この規格ページの目次
JIS K 8550:2021 規格概要
この規格 K8550は、試薬として用いる硝酸銀について規定。
JISK8550 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K8550
- 規格名称
- 硝酸銀(試薬)
- 規格名称英語訳
- Silver nitrate (Reagent)
- 制定年月日
- 1951年11月28日
- 最新改正日
- 2021年3月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 6353-2:1983(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1951-11-28 制定日, 1954-11-27 改正日, 1957-10-30 改正日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1978-01-01 確認日, 1979-07-01 改正日, 1984-12-01 確認日, 1991-06-01 確認日, 1994-01-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-04-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2021-03-22 改正
- ページ
- JIS K 8550:2021 PDF [12]
K 8550 : 2021
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類・・・・[2]
- 4 性質・・・・[2]
- 4.1 性状・・・・[2]
- 4.2 定性方法・・・・[2]
- 5 品質・・・・[2]
- 6 試験方法・・・・[2]
- 6.1 一般事項・・・・[2]
- 6.2 純度(AgNO3)・・・・[3]
- 6.3 水溶状・・・・[3]
- 6.4 酸・・・・[4]
- 6.5 塩化物(Cl)・・・・[4]
- 6.6 硫酸塩(SO4)・・・・[5]
- 6.7 塩酸で沈殿しない物質(硫酸塩)・・・・[5]
- 6.8 銅(Cu),鉛(Pb)及び鉄(Fe)・・・・[6]
- 7 容器・・・・[7]
- 8 表示・・・・[7]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[9]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 8550 pdf 1] ―――――
K 8550 : 2021
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を
改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格で
ある。これによって,JIS K 8550:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,令和3年9月21日までの間は,産業標準化法第30条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8550:2006を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 8550 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
K 8550 : 2021
硝酸銀(試薬)
Silver nitrate (Reagent)
AgNO3 FW:169.87
序文
この規格は,1983年に第1版として発行されたISO 6353-2を基とし,技術の発達に合わせ,技術的内
容を変更して作成した日本産業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いる硝酸銀について規定する。
警告1 硝酸銀は,劇物なので,粘膜·皮膚に付着しないようにする。また,熱,火花,裸火,高温
のもののような着火源及び可燃物から遠ざける。
警告2 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とす
る。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするもので
はない。この規格の利用者は,安全データシート(SDS)などを参考にして各自の責任にお
いて安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6353-2:1983,Reagents for chemical analysis−Part 2: Specifications−First series R 28 Silver
nitrate(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
――――― [JIS K 8550 pdf 3] ―――――
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K 8550 : 2021
JIS K 8896 メチルレッド(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)·12水(試薬)
JIS K 9000 チオシアン酸アンモニウム(試薬)
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS R 1302 化学分析用磁器蒸発ざら
JIS Z 0701 包装用シリカゲル乾燥剤
3 種類
種類は,特級とする。
4 性質
4.1 性状
硝酸銀は,光沢のある無色から白の結晶又は白い結晶性粉末で,水に極めて溶けやすく,エタノール
(99.5)にやや溶けにくく,ジエチルエーテルに溶けにくい。光によって,徐々に着色する。
4.2 定性方法
定性方法は,次による。
a) 試料1 gに水20 mLを加えて溶かす(A液)。A液5 mLに硫酸5 mLを加え冷却した後,硫酸鉄(II)
溶液(100 g/L)2 mLを積層させると,二つの液の境界面に褐色の輪帯が現れる。
b) 液5 mLに塩酸(2+1)1 mLを加えると,白い沈殿が生じる。
5 品質
品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(AgNO3) 質量分率 % 99.8以上 6.2
水溶状 − 試験適合 6.3
酸 − 試験適合 6.4
塩化物(Cl) 質量分率 % 0.001以下 6.5
硫酸塩(SO4) 質量分率 % 0.002以下 6.6
塩酸で沈殿しない物質(硫酸塩) 質量分率 % 0.01以下 6.7
銅(Cu) 質量分率 ppm 2以下 6.8
鉛(Pb) 質量分率 ppm 2以下 6.8
鉄(Fe) 質量分率 ppm 2以下 6.8
6 試験方法
6.1 一般事項
試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
――――― [JIS K 8550 pdf 4] ―――――
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K 8550 : 2021
6.2 純度(AgNO3)
純度(AgNO3)の試験方法は,次による。
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次による。
1) 硝酸(1+2) JIS K 8541に規定する硝酸(質量分率60 %61 %,特級)の体積1と水の体積2と
を混合したもの。
2) 硫酸アンモニウム鉄(III)溶液 JIS K 8982に規定する硫酸アンモニウム鉄(III)·12水10 gをは
かりとり,硝酸(1+2)10 mL及び水80 mLを加えて溶かしたもの。
3) 0.1 mol/L チオシアン酸アンモニウム溶液 JIS K 9000に規定するチオシアン酸アンモニウムを用
い,JIS K 8001のJA.6.4 s)(0.1 mol/L チオシアン酸アンモニウム溶液)に従って,調製,標定及び
計算したもの。
b) 操作 操作は,次による。
1) 試料2.5 gを全量フラスコ250 mLに0.1 mgの桁まではかりとり,水を加えて溶かし,更に水を標線
まで加えて混合する。その溶液50 mL(試料量0.5 g)をビーカー200 mLなどに正確にとり,硝酸
(1+2)10 mL及び硫酸アンモニウム鉄(III)溶液5 mLを加える。
2) よく振り混ぜながら0.1 mol/L チオシアン酸アンモニウム溶液で滴定する。終点は液の色が褐色と
なる点とする。
c) 計算 純度(AgNO3)は,次の式を用いて計算する。
0.016987 V f
B 100
50
m1
250
ここに, B : 純度(AgNO3)(質量分率 %)
V : 滴定に要した0.1 mol/L チオシアン酸アンモニウム溶液
の体積(mL)
f : 0.1 mol/L チオシアン酸アンモニウム溶液のファクター
m1 : はかりとった試料の質量(g)
0.016 987 : 0.1 mol/L チオシアン酸アンモニウム溶液1 mLに相当す
るAgNO3の質量を示す換算係数(g/mL)
6.3 水溶状
水溶状の試験方法は,次による。
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次による。
1) 硝酸(1+2) 6.2 a) 1)による。
2) 硝酸銀溶液(20 g/L) この規格の品質を満たす硝酸銀2 gをはかりとり,水を加えて溶かし,更に
水を加えて100 mLにしたもの。褐色ガラス製瓶に保存する。
3) 塩化物標準液(Cl : 0.01 mg/mL) JIS K 8001のJA.4(標準液)による。
b) 濁りの程度の適合限度標準 濁りの程度の適合限度標準は,“澄明”を用いる。
澄明の限度標準の調製は,塩化物標準液(Cl : 0.01 mg/mL)0.2 mLを共通すり合わせ平底試験管[c)
参照]にとり,水10 mL,硝酸(1+2)1 mL及び硝酸銀溶液(20 g/L)1 mLを加え,更に水を加えて
20 mLとし,振り混ぜてから15分間放置する。
c) 器具 主な器具は,次による。
· 共通すり合わせ平底試験管 容量50 mL,直径約24 mmで目盛のあるもの。
d) 操作 操作は,次による。
――――― [JIS K 8550 pdf 5] ―――――
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JIS K 8550:2021の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 6353-2:1983(MOD)
JIS K 8550:2021の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 8550:2021の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0121:2006
- 原子吸光分析通則
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8102:2012
- エタノール(95)(試薬)
- JISK8150:2006
- 塩化ナトリウム(試薬)
- JISK8155:2017
- 塩化バリウム二水和物(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8541:2015
- 硝酸(試薬)
- JISK8541:2021
- 硝酸(試薬)
- JISK8896:2012
- メチルレッド(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISK8982:2008
- 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
- JISK9000:2008
- チオシアン酸アンモニウム(試薬)
- JISP3801:1995
- ろ紙(化学分析用)
- JISR1302:1980
- 化学分析用磁器蒸発ざら
- JISZ0701:1977
- 包装用シリカゲル乾燥剤