この規格ページの目次
JIS K 0107:2012 規格概要
この規格 K0107は、排ガス中の塩化水素を分析する方法について規定。
JISK0107 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K0107
- 規格名称
- 排ガス中の塩化水素分析方法
- 規格名称英語訳
- Methods for determination of hydrogen chloride in flue gas
- 制定年月日
- 1967年9月1日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 13.040.40, 71.040.40
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 環境測定 I-1 2021, 環境測定 I-2 2021, 環境測定 II 2021
- 改訂:履歴
- 1967-09-01 制定日, 1970-12-01 確認日, 1973-12-01 確認日, 1978-04-01 確認日, 1982-03-01 改正日, 1987-09-01 確認日, 1992-02-01 確認日, 1995-02-01 改正日, 2002-03-20 改正日, 2007-02-20 確認日, 2012-02-20 改正日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS K 0107:2012 PDF [32]
K 0107 : 2012
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 一般事項・・・・[2]
- 4 分析方法の種類及び概要・・・・[2]
- 5 試料ガス採取方法・・・・[3]
- 5.1 試料ガス採取・・・・[3]
- 5.2 試薬及び試薬溶液の調製・・・・[3]
- 5.3 器具及び装置・・・・[4]
- 5.4 採取操作・・・・[4]
- 5.5 試料ガス採取量・・・・[6]
- 6 分析用試料溶液の調製・・・・[7]
- 7 定量方法・・・・[7]
- 7.1 イオンクロマトグラフ法・・・・[7]
- 7.2 硝酸銀滴定法・・・・[11]
- 8 自動計測法・・・・[13]
- 9 分析結果の記録・・・・[13]
- 9.1 分析値のまとめ方・・・・[13]
- 9.2 記録項目・・・・[13]
- 附属書A(規定)イオンクロマトグラフ法による塩化水素及び硫黄酸化物の同時分析方法・・・・[17]
附属書B(規定)イオンクロマトグラフ法による塩化水素,
硫黄酸化物及び窒素酸化物の同時分析方法 20
- 附属書C(規定)イオン電極法・・・・[24]
- 附属書D(参考)チオシアン酸水銀(II)吸光光度法・・・・[28]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 0107 pdf 1] ―――――
K 0107 : 2012
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本環境
測定分析協会(JEMCA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を
改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)で
ある。
これによって,JIS K 0107:2002は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 0107 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 0107 : 2012
排ガス中の塩化水素分析方法
Methods for determination of hydrogen chloride in flue gas
1 適用範囲
この規格は,排ガス中の塩化水素を分析する方法について規定する。この規格の排ガスとは,燃焼,化
学反応などに伴って煙道,煙突,ダクトなどに排出するガスをいう。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7984 排ガス中の塩化水素自動計測器
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0055 ガス分析装置校正方法通則
JIS K 0095 排ガス試料採取方法
JIS K 0103 排ガス中の硫黄酸化物分析方法
JIS K 0104 排ガス中の窒素酸化物分析方法
JIS K 0106 排ガス中の塩素分析方法
JIS K 0115 吸光光度分析通則
JIS K 0122 イオン電極測定方法通則
JIS K 0127 イオンクロマトグラフ分析通則
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
JIS K 8005 容量分析用標準物質
JIS K 8032 アセトニトリル(試薬)
JIS K 8121 塩化カリウム(試薬)
JIS K 8223 過塩素酸(試薬)
JIS K 8230 過酸化水素(試薬)
JIS K 8295 グリセリン(試薬)
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8371 酢酸ナトリウム三水和物(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8548 硝酸カリウム(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
――――― [JIS K 0107 pdf 3] ―――――
2
K 0107 : 2012
JIS K 8622 炭酸水素ナトリウム(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8723 ニトロベンゼン(試薬)
JIS K 8830 ウラニン(試薬)
JIS K 8863 ほう酸(試薬)
JIS K 8866 四ほう酸ナトリウム十水和物(試薬)
JIS K 8891 メタノール(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8962 硫酸カリウム(試薬)
JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JIS K 8987 硫酸ナトリウム(試薬)
JIS K 9000 チオシアン酸アンモニウム(試薬)
JIS K 9704 2-アミノ-2-ヒドロキシメチル-1, 3-プロパンジオール(試薬)
JIS K 9808 生化学試薬−2-[ビス(2 -ヒドロキシエチル)アミノ]-2-ヒドロキシメチル-1, 3-プロパ
ンジオール(ビス-トリス)
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS Z 8808:1995 排ガス中のダスト濃度の測定方法
3 一般事項
一般事項は,次による。
a) 化学分析に共通する一般事項は,JIS K 0050 による。
b) 排ガス試料採取に共通する一般事項は,JIS K 0095 による。
c) イオンクロマトグラフ法に共通する一般事項は,JIS K 0127 による。
d) イオン電極測定方法に共通する一般事項は,JIS K 0122 による。
e) 吸光光度法に共通する一般事項は,JIS K 0115 による。
f) 分析用に用いる水は,JIS K 0557の4.(種別及び質)に規定するA2若しくはA3のもの,又はこれと
同等のものを用いる。
g) 試薬は,該当する日本工業規格(日本産業規格)がある場合には,その種類の最上級又は適切な品質のものを用いる。
ただし,該当する日本工業規格(日本産業規格)がない場合には,分析に支障のない品質のものを用いる。
h) 標準液は,トレーサビリティが確保されたもの又はそれを一定濃度にうすめたもののほか,各試験項
目で調製方法を規定するものを用いる。
i) 装置及び器具は,指定した機能を満足するものを用いる。
j) 塩化水素の分析に用いた排ガス,排ガスの吸収液などをみだりに廃棄しない。
注記1 トレーサビリティが確保された試薬としては,国家計量標準(計量法第134条)に規定す
るJCSSマークを付けたものがある。
注記2 この規格に示すvol ppm及びmg/m3は標準状態[273.15 K (0 ℃),101.32 kPa]における体
積分率及び質量濃度である。
4 分析方法の種類及び概要
分析方法の種類及び概要は,表1による。
――――― [JIS K 0107 pdf 4] ―――――
3
K 0107 : 2012
表1−分析方法の種類及び概要
分析方法の種 分析方法の概要 適用条件
類 要旨 試料採取 定量範囲
vol ppm
(mg/m3)
イオンクロマ 吸収瓶法
試料ガス中の塩化水素を水に吸 0.47.9 c) 7.1.1による。
トグラフ法 吸収液 : 水
収させた後,イオンクロマトグ (0.613)
液量 : 25 mL a)×2 本
ラフに導入し,クロマトグラム 6.3160
を記録する。 又は50 mL b)×2 本 (10260)
標準採取量 : 20 L
硝酸銀滴定法 吸収瓶法
試料ガス中の塩化水素を水酸化 1402 800 d) 7.2.1による。
ナトリウム溶液に吸収させた (2304 600)
吸収液 : 0.1 mol/L水酸化ナト
リウム溶液
後,微酸性にして硝酸銀溶液を
液量 : 50 mL b)×2本
加え,チオシアン酸アンモニウ
ム溶液で滴定する。 標準採取量 : 80 L
注a) 吸収瓶(容量100 mL)を用いたときの吸収液量。
b) 吸収瓶(容量250 mL)を用いたときの吸収液量。
c) 試料ガスを通した吸収液50 mLを100 mLに希釈して分析用試料溶液とした場合。ここに示した定量範囲は,
試料ガスの標準採取量,分析用試料液量及び検量線の最適範囲から求めたものである。この定量範囲以下の
濃度を測定する場合には,濃縮カラムを用いて測定する。定量範囲を超える濃度を測定する場合には,分析
用試料溶液を定量範囲内に希釈して測定する。
d) 試料ガスを通した吸収液100 mLを250 mLに希釈して分析用試料溶液とした場合。ここに示した定量範囲は,
試料ガスの標準採取量,分析用試料液量及び滴定量から求めたものである。
なお,表1の方法のほかに,附属書Aにイオンクロマトグラフ法による塩化水素及び硫黄酸化物の同時
分析方法,附属書Bにイオンクロマトグラフ法による塩化水素,硫黄酸化物及び窒素酸化物の同時分析方
法,附属書Cにイオン電極法を規定する。また,附属書Dにチオシアン酸水銀(II)吸光光度法を参考と
して記載する。
5 試料ガス採取方法
5.1 試料ガス採取
試料ガスの採取方法は,次による。
試料ガスの採取位置は,代表的なガスが採取できる点を選び,同一採取位置において,できるだけ時間
間隔をあけずに,通常2回以上試料ガスを採取し,それぞれ分析に用いる。
5.2 試薬及び試薬溶液の調製
5.2.1 試薬
試薬は,次による。
a) 過酸化水素 JIS K 8230に規定するもの。
b) 水酸化ナトリウム JIS K 8576に規定するもの。
5.2.2 試薬溶液の調製
5.2.2.1 吸収液
吸収液は,次による。
a) イオンクロマトグラフ法の場合 箇条3 f)に規定する水。
b) 硝酸銀滴定法の場合 水酸化ナトリウム溶液(0.1 mol/L)とする。水酸化ナトリウム4.0 gをとり,水
に溶かして1 Lとする。
――――― [JIS K 0107 pdf 5] ―――――
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JIS K 0107:2012の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.040 : 気質 > 13.040.40 : 固定施設からの発生ガス
JIS K 0107:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7984:2006
- 排ガス中の塩化水素自動計測器
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0055:2002
- ガス分析装置校正方法通則
- JISK0095:1999
- 排ガス試料採取方法
- JISK0103:2011
- 排ガス中の硫黄酸化物分析方法
- JISK0104:2011
- 排ガス中の窒素酸化物分析方法
- JISK0106:2010
- 排ガス中の塩素分析方法
- JISK0115:2004
- 吸光光度分析通則
- JISK0115:2020
- 吸光光度分析通則
- JISK0122:1997
- イオン電極測定方法通則
- JISK0127:2013
- イオンクロマトグラフィー通則
- JISK0557:1998
- 用水・排水の試験に用いる水
- JISK8005:2014
- 容量分析用標準物質
- JISK8032:2013
- アセトニトリル(試薬)
- JISK8121:2007
- 塩化カリウム(試薬)
- JISK8223:2016
- 過塩素酸(試薬)
- JISK8230:2016
- 過酸化水素(試薬)
- JISK8295:2020
- グリセリン(試薬)
- JISK8355:2006
- 酢酸(試薬)
- JISK8355:2021
- 酢酸(試薬)
- JISK8371:2006
- 酢酸ナトリウム三水和物(試薬)
- JISK8541:2015
- 硝酸(試薬)
- JISK8541:2021
- 硝酸(試薬)
- JISK8548:2007
- 硝酸カリウム(試薬)
- JISK8550:2006
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8550:2021
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISK8622:2007
- 炭酸水素ナトリウム(試薬)
- JISK8625:2017
- 炭酸ナトリウム(試薬)
- JISK8723:2019
- ニトロベンゼン(試薬)
- JISK8830:1995
- ウラニン(試薬)
- JISK8863:2007
- ほう酸(試薬)
- JISK8866:2008
- 四ほう酸ナトリウム十水和物(試薬)
- JISK8891:2006
- メタノール(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISK8962:2008
- 硫酸カリウム(試薬)
- JISK8982:2008
- 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
- JISK8987:2006
- 硫酸ナトリウム(試薬)
- JISK9000:2008
- チオシアン酸アンモニウム(試薬)
- JISK9704:1994
- 2-アミノ-2-ヒドロキシメチル-1,3-プロパンジオール(試薬)
- JISK9808:1996
- 生化学試薬―2-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-2-ヒドロキシメチル-1,3-プロパンジオール(ビス-トリス)
- JISR3503:1994
- 化学分析用ガラス器具