この規格ページの目次
JIS K 1467:2003 規格概要
この規格 K1467は、電池に用いる電解二酸化マンガンについて規定。
JISK1467 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K1467
- 規格名称
- 電池用電解二酸化マンガン
- 規格名称英語訳
- Electrolytic Manganese Dioxide for Batteries
- 制定年月日
- 1965年6月1日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 29.220.01, 71.060.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1965-06-01 制定日, 1971-04-01 確認日, 1974-11-01 確認日, 1978-01-01 確認日, 1983-03-01 確認日, 1984-03-01 改正日, 1989-06-01 確認日, 2002-02-20 確認日, 2003-05-20 改正日, 2007-11-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS K 1467:2003 PDF [16]
K 1467 : 2003
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人電池工業
会(BAJ)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出が
あり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,
JIS K 1467:1984は改正され,この規格に置き換えられる。
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 1467 pdf 1] ―――――
K 1467 : 2003
pdf 目 次
ページ
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 品質・・・・[1]
- 4. 試料採取方法・・・・[2]
- 5. 試験方法・・・・[2]
- 5.1 一般事項・・・・[2]
- 5.2 二酸化マンガン (MnO2)・・・・[2]
- 5.3 水分・・・・[4]
- 5.4 塩酸不溶分・・・・[4]
- 5.5 鉄 (Fe)・・・・[5]
- 5.6 鉛 (Pb)・・・・[6]
- 5.7 銅 (Cu)・・・・[7]
- 5.8 硫酸イオン・・・・[9]
- 5.9 pH値・・・・[10]
- 5.10 ふるい残分・・・・[11]
- 5.11 見掛密度・・・・[12]
- 6. 包装・・・・[13]
- 7. 表示・・・・[14]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 1467 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 1467 : 2003
電池用電解二酸化マンガン
Electrolytic Manganese Dioxide for Batteries
1. 適用範囲
この規格は,電池に用いる電解二酸化マンガン(以下,電池用電解二酸化マンガンという。)
について規定する。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0010 標準物質―標準液―銅
JIS K 0015 鉛標準液
JIS K 0016 鉄標準液
JIS K 0028 硫酸イオン標準液
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0116 発光分光分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
JIS K 8005 容量分析用標準物質
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8116 塩化アンモニウム(試薬)
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8160 塩化マンガン(II)四水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8247 過マンガン酸カリウム(試薬)
JIS K 8519 しゅう酸二水和物(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS R 1301 化学分析用磁器るつぼ
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
JIS Z 8801-1 試験用ふるい−第1部 : 金属製網ふるい
JIS Z 8802 pH測定方法
3. 品質
品質は,5.によって試験し,表1に適合しなければならない。
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K 1467 : 2003
なお,pH値,ふるい残分及び見掛密度は,当事者間の協定による。
表 1 電池用電解二酸化マンガンの品質
項目 品質
%
二酸化マンガン(MnO2) 90 以上
水分 3.0 以下
塩酸不溶分 0.5 以下
鉄(Fe) 0.03 以下
鉛(Pb) 0.01 以下
銅(Cu) 0.001以下
硫酸イオン(SO42−) 1.5 以下
4. 試料採取方法
試料は,品質が同一とみなされる1ロットから,ランダムに2袋を抜き取り,各袋か
ら500 gを袋全体を代表するように採取する。採取した試料ごとに,清浄な乾燥した容器に入れ,密封保
管し,各試験に用いる。
5. 試験方法
警告 これらの試験を行う際には,適切な予防措置を講じなければ身体に危害を与える場合がある。
試験手順は,適切な資格と経験とをもつ専門家の管理監督のもと,JIS K 0050の14.(化学分析上の
注意事項)に従い,適切な保護措置を装備した上での実施を前提としている。
5.1 一般事項
一般事項は,次による。
a) 共通する試験方法は,JIS K 0050,JIS K 0116又はJIS K 0121による。
b) 特に指定のない限り,試験は,JIS Z 8703に規定する常温20±15 ℃で行う。
c) 試験結果は,各袋の試料ごとに試験を行って得た値の平均値で表す。
5.2 二酸化マンガン (MnO2)
5.2.1 要旨 試料にしゅう酸溶液を加え,加温溶解した後,過剰のしゅう酸を過マンガン酸カリウム溶液
で逆滴定し,試料と反応したしゅう酸量から二酸化マンガンの含有率を求める。
5.2.2 試薬 試薬は,次による。
a) しゅう酸溶液 (7 g/L) IS K 8519に規定するしゅう酸二水和物(試薬)9.8 gを水800 mlに溶解し,
硫酸(1+1)200 mlを加えたもの。
b) 0.02 mol/L 過マンガン酸カリウム溶液
1) 調製 JIS K 8247に規定する過マンガン酸カリウム3.2 gをビーカー2 lにはかりとり,水1050 ml
を加えて12時間穏やかに煮沸した後,約18時間暗所に放置する。その上澄み液をブフナ−漏斗
型ガラスろ過器(17G4又は25G4)を用いてろ過する(この場合,ろ過の前後に水洗はしない)。約
30分間水蒸気洗浄した遮光した気密容器に入れて暗所に保存する。
2) 標定 JIS K 8005に規定する容量分析用標準物質のしゅう酸ナトリウムの必要量を200 ℃で約60
分間加熱した後,デシケーターに入れ放冷する。その0.200.24 gを0.1 mgのけたまではかりとり,
コニカルビーカー500 mlに移し,水200 mlを加え溶かす。硫酸(1+1)20 mlを加え,液温を25
30 ℃にし,緩くかき混ぜながら5.2.2 b) 1)で調整した液を,滴定所要量の約2 ml手前までビュレッ
トのコックを全開にして加え,液の紅色が消えるまで放置する。次に5060 ℃に加熱し,引き続
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K 1467 : 2003
き滴定する。終点は,液の微紅色が約30秒間色が残る点とする。別に,水200 mlと硫酸(1+1)20
mlをビーカー500 mlにはかりとり,5060 ℃に加熱し,同一条件で空試験を行って滴定量を補正
する。次の式によって,0.02 mol/L過マンガン酸カリウム溶液のファクターを算出する。
m A
f= ×
0.006700×(ab
- ) 100
ここに, f : 0.02 mol/L過マンガン酸カリウム溶液のファクター
m : はかりとったしゅう酸ナトリウムの質量 (g)
A : しゅう酸ナトリウムの純度 (%)
0.006 700 : 0.02 mol/L過マンガン酸カリウム溶液1 mlに相当するしゅ
う酸ナトリウムの量 (g)
a : 滴定に要した0.02 mol/L過マンガン酸カリウム溶液の量
(ml)
b : 空試験に要した0.02 mol/L過マンガン酸カリウム溶液の量
(ml)
5.2.3 装置及び器具 装置及び器具は,次による。
マグネチックスターラ 三角フラスコ内の液温を5060 ℃に調節できる水浴付のもの。
5.2.4 操作 操作は,次による。
a) 試料約0.25 gを三角フラスコ500 mlに0.1 mgのけたまではかりとり,これに全量ピペットで,しゅ
う酸溶液50 mlを加える。
b) 漏斗で覆い,フラスコ内の液温が5060 ℃になるように水浴の液温を調節しながら,1520分間マ
グネチックスターラでかき混ぜ溶解させる。
c) 漏斗の内外壁及びフラスコの内壁に飛散した溶液を洗い落とし,液量を約60 mlに調節する。
d) 溶液の液温を2530 ℃とし,かき混ぜながら0.02 mol/L過マンガン酸カリウム溶液を滴定所要量の
約2 ml手前まで,ビュレットのコックを全開にして加える。
e) 紅色が消えるまで放置した後,5060 ℃に加熱しながら滴定を続け,30秒間以上薄い紅色が消えな
くなった時を終点とする(1)。
注(1) 終点前の0.5 mlからは1滴ずつ加え,前に加えた過マンガン酸カリウムの色が消えてから,次
の1滴を加える。
f) 空試験として,別に全量ピペットでしゅう酸溶液50 mlを取り,水を加えて液量を約60 mlとした後,
d)及びe) の操作を行う。
5.2.5 計算 二酸化マンガンの含有率は,次の式によって算出する。
b a .0004 347 f
A 100
100 H
S
100
ここに, A : 二酸化マンガンの含有率 (%)
a : 滴定に要した0.02 mol/L過マンガン酸カリウム溶液の量
(ml)
b : 空試験に要した0.02 mol/L過マンガン酸カリウム溶液の量
(ml)
f : 0.02 mol/L過マンガン酸カリウム溶液のファクター
S : 試料の質量 (g)
H : 5.3で求めた試料中の水分 (%)
0.004 347 : 0.02 mol/L過マンガン酸カリウム溶液1 mlに相当する二酸
化マンガン量(g/ml)
――――― [JIS K 1467 pdf 5] ―――――
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JIS K 1467:2003の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 1467:2003の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0010:1997
- 標準物質 ― 標準液 ― 銅
- JISK0015:1983
- 鉛標準液
- JISK0016:1983
- 鉄標準液
- JISK0028:1994
- 硫酸イオン標準液
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0116:2014
- 発光分光分析通則
- JISK0121:2006
- 原子吸光分析通則
- JISK0557:1998
- 用水・排水の試験に用いる水
- JISK8005:2014
- 容量分析用標準物質
- JISK8085:2006
- アンモニア水(試薬)
- JISK8085:2021
- アンモニア水(試薬)
- JISK8116:2006
- 塩化アンモニウム(試薬)
- JISK8155:2017
- 塩化バリウム二水和物(試薬)
- JISK8160:2017
- 塩化マンガン(II)四水和物(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8247:2015
- 過マンガン酸カリウム(試薬)
- JISK8519:2016
- しゅう酸二水和物(試薬)
- JISK8550:2006
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8550:2021
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISP3801:1995
- ろ紙(化学分析用)
- JISR1301:1987
- 化学分析用磁器るつぼ
- JISR3503:1994
- 化学分析用ガラス器具
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態
- JISZ8801-1:2019
- 試験用ふるい―第1部:金属製網ふるい
- JISZ8802:2011
- pH測定方法