 ICS 分類一覧
- 25 : 生産工学 > 25.100 : 切削工具 > 25.100.30 : ドリル,ストレートシャンク,リーマ
JIS B 4313:2008の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0171:2014
- ドリル用語
- JISB0401-2:2016
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―長さに関わるサイズ公差のISOコード方式―第2部:穴及び軸の許容差並びに基本サイズ公差クラスの表
- JISB0405:1991
- 普通公差―第1部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差
- JISB0601:2013
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―用語,定義及び表面性状パラメータ
- JISB0651:2001
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―触針式表面粗さ測定機の特性
- JISB3301:2008
- テーパゲージ―モールステーパ及びメトリックテーパ
- JISB4003:1999
- 工具用テーパシャンク部及びソケット―形状・寸法
- JISB4301:2007
- ストレートシャンクドリル
- JISB4302:2007
- モールステーパシャンクドリル
- JISB4305:1950
- モールステーパシャンクドリル検査
- JISB4305:1958
- ネジ下ギリ
- JISB4305:2002
- ストレートシャンクロングドリル
- JISB4306:2002
- モールステーパシャンクロングドリル
- JISB4307:2007
- ストレートシャンクスタブドリル
- JISB4314:2002
- ミーリングシャンクドリルの形状・寸法
- JISB7153:1995
- 測定顕微鏡
- JISB7502:2016
- マイクロメータ
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ
- JISB7540:1972
- Vブロック
- JISB7725:2010
- ビッカース硬さ試験―試験機の検証及び校正
- JISB7725:2020
- ビッカース硬さ試験―試験機の検証及び校正
- JISB7726:2017
- ロックウェル硬さ試験―試験機及び圧子の検証及び校正
- JISG4051:2016
- 機械構造用炭素鋼鋼材
- JISG4403:2015
- 高速度工具鋼鋼材
- JISG7701:2000
- 工具鋼(ISO仕様)
- JISZ2244:2009
- ビッカース硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2016
- ロックウェル硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2021
- ロックウェル硬さ試験―試験方法