JIS K 8863:2022 ほう酸(試薬)

JIS K 8863:2022 規格概要

この規格 K8863は、試薬として用いるほう酸について規定。

JISK8863 規格全文情報

規格番号
JIS K8863 
規格名称
ほう酸(試薬)
規格名称英語訳
Boric acid (Reagent)
制定年月日
1951年11月28日
最新改正日
2022年3月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 6353-3:1987(MOD)
国際規格分類

ICS

71.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1951-11-28 制定日, 1954-11-27 改正日, 1957-10-30 改正日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1975-02-01 改正日, 1978-02-01 確認日, 1983-04-01 確認日, 1988-03-01 確認日, 1991-02-01 改正日, 1995-03-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2007-01-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2022-03-22 改正
ページ
JIS K 8863:2022 PDF [16]
                                                                                   K 8863 : 2022

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 種類・・・・[2]
  •  5 性質・・・・[3]
  •  5.1 性状・・・・[3]
  •  5.2 定性方法・・・・[3]
  •  6 品質・・・・[3]
  •  7 試験方法・・・・[3]
  •  7.1 一般事項・・・・[3]
  •  7.2 純度(H3BO3)・・・・[3]
  •  7.3 水溶状・・・・[4]
  •  7.4 エタノール溶状・・・・[5]
  •  7.5 強熱残分(メタノール添加後)(硫酸塩)・・・・[5]
  •  7.6 塩化物(Cl)・・・・[6]
  •  7.7 りん酸塩(PO4)・・・・[7]
  •  7.8 硫酸塩(SO4)・・・・[8]
  •  7.9 カルシウム(Ca)・・・・[8]
  •  7.10 鉛(Pb)及び鉄(Fe)・・・・[9]
  •  7.11 ひ素(As)・・・・[10]
  •  8 容器・・・・[12]
  •  9 表示・・・・[12]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[13]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 8863 pdf 1] ―――――

           K 8863 : 2022

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格
を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格
である。これによって,JIS K 8863:2007は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,令和4年9月21日までの間は,産業標準化法第30条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8863:2007を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 8863 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
K 8863 : 2022

ほう酸(試薬)

Boric acid (Reagent)

                                   H3BO3      FW : 61.83

序文

  この規格は,1987年に第1版として発行されたISO 6353-3を基とし,技術の進歩に伴い,技術的内容
を変更して作成した日本産業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
技術的差異の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,試薬として用いるほう酸について規定する。
警告1 ほう酸は危険有害物なので,目,粘膜及び皮膚へ付着させないように注意する。また,ミスト,
蒸気を吸入しないように,排気を行う。
警告2 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。
この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。
この規格の利用者は,安全データシート(SDS)などを参考にして各自の責任において安全及
び健康に対する適切な措置をとらなければならない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6353-3:1987,Reagents for chemical analysis−Part 3: Specifications−Second series, R 50 Boric acid
(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”こと
を示す。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格のうち,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その
後の改正版(追補を含む。)は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)
を適用する。
JIS H 6202:1986 化学分析用白金皿
JIS K 0050:2019 化学分析方法通則
JIS K 0113:2005 電位差·電流·電量·カールフィッシャー滴定方法通則
JIS K 0115:2020 吸光光度分析通則
JIS K 0121:2006 原子吸光分析通則

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K 8863 : 2022
JIS K 8001:2017 試薬試験方法通則
JIS K 8012 亜鉛(試薬)
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8136 塩化すず(II)二水和物(試薬)
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8374 酢酸鉛(II)三水和物(試薬)
JIS K 8377 酢酸ブチル(試薬)
JIS K 8454 N,N-ジエチルジチオカルバミド酸ナトリウム三水和物(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8580 すず(試薬)
JIS K 8777 ピリジン(試薬)
JIS K 8799 フェノールフタレイン(試薬)
JIS K 8810 1-ブタノール(試薬)
JIS K 8882:2020 D (−) -マンニトール(試薬)
JIS K 8891 メタノール(試薬)
JIS K 8905 モリブデン(VI)酸アンモニウム四水和物(試薬)
JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 9512 N,N-ジエチルジチオカルバミド酸銀(試薬)
JIS R 3503:2007 化学分析用ガラス器具
JIS Z 0701:1977 包装用シリカゲル乾燥剤
JIS Z 8802:2011 pH測定方法

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
クルクマ試験紙(curcuma test paper)
クルクミンの溶液にろ紙を浸し,吸収乾燥させた試験紙で,ほう素の検出に用いる。
注釈1 ターメリック試験紙又はクルクミン試験紙ともいう。

4 種類

  種類は,特級とする。

――――― [JIS K 8863 pdf 4] ―――――

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K 8863 : 2022

5 性質

5.1 性状

  ほう酸は,白い結晶又は結晶性の粉末で,水及びエタノール(99.5)にやや溶けやすい。

5.2 定性方法

  定性方法は,次による。
a) 試料0.1 gに水10 mLを加えて溶かし,塩酸(2+1)1 mLを加え,クルクマ試験紙を浸して乾燥する
と,赤褐色が現れ,これにアンモニア水1滴を加えると暗い緑に変わる。
b) 試料0.1 gを蒸発皿にとり,メタノール5 mLを加えて混ぜ,これに点火すると炎の周りに緑が現れる。

6 品質

  品質は,箇条7によって試験し,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(H3BO3) 質量分率 % 99.5以上 7.2
水溶状 − 試験適合 7.3
エタノール溶状 − 試験適合 7.4
強熱残分(メタノール添加後)(硫酸塩)質量分率 % 0.02以下 7.5
塩化物(Cl) 質量分率ppm 2以下 7.6
りん酸塩(PO4) 質量分率ppm 5以下 7.7
硫酸塩(SO4) 質量分率 % 0.001以下 7.8
カルシウム(Ca) 質量分率 % 0.001以下 7.9
鉛(Pb) 質量分率ppm 5以下 7.10
ひ素(As) 質量分率ppm 1以下 7.11
鉄(Fe) 質量分率ppm 2以下 7.10

7 試験方法

7.1 一般事項

  試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050:2019及びJIS K 8001:2017による。

7.2 純度(H3BO3)

  純度(H3BO3)の試験方法は,次による。
a) 試薬及び試験用溶液類 試薬及び試験用溶液類は,次による。
1) D(−)-マンニトール JIS K 8882:2020に規定するもの。
2) 二酸化炭素を除いた水 JIS K 8001:2017の5.8 c)(二酸化炭素を除いた水)による。
3) フェノールフタレイン溶液 JIS K 8799に規定するフェノールフタレイン1.0 gをはかりとり,JIS
K 8102に規定するエタノール(95)90 mLを加えて溶かし,水を加えて100 mLにしたもの。
4) 1 mol/L 水酸化ナトリウム溶液(NaOH : 40.00 g /L) JIS K 8576に規定する水酸化ナトリウムを用

――――― [JIS K 8863 pdf 5] ―――――

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JIS K 8863:2022の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 6353-3:1987(MOD)

JIS K 8863:2022の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 8863:2022の関連規格と引用規格一覧