JIS K 0104:2011 排ガス中の窒素酸化物分析方法

JIS K 0104:2011 規格概要

この規格 K0104は、排ガス中の窒素酸化物を分析する方法について規定。

JISK0104 規格全文情報

規格番号
JIS K0104 
規格名称
排ガス中の窒素酸化物分析方法
規格名称英語訳
Methods for determination of nitrogen oxides in flue gas
制定年月日
1968年5月1日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 11564:1998(MOD)
国際規格分類

ICS

13.040.40, 71.040.40
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
環境測定 I-1 2021, 環境測定 I-2 2021, 環境測定 II 2021
改訂:履歴
1968-05-01 制定日, 1974-02-01 改正日, 1978-04-01 確認日, 1979-03-01 改正日, 1984-07-01 改正日, 1989-12-01 確認日, 2000-02-20 改正日, 2005-06-20 確認日, 2011-02-21 改正日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS K 0104:2011 PDF [38]
                                                                                   K 0104 : 2011

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 一般事項・・・・[3]
  •  5 分析方法の種類及び概要・・・・[3]
  •  6 試料ガス採取方法・・・・[4]
  •  6.1 真空フラスコ法・・・・[4]
  •  6.2 注射筒法・・・・[15]
  •  6.3 吸収瓶法・・・・[18]
  •  7 化学分析法・・・・[20]
  •  7.1 亜鉛還元ナフチルエチレンジアミン吸光光度法(Zn-NEDA法)・・・・[20]
  •  7.2 ナフチルエチレンジアミン吸光光度法(NEDA法)・・・・[21]
  •  7.3 イオンクロマトグラフ法・・・・[23]
  •  7.4 フェノールジスルホン酸吸光光度法(PDS法)・・・・[28]
  •  7.5 ザルツマン吸光光度法・・・・[29]
  •  8 自動計測法・・・・[30]
  •  9 分析結果の記録・・・・[30]
  •  9.1 記録項目・・・・[30]
  •  9.2 分析値のまとめ方・・・・[30]
  •  附属書JA(規定)イオンクロマトグラフ法による窒素酸化物,硫黄酸化物及び塩化水素の同時分析法 32附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[35]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 0104 pdf 1] ―――――

K 0104 : 2011

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本環境
測定分析協会(JEMCA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を
改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)で
ある。
これによって,JIS K 0104:2000は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 0104 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 0104 : 2011

排ガス中の窒素酸化物分析方法

Methods for determination of nitrogen oxides in flue gas

序文

  この規格は,1998年に第1版として発行されたISO 11564を基とし,対応国際規格には規定されていな
い項目を追加し,また,対応する部分の一部を不採用とするなど,技術的内容を変更して作成した日本工
業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。また,附属書JAは対応国際規格にはない事項であ
る。

1 適用範囲

  この規格は,排ガス中の窒素酸化物を分析する方法について規定する。
この規格において,排ガスとは,燃料などの燃焼,金属表面処理工程,無機及び有機化学反応工程又は
脱硝工程などにおいて煙道,煙突,ダクトなどに排出されるガスをいう。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 11564:1998,Stationary source emissions−Determination of the mass concentration of nitrogen
oxides−Naphthylethylenediamine photometric method(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7982 排ガス中の窒素酸化物自動計測システム及び自動計測器
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0055 ガス分析装置校正方法通則
JIS K 0095 排ガス試料採取方法
JIS K 0115 吸光光度分析通則
JIS K 0127 イオンクロマトグラフ分析通則
JIS K 0211 分析化学用語(基礎部門)
JIS K 0212 分析化学用語(光学部門)
JIS K 0213 分析化学用語(電気化学部門)
JIS K 0214 分析化学用語(クロマトグラフィー部門)

――――― [JIS K 0104 pdf 3] ―――――

2
K 0104 : 2011
JIS K 0215 分析化学用語(分析機器部門)
JIS K 0216 分析化学用語(環境部門)
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
JIS K 1101 酸素
JIS K 1107 窒素
JIS K 8013 亜鉛粉末(試薬)
JIS K 8019 亜硝酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8032 アセトニトリル(試薬)
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8197 N-1-ナフチルエチレンジアミン二塩酸塩(試薬)
JIS K 8230 過酸化水素(試薬)
JIS K 8267 ぎ酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8295 グリセリン(試薬)
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8371 酢酸ナトリウム三水和物(試薬)
JIS K 8548 硝酸カリウム(試薬)
JIS K 8574 水酸化カリウム(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8586 スルファニル酸(試薬)
JIS K 8622 炭酸水素ナトリウム(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8741 発煙硫酸(試薬)
JIS K 8798 フェノール(試薬)
JIS K 8863 ほう酸(試薬)
JIS K 8866 四ほう酸ナトリウム十水和物(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8983 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
JIS K 9066 スルファニルアミド(試薬)
JIS K 9704 2-アミノ-2-ヒドロキシメチル-1,3-プロパンジオール(試薬)
JIS K 9808 生化学試薬−2-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-2-ヒドロキシメチル-1,3-プロパン
ジオール(ビス-トリス)
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS T 3201 ガラス注射筒
JIS Z 8808 排ガス中のダクト濃度の測定方法

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 0211,JIS K 0212,JIS K 0213,JIS K 0214,JIS K 0215
及びJIS K 0216による。

――――― [JIS K 0104 pdf 4] ―――――

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K 0104 : 2011

4 一般事項

  一般事項は,次による。
a) 化学分析に共通する一般事項は,JIS K 0050による。
b) 排ガス試料採取に共通する一般事項は,JIS K 0095による。
c) イオンクロマトグラフ法に共通する一般事項は,JIS K 0127による。
d) 吸光光度法に共通する一般事項は,JIS K 0115による。
e) 分析用に用いる水は,JIS K 0557の4.(種別及び質)に規定するA2又はA3のもの,又はこれと同等
のものを用いる。
f) 試薬は,該当する日本工業規格(日本産業規格)がある場合には,その種類の最上級又は適切な品質のものを用いる。
ただし,該当する日本工業規格(日本産業規格)がない場合には,分析に支障のない品質のものを用いる。
g) 標準液は,各試験項目で調製方法を規定するもののほか,トレーサビリティーが確保されたもの又は
それを一定濃度に薄めたものを用いる。
h) 装置及び器具は,指定した機能を満足するものを用いる。
i) 窒素酸化物の分析に用いた排ガス,排ガスの吸収液などをみだりに廃棄しない。
注記 トレーサビリティーが確保された試薬としては,国家計量標準(計量法第134条)に規定する
JCSSマークを付したものがある。

5 分析方法の種類及び概要

  分析方法の種類及び概要は,次による。
a) 化学分析法 分析方法の種類及び概要は,表1による。
表1−分析方法の種類及び概要
分析方法の種類 分析方法の概要 適用
要旨 試料採取法 定量範囲a) 対象 条件
vol ppm(mg/m3) 成分
ガス
亜鉛還元ナフチ 試料ガス中の窒素酸化物をオゾ 真空フラスコ法又は注真空フラスコ法 NO
ルエチレンジア 射筒法
ンで酸化し,吸収液に吸収させて 150 (2100) +
ミン吸光光度法 吸収液 : 硫酸(0.005
硝酸イオンとする。亜鉛粉末で亜 注射筒法 : NO2
(以下,Zn-NEDA mol/L)
硝酸イオンに還元した後,スルフ 5250 (10510)
法という。) ァニルアミド及びナフチルエチ 液量 : 20 mL
レンジアミン二塩酸塩溶液を加
えて発色させ,吸光度(545 nm)
を測定する。
ナフチルエチレ 試料ガス中の窒素酸化物をアル 真空フラスコ法又は注真空フラスコ法 NO
ンジアミン吸光 カリ性吸収液に吸収させて亜硝 射筒法 3500 (51 000) +
光度法 吸収液 : アルカリ性過
酸イオンとし,スルファニルアミ 注射筒法 : NO2
(以下,NEDA ド及びナフチルエチレンジアミ 酸化水素水−ぎ酸ナト71 200 (132 500)
法という。) リウム溶液
ン二塩酸塩溶液を加え発色させ,
吸光度(545 nm)を測定する。 液量 : 50 mL

――――― [JIS K 0104 pdf 5] ―――――

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JIS K 0104:2011の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 11564:1998(MOD)

JIS K 0104:2011の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 0104:2011の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB7982:2002
排ガス中の窒素酸化物自動計測システム及び自動計測器
JISK0050:2019
化学分析方法通則
JISK0055:2002
ガス分析装置校正方法通則
JISK0095:1999
排ガス試料採取方法
JISK0115:2004
吸光光度分析通則
JISK0115:2020
吸光光度分析通則
JISK0127:2013
イオンクロマトグラフィー通則
JISK0211:2013
分析化学用語(基礎部門)
JISK0212:2016
分析化学用語(光学部門)
JISK0213:2014
分析化学用語(電気化学部門)
JISK0214:2013
分析化学用語(クロマトグラフィー部門)
JISK0215:2016
分析化学用語(分析機器部門)
JISK0216:2014
分析化学用語(環境部門)
JISK0557:1998
用水・排水の試験に用いる水
JISK1101:2017
酸素
JISK1107:2005
窒素
JISK8013:2016
亜鉛粉末(試薬)
JISK8019:2010
亜硝酸ナトリウム(試薬)
JISK8032:2013
アセトニトリル(試薬)
JISK8085:2006
アンモニア水(試薬)
JISK8085:2021
アンモニア水(試薬)
JISK8180:2015
塩酸(試薬)
JISK8180:2021
塩酸(試薬)
JISK8197:1996
N-1-ナフチルエチレンジアミン二塩酸塩(試薬)
JISK8230:2016
過酸化水素(試薬)
JISK8267:2014
ぎ酸ナトリウム(試薬)
JISK8295:2020
グリセリン(試薬)
JISK8355:2006
酢酸(試薬)
JISK8355:2021
酢酸(試薬)
JISK8371:2006
酢酸ナトリウム三水和物(試薬)
JISK8548:2007
硝酸カリウム(試薬)
JISK8574:2006
水酸化カリウム(試薬)
JISK8576:2019
水酸化ナトリウム(試薬)
JISK8586:2011
スルファニル酸(試薬)
JISK8622:2007
炭酸水素ナトリウム(試薬)
JISK8625:2017
炭酸ナトリウム(試薬)
JISK8741:2018
発煙硫酸(試薬)
JISK8798:2012
フェノール(試薬)
JISK8863:2007
ほう酸(試薬)
JISK8866:2008
四ほう酸ナトリウム十水和物(試薬)
JISK8951:2006
硫酸(試薬)
JISK8983:2016
硫酸銅(II)五水和物(試薬)
JISK9066:2019
スルファニルアミド(試薬)
JISK9704:1994
2-アミノ-2-ヒドロキシメチル-1,3-プロパンジオール(試薬)
JISK9808:1996
生化学試薬―2-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]-2-ヒドロキシメチル-1,3-プロパンジオール(ビス-トリス)
JISP3801:1995
ろ紙(化学分析用)
JIST3201:1979
ガラス注射筒
JISZ8808:2013
排ガス中のダスト濃度の測定方法