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JIS C 6445:1995 規格概要
この規格 C6445は、電気通信機器及び電子機器に用いる巻線形可変抵抗器について規定。
JISC6445 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C6445
- 規格名称
- 巻線形可変抵抗器
- 規格名称英語訳
- Wirewound potentiometers
- 制定年月日
- 1960年3月1日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- IEC 60393-5:1992(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 31.040.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1960-03-01 制定日, 1963-03-01 確認日, 1965-08-01 改正日, 1968-07-01 確認日, 1971-07-01 確認日, 1974-07-01 確認日, 1977-09-01 確認日, 1977-12-01 改正日, 1985-03-01 改正日, 1990-06-01 確認日, 1995-11-01 改正日, 2001-09-20 確認日, 2006-01-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS C 6445:1995 PDF [15]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 6445-1995
巻線形可変抵抗器
Wirewound potentiometers
1. 適用範囲 この規格は,主に電気通信機器及び電子機器に用いる巻線形可変抵抗器(以下,抵抗器と
いう。)について規定する。
備考1. この抵抗器は,円弧状に曲げた巻心に金属抵抗線を巻いたものを抵抗体とし,この上を動く
しゅう動片を軸の回転によって操作して所要の抵抗値変化を得ることができるもので,1回転
未満のものをいう。
2. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS C 0010 環境試験方法−電気・電子−通則
JIS C 2520 電熱用合金線及び帯
JIS C 2521 電気抵抗用銅ニッケル線,帯,条及び板
JIS C 2522 電気抵抗用銅マンガン線,棒及び板
JIS C 2532 一般電気抵抗用線,条及び板
JIS C 5260 電子機器用可変抵抗器通則
JIS C 5261 電子機器用可変抵抗器の試験方法
JIS H 3130 ばね用ベリリウム銅,りん青銅及び洋白の板及び条
JIS K 6915 フェノール樹脂成形材料
3. この規格の対応国際規格を,次に示す。
IEC 393-5 (1992) otentiometers for use in electronic equipment
Part 5 : Sectional specfication : Single-turn rotary low-power wirewound and non-wirewound
potentiometers
2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS C 5260及びJIS C 5261によるほか,次による。
定格電力 周囲温度が40℃以下において,抵抗体の全域(端子1,3間)に連続して負荷することがで
きる電力の最大値。
3. 形名
3.1 形名の構成 形名の構成は,次のような配列による。
例
――――― [JIS C 6445 pdf 1] ―――――
2
C 6445-1995
備考 種類を表す記号と,公称外径を表す記号を組み合わせて大きさと呼ぶ。
3.2 記号
3.2.1 種類 種類を表す記号は,巻線形可変抵抗器を表すRAの2英大文字とする。
3.2.2 公称外径 公称外径を表す記号は,表1による(付図1,2参照)。
表1 公称外径を表す記号
単位mm
記号 外径
16 16±0.5
20 20±0.5
25 2521
30 3021
40 40±2
3.2.3 特性 特性を表す記号は,電気的及び機械的性能によってX及びY,更に主として半固定用(1)の
ものによって,それぞれXC及びYCの4種類とし,表2による。
注(1) 半固定用とは,抵抗器をあらかじめ目的に応じて調節した後は使用される機器又は抵抗器の機
能に変動がない限り,原則としてこれを調節しない抵抗器の用い方をいう。
表2 特性を表す記号
記号 集中接触抵抗及び 回転寿命 低温動作 耐振性 耐電食性 温度サイクル
その温度特性(2)
X − しゅう動片に定格 −30℃,1時間抵 1055Hz,2方向 40℃,湿度90 −3085℃5サ
電力に対応する電 抗値変化±3% 4時間,端子1,3 95%,500時間, イクル抵抗値変
流を流し,15 000 間の抵抗値変化± 抵抗値変化±5%, 化±4%
回後の抵抗値変化 1% 絶縁抵抗5M 坎
±5% 上
XC 集中接触抵抗 : ± しゅう動片に定格 1055Hz,2方向
1%以内 電力に対応する電 4時間,端子1,3
集中接触抵抗の温流を流し,1 200 間及び1,2間の抵
度特性 : ±2%以内回後の抵抗値変化 抗値変化はそれぞ
±5% れ±1%,±3%
Y − 定格電力の21を加 −10℃,1時間抵
1055Hz,2方向 − −
え,15 000回後の 抗値変化±3% 4時間,端子1,3
抵抗値変化 ± 間の抵抗値変化±
3% 1%
YC 集中接触抵抗 : ± 定格電力の21を加 1055Hz,2方向 − −
1%以内 え,1 200回後の抵 4時間,端子1,3
集中接触抵抗の温 抗値変化 ±3% 間及び1,2間の抵
度特性 : ±2%以内 抗値変化はそれぞ
れ±1%,±3%
注(2) 抵抗変化特性Bに適用する(表12の番号2参照)。
3.2.4 形式 形式を表す記号は,端子の構造によって2種類とし,表3による。
表3 形式を表す記号
記号 端子の構造 適用する大きさ 備考
N 標準形 RA16RA40 付図1
P プリント配線形 RA16 付図2
――――― [JIS C 6445 pdf 2] ―――――
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C 6445-1995
3.2.5 シャフト シャフトを表す記号は,表4によるシャフトの長さを表す記号と表5によるシャフトの
形状を表す記号の組合せで表す(付図1及び付図2参照)。
表4 シャフトの長さを表す記号
記号 長さmm 適用する大きさ
10 10±1 RA16,RA20
15 15±1 RA16RA40
20 20±1
25 25±1
30 30±1
35 35±1
40 40±1
備考 シャフトの長さは,基準面からシャフト
の先端までの寸法とする。
表5 シャフトの形状を表す記号(付図3参照)
記号 形状
F 平形
R 丸形
S 溝形
備考 F形シャフトは,長さ20mm以上に適用
する。
3.2.6 抵抗変化特性 抵抗変化特性は,図1-1及び図1-2に示すように,端子1,3間(付図1及び付図2
参照)に電圧(定格電圧以下)を加えて,シャフトを時計方向又は反時計方向に回転したとき,端子1,2
間又は2,3間の出力電圧比の変化状態によって区分し,その記号は,次の3種類とする。
記号A : 図1-1のAのような折線的に変化するもの。
記号B : 図1-1のBのような直線的に変化するもの。
記号C : 図1-2のCのような折線的に変化するもの。
――――― [JIS C 6445 pdf 3] ―――――
4
C 6445-1995
図1-1 図1-2
備考1. 図中,A,B,C各実線の両側にある細い実線は,各曲線の出力電圧許容差を表し,その値は印
加電圧の百分率で表した数値を示す。
2. 回転角度の両端では,端子接続構造上わずかの範囲で抵抗値が変化しない部分がある。
3.2.7 公称全抵抗値 公称全抵抗値を表す記号は,オーム ( 圀 はキロオーム (k 圀 ‰ 表
6による。
表6 公称全抵抗値を表す記号
大きさ 抵抗変化 記号(公称全抵抗値)
特性を表
す記号
RA16 B 10 20 (30 圀 50 100 200 (300 圀 500 1k 圀
A, C 100 200 (300 圀 500 圀
RA20 B 10 20 (30 圀 50 100 200 (300 圀 500 1k 2k 圀
A, C 100 200 (300 圀 500 1k 圀
RA25 B 5 10 20 (30 圀 50 100 200 (300 圀 500 1k 2k
A, C 100 200 (300 圀 500 1k 2k 圀
RA30 B 5 10 20 (30 圀 50 100 200 (300 圀 500 1k 2k
A, C 100 200 (300 圀 500 1k 2k (3k 圀 5k 圀
RA40 B 10 20 (30 圀 50 100 200 (300 圀 500 1k 2k (3k
A, C 100 200 (300 圀 500 1k 2k (3k 圀 5k 圀
備考 括弧付きは,できるだけ使用しないこと。
3.2.8 全抵抗値許容差 全抵抗値許容差を表す記号は,表7による。
表7 全抵抗値許容差を表す記号
記号 全抵抗値許容差%
F ±1
G ±2
J ±5
K ±10
備考 F及びGは,全抵抗値100 満のもの
には適用しない。
――――― [JIS C 6445 pdf 4] ―――――
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C 6445-1995
4. 定格
4.1 定格電力 定格電力は,表8による。
周囲温度が40℃を超える場合の負荷電力は,定格電力に図2の軽減曲線によって定める定格電力比を乗
じた値を最大電力とする。
表8 定格電力
大きさ 定格電力W
抵抗変化特性 抵抗変化特性
B A及びC
RA16 0.5 0.25
RA20 1.0 0.5
RA25 1.2 0.6
RA30 2.0 1.0
RA40 2.5 1.25
図2 定格電力の軽減曲線
4.2 定格電圧 定格電圧は,定格電力に対応する直流又は交流(商用周波数,実効値)の電圧とし,次
の式によって求める。
E= PR
ここに, E : 定格電圧 (V)
P : 定格電力 (W)
R : 公称全抵抗値 ( 圀
5. 外観,構造及び寸法
5.1 外観 外観は,目視によって試験したとき,異常があってはならない。
5.2 構造及び寸法 構造及び寸法は,付図1及び付図2による。細部の形状及び構造は,この規格の性
能を満足する限り適宜とする。
5.3 シャフト シャフトの各部の寸法及び形状は,付図3による。
5.4 端子 端子1と3とはそれぞれ抵抗体の両端に,端子2はしゅう動片に接続され,いずれの端子も
シャフト及び金属カバーと絶縁されていることとする。
なお,すべての端子は,はんだ付けが容易にできるように処理されていることとする。
5.5 全回転角度 シャフト全回転角度は,表9による。
――――― [JIS C 6445 pdf 5] ―――――
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JIS C 6445:1995の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60393-5:1992(MOD)
JIS C 6445:1995の国際規格 ICS 分類一覧
- 31 : エレクトロニクス > 31.040 : 抵抗器 > 31.040.20 : 電位差計,可変抵抗器
JIS C 6445:1995の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC2520:1999
- 電熱用合金線及び帯
- JISC2521:1999
- 電気抵抗用銅ニッケル線,帯,条及び板
- JISC2522:1999
- 電気抵抗用銅マンガン線,棒及び板
- JISC2532:1999
- 一般電気抵抗用線,条及び板
- JISC5260:1996
- 電子機器用可変抵抗器通則
- JISC5261:1993
- 電子機器用可変抵抗器の試験方法
- JISC60068-1:2016
- 環境試験方法―電気・電子―第1部:通則及び指針
- JISH3130:2018
- ばね用のベリリウム銅,チタン銅,りん青銅,ニッケル―すず銅及び洋白の板及び条
- JISK6915:2006
- フェノール樹脂成形材料