JIS K 8355:2021 酢酸(試薬)

JIS K 8355:2021 規格概要

この規格 K8355は、

JISK8355 規格全文情報

規格番号
JIS K8355 
規格名称
酢酸(試薬)
規格名称英語訳
Acetic acid (Reagent)
制定年月日
1950年7月25日
最新改正日
2021年2月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 6353-2:1983(MOD)
国際規格分類

ICS

71.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1950-07-25 制定日, 1953-07-24 確認日, 1956-07-24 改正日, 1959-02-27 確認日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-12-01 確認日, 1972-07-01 改正日, 1975-08-01 確認日, 1978-08-01 確認日, 1984-02-01 確認日, 1988-03-01 改正日, 1994-07-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-04-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2021-02-22 改正
ページ
JIS K 8355:2021 PDF [15]
                                                                                   K 8355 : 2021

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類・・・・[2]
  •  4 性質・・・・[2]
  •  4.1 性状・・・・[2]
  •  4.2 定性方法・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[3]
  •  6 試験方法・・・・[3]
  •  6.1 一般事項・・・・[3]
  •  6.2 純度(CH3COOH)・・・・[4]
  •  6.3 水溶状・・・・[4]
  •  6.4 凝固点・・・・[5]
  •  6.5 水分・・・・[5]
  •  6.6 不揮発物・・・・[5]
  •  6.7 塩化物(Cl)・・・・[5]
  •  6.8 硫酸塩(SO4)・・・・[6]
  •  6.9 銅(Cu),鉛(Pb)及び鉄(Fe)・・・・[6]
  •  6.10 無水酢酸[(CH3CO)2O](GC)・・・・[7]
  •  6.11 二クロム酸還元性物質(Oとして)・・・・[8]
  •  6.12 非水滴定適合性・・・・[9]
  •  7 容器・・・・[10]
  •  8 表示・・・・[10]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[11]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 8355 pdf 1] ―――――

           K 8355 : 2021

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を
改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格で
ある。これによって,JIS K 8355:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,令和3年8月21日までの間は,産業標準化法第30条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8355:2006を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 8355 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
K 8355 : 2021

酢酸(試薬)

Acetic acid (Reagent)

                                 CH3COOH        FW : 60.05

序文

  この規格は,1983年に第1版として発行されたISO 6353-2を基とし,技術的内容を変更して作成した
日本産業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,試薬として用いる酢酸について規定する。
警告1 酢酸は,有害なので,蒸気を吸入しないようにし,粘膜,皮膚に付着しないようにする。ま
た,引火性があるので,火気から遠ざける。
警告2 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とす
る。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするもので
はない。この規格の利用者は,安全データシート(SDS)などを参考にして各自の責任にお
いて安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6353-2:1983,Reagents for chemical analysis−Part 2: Specifications−First series R 1 Acetic acid
(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0065 化学製品の凝固点測定方法
JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法
JIS K 0068 化学製品の水分測定方法
JIS K 0113 電位差·電流·電量·カールフィッシャー滴定方法通則
JIS K 0114 ガスクロマトグラフィー通則
JIS K 0117 赤外分光分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則

――――― [JIS K 8355 pdf 3] ―――――

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K 8355 : 2021
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8005 容量分析用標準物質
JIS K 8042 アニリン(試薬)
JIS K 8051 3-メチル-1-ブタノール(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8223 過塩素酸(試薬)
JIS K 8517 二クロム酸カリウム(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8637 チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
JIS K 8659 でんぷん(溶性)(試薬)
JIS K 8799 フェノールフタレイン(試薬)
JIS K 8886 無水酢酸(試薬)
JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具

3 種類

  種類は,特級及び非水滴定用とする。

4 性質

4.1 性状

  酢酸は,無色透明の液体で,特異な臭いがあり,寒冷時には凝固することがある。水,エタノール(99.5)
及びジエチルエーテルに極めて混ざりやすい。密度は,約1.05 g/mLである。

4.2 定性方法

  定性方法は,次による。
a) 試料5 mLをビーカー50 mLにとり,エタノール(99.5)5 mL及び硫酸1 mLを加えて煮沸すると,酢
酸エチルの臭いが発生する。
b) 試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117によって測定すると波数1 712 cm-1,1 411 cm-1,1 362 cm-1,
1 294 cm-1,935 cm-1,629 cm-1及び481 cm-1付近に主な吸収ピークを認める。この場合,試料調製は,
JIS K 0117の5.4 a)(液膜法)による。窓板に臭化カリウムを用いたときの赤外吸収スペクトルの例を,
図1に示す。

――――― [JIS K 8355 pdf 4] ―――――

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K 8355 : 2021
図1−赤外吸収スペクトルの例

5 品質

  品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
特級 非水滴定用
純度(CH3COOH) 質量分率 % 99.7以上 99.7以上 6.2
水溶状 − 試験適合 試験適合 6.3
凝固点 ℃ 15.5以上 − 6.4
水分 質量分率 % 0.3以下 0.3以下 6.5
不揮発物 質量分率 % 0.001以下 − 6.6
塩化物(Cl) 質量分率 ppm 1以下 − 6.7
硫酸塩(SO4) 質量分率 ppm 1以下 − 6.8
銅(Cu) 質量分率 ppm 0.5以下 − 6.9
鉛(Pb) 質量分率 ppm 0.5以下 − 6.9
鉄(Fe) 質量分率 ppm 0.5以下 − 6.9
無水酢酸[(CH3CO)2O](GC) 質量分率 % 0.1以下 − 6.10
二クロム酸還元性物質(Oとして)質量分率 % 0.005以下 − 6.11
非水滴定適合性 − − 試験適合 6.12

6 試験方法

6.1 一般事項

  試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。

――――― [JIS K 8355 pdf 5] ―――――

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JIS K 8355:2021の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 6353-2:1983(MOD)

JIS K 8355:2021の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 8355:2021の関連規格と引用規格一覧