JIS K 9552:2015 メチルチモールブルー(試薬)

JIS K 9552:2015 規格概要

この規格 K9552は、試薬として用いるメチルチモールブルーについて規定。

JISK9552 規格全文情報

規格番号
JIS K9552 
規格名称
メチルチモールブルー(試薬)
規格名称英語訳
Methylthymol blue (Reagent)
制定年月日
1976年3月1日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
試薬 II 2020
改訂:履歴
1976-03-01 制定日, 1979-05-01 確認日, 1985-02-01 確認日, 1992-08-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2015-03-20 改正日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS K 9552:2015 PDF [9]
                                                                                   K 9552 : 2015

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類・・・・[2]
  •  4 性質・・・・[2]
  •  4.1 性状・・・・[2]
  •  4.2 定性方法・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[3]
  •  6 試験方法・・・・[3]
  •  6.1 一般事項・・・・[3]
  •  6.2 吸光度(0.04 g/L,440 nm)(乾燥後)・・・・[3]
  •  6.3 乾燥減量・・・・[5]
  •  6.4 鋭敏度・・・・[5]
  •  7 容器・・・・[7]
  •  8 表示・・・・[7]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 9552 pdf 1] ―――――

K 9552 : 2015

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 9552:1992は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 9552 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 9552 : 2015

メチルチモールブルー(試薬)

Methylthymol blue (Reagent)

                       C37HnN2NamO13S(n+m=44,m=1又は4)
FW : 778.80(m=1)又は844.74(m=4)

1 適用範囲

  この規格は,試薬として用いるメチルチモールブルー1)について規定する。
注1) メチルチモールブルーには,一ナトリウム塩及び四ナトリウム塩がある。それぞれに対応した化
学名を次に示す。
化学名(一ナトリウム塩の場合) : 2-[[2-メチル-3-[[ビス(カルボキシメチル)アミノ]メチル]-4-
オキソ-5-イソプロピル-2,5-シクロヘキサジエン-1-イリデン][2-メチル-3-[[ビス(カルボキシメチ
ル)アミノ]メチル]-4-ヒドロキシ-5-イソプロピルフェニル]メチル]ベンゼン(スルホン酸ナトリウ
ム)
化学名(四ナトリウム塩の場合) : 3,3-ビス[5-イソプロピル-4-ヒドロキシ-2-メチル-3-[[N,N-ビ
ス[(ソジオオキシカルボニル)メチル]アミノ]メチル]フェニル]-3H-2,1-ベンゾオキサチオール1,1-
ジオキシド

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引
用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法
JIS K 0115 吸光光度分析通則
JIS K 0117 赤外分光分析方法通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8005 容量分析用標準物質
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)

――――― [JIS K 9552 pdf 3] ―――――

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K 9552 : 2015
JIS K 8107 エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
JIS K 8116 塩化アンモニウム(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8201 塩化ヒドロキシルアンモニウム(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8574 水酸化カリウム(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8617 炭酸カルシウム(試薬)
JIS K 8736 エリオクロムブラックT(試薬)
JIS K 8844 ブロモフェノールブルー(試薬)
JIS K 8891 メタノール(試薬)

3 種類

  種類は,特級とする。

4 性質

4.1 性状

  メチルチモールブルーは,黄みの黒から,緑みの黒の粉末で,水に溶けやすく,エタノールに極めて溶け
にくく,ジエチルエーテルにはほとんど溶けない。水溶液の色は,酸性で黄,アルカリ性では青系統である。

4.2 定性方法

  試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117によって測定すると,波数3 427 cm-1,2 959 cm-1,1 629 cm-1,
1 409 cm-1,1 321 cm-1,1 222 cm-1,1 187 cm-1,1 139 cm-1,1 019 cm-1,914 cm-1,702 cm-1,616 cm-1及び554
cm-1付近に主な吸収ピークを認める。この場合,試料調製はJIS K 0117の5.3(粉体)のa)(錠剤法)によ
る。錠剤の調製に臭化カリウムを用いたときの赤外吸収スペクトルの例を図1に示す。試料には,四ナトリ
ウム塩のメチルチモールブルーを用いた。

――――― [JIS K 9552 pdf 4] ―――――

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K 9552 : 2015
図1−赤外吸収スペクトルの例
注記 図1は,独立行政法人産業技術総合研究所のスペクトルデータベースシステム(SDBS)から引
用したものである。

5 品質

  品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
0.40以上
吸光度(0.04 g/L,440 nm)(乾燥後) 6.2
乾燥減量 質量分率 % 10.0以下 6.3
鋭敏度 試験適合 6.4

6 試験方法

6.1 一般事項

  試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。

6.2 吸光度(0.04 g/L,440 nm)(乾燥後)

  吸光度(0.04 g/L,440 nm)(乾燥後)の試験方法は,次による。
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) 水酸化カリウム溶液(250 g/L)(必要な場合に用いる。) JIS K 8574に規定する水酸化カリウム29.4
gを水に溶かして100 mLにする。ポリエチレンなどの樹脂製瓶に保存する。
2) ブロモフェノールブルー溶液 JIS K 8844に規定するブロモフェノールブルー0.10 gをJIS K 8102に
規定するエタノール(95)50 mLに溶かし,水で100 mLにする。褐色ガラス製瓶に保存する。
3) 0.01 mol/L 塩酸 0.1 mol/L 塩酸のファクターから計算した必要な体積を全量フラスコ500 mLに正
確にとり,水を標線まで加えて混合する。使用時に調製する。
4) 0.1 mol/L 塩酸(HCl : 3.646 g/L) 0.1 mol/L塩酸の調製,標定及び計算は,次による。

――――― [JIS K 9552 pdf 5] ―――――

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JIS K 9552:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 9552:2015の関連規格と引用規格一覧