JIS K 8486:2007 2,2’-ビピリジル(試薬)

JIS K 8486:2007 規格概要

この規格 K8486は、試薬として用いる2,2’-ビピリジルについて規定。

JISK8486 規格全文情報

規格番号
JIS K8486 
規格名称
2,2’-ビピリジル(試薬)
規格名称英語訳
2,2'-Bipyridyl (Reagent)
制定年月日
1955年3月5日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 6353-3:1987(MOD)
国際規格分類

ICS

71.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
試薬 I 2020, 試薬 II 2020
改訂:履歴
1955-03-05 制定日, 1958-03-03 改正日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1978-04-01 改正日, 1983-04-01 確認日, 1988-03-01 確認日, 1994-06-01 確認日, 1995-01-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2007-01-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS K 8486:2007 PDF [10]
                                                                                   K 8486 : 2007

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 一般事項・・・・[1]
  •  4 種類・・・・[2]
  •  5 性質・・・・[2]
  •  5.1 性状・・・・[2]
  •  5.2 定性方法・・・・[2]
  •  6 品質・・・・[3]
  •  7 試験及び検査方法・・・・[3]
  •  7.1 試験及び検査方法の条件並びに結果・・・・[3]
  •  7.2 純度(C10H8N2)・・・・[3]
  •  7.3 エタノール溶状・・・・[3]
  •  7.4 融点・・・・[3]
  •  7.5 強熱残分(硫酸塩)・・・・[3]
  •  7.6 鉄分析適合性・・・・[3]
  •  8 記録・・・・[4]
  •  9 容器・・・・[4]
  •  10 表示・・・・[4]
  •  附属書JA(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[5]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 8486 pdf 1] ―――――

K 8486 : 2007

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本試薬
協会(JRA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申
出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8486:1995は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護の対象になっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 8486 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                                JIS
K 8486 : 2007

2,2-ビピリジル(試薬)

2,2-Bipyridyl (Reagent)

                                   C10H8N2 FW : 156.18

序文

  この規格は,1987年に第1版として発行されたISO 6353-3,Reagents for chemical analysis−Part 3:
Specifications−Second seriesを基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格の規定の一部に市場の実
態を反映していない部分があるため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,試薬として用いる2,2-ビピリジルについて規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6353-3:1987,Reagents for chemical analysis−Part 3: Specifications−Second series (MOD)
なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを示
す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法
JIS K 0113 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則
JIS K 0117 赤外分光分析方法通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)

3 一般事項

  試験及び検査方法の一般的な事項は,JIS K 8001による。

――――― [JIS K 8486 pdf 3] ―――――

2
K 8486 : 2007

4 種類

  種類は,特級とする。

5 性質

5.1 性状

  2,2-ビピリジルは,白色極めてうすい黄色又は極めてうすい紅色の結晶で,エタノール及びジエチル
エーテルに溶けやすく,水にやや溶けにくい。

5.2 定性方法

  試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117によって測定すると,波数1 580 cm−1,1 452 cm−1,1 041 cm−1,
758 cm−1及び 621 cm−1付近に主な吸収を認める。この場合,試料調製は,JIS K 0117の5.3(粉体)a)(錠
剤法)による。赤外吸収スペクトルの一例を,図1に示す。
図1−赤外吸収スペクトルの一例

――――― [JIS K 8486 pdf 4] ―――――

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K 8486 : 2007

6 品質

  品質は,箇条7によって試験及び検査をしたとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値
純度(C10H8N2) 質量分率 % 99.5 以上
エタノール溶状 試験適合
融点 ℃ 69.572.0
強熱残分(硫酸塩) 質量分率 % 0.05 以下
鉄分析適合性 試験適合

7 試験及び検査方法

7.1 試験及び検査方法の条件並びに結果

  試験及び検査方法の環境は,JIS K 8001の3.7(試験操作など)(1)(試験の環境)による。湿度管理は,
必要に応じて実施する。また,表1で規定する各品質項目の試験及び検査は,次の各試験及び検査方法に
よって行い,得られる測定値の計算方法及び規格値に対する判定は,JIS K 8001の3.5(測定値)による。

7.2 純度(C10H8N2)

  試料0.3 gを0.1 mgのけたまではかりとり,JIS K 8355に規定する酢酸50 mlを加えて溶かす。0.1 mol/l
過塩素酸(酢酸溶媒)でJIS K 0113の5.(電位差滴定方法)によって滴定する。この場合,指示電極には
ガラス電極,参照電極には塩化銀電極を用いる。
別に,同一条件で空試験を行って滴定量を補正する。
この場合,0.1 mol/l過塩素酸(酢酸溶媒)1 mlは,0.015 618 g C10H8N2に相当する。

7.3 エタノール溶状

  エタノール溶状は,JIS K 8001の5.2(溶状)による。この場合,試料1 g,JIS K 8102に規定する特級
のエタノール(95)を用い,濁りの程度の適合限度標準はJIS K 8001の5.2(1)(濁りの程度の適合限度
標準)(a)(澄明)を用いる。

7.4 融点

  融点は,JIS K 8001の5.4(融点及び溶融範囲)による。

7.5 強熱残分(硫酸塩)

  強熱残分は,JIS K 0067の4.4.4(操作)(4)(第4法 硫酸塩として強熱する方法)による。この場合,
試料1 g,JIS K 8951に規定する硫酸0.5 mlを用いる。

7.6 鉄分析適合性

  溶液の調製,操作及び判定は,次による。
a) 試料溶液 試料0.10 gにJIS K 8102に規定する特級のエタノール(95)を加えて溶かして100 mlに
する。
b) 測定溶液 鉄標準液(Fe : 0.01 mg/ml)5.0 ml及び酢酸アンモニウム溶液(250 g/l)3mlに酢酸(1+2)
を加えて,pH3.55.0に調節する。これを全量フラスコ20 mlに水で洗い入れ,塩化ヒドロキシルア
ンモニウム溶液(100 g/l)0.5 mlを加え振り混ぜる。10分間放置後,試料溶液0.50 mlを加え,更に水
を標線まで加えて2030 ℃で15分間放置する。
c) 空試験溶液 全量フラスコ20 mlに酢酸アンモニウム溶液(250 g/l)を3 ml及び測定溶液のpH調節
に用いた量の酢酸(1+2)を加え,更に塩化ヒドロキシルアンモニウム溶液(100 g/l)0.5 mlを加え

――――― [JIS K 8486 pdf 5] ―――――

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