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JIS M 8202:2015 規格概要
この規格 M8202は、日本工業規格(JIS)の鉄鉱石の各成分定量方法及び分析方法の規格における鉄鉱石の分析方法に関する一般事項について規定。
JISM8202 規格全文情報
- 規格番号
- JIS M8202
- 規格名称
- 鉄鉱石―分析方法通則
- 規格名称英語訳
- Iron ores -- General rules for chemical analysis
- 制定年月日
- 1964年12月1日
- 最新改正日
- 2015年8月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 73.060.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 金属分析 I 2019, 金属分析 II 2019
- 改訂:履歴
- 1964-12-01 制定日, 1968-04-01 確認日, 1971-05-01 確認日, 1971-10-01 改正日, 1974-09-01 確認日, 1978-10-01 確認日, 1983-12-01 改正日, 1990-07-01 確認日, 1994-03-01 改正日, 2000-03-20 改正日, 2005-01-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2015-08-20 改正
- ページ
- JIS M 8202:2015 PDF [10]
M 8202 : 2015
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 一般事項・・・・[3]
- 4.1 共通一般事項・・・・[3]
- 4.2 個別一般事項・・・・[3]
- 5 試料の採取,調製及び取扱い・・・・[3]
- 5.1 試験室試料の採取及び調製・・・・[3]
- 5.2 分析用試料の調製・・・・[4]
- 5.3 分析試料のはかりとり・・・・[4]
- 6 分析値のまとめ方・・・・[5]
- 6.1 分析回数・・・・[5]
- 6.2 空試験・・・・[5]
- 6.3 分析値の表示・・・・[5]
- 6.4 分析値の真度及び精度の検討・・・・[5]
- 6.5 分析値の採択・・・・[6]
- 6.6 酸化物含有率の算出・・・・[7]
- 附属書A(規定)国際一致規格で引用されたISO規格による規定の取扱い・・・・[8]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS M 8202 pdf 1] ―――――
M 8202 : 2015
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
鉄鋼連盟(JISF)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準
調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS M 8202:2000は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS M 8202 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
M 8202 : 2015
鉄鉱石−分析方法通則
Iron ores-General rules for chemical analysis
1 適用範囲
この規格は,日本工業規格(日本産業規格)(JIS)の鉄鉱石の各成分定量方法及び分析方法の規格(以下,鉄鉱石分析法
規格群という。)における鉄鉱石の分析方法に関する一般事項について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0113 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則
JIS K 0115 吸光光度分析通則
JIS K 0116 発光分光分析通則
JIS K 0117 赤外分光分析方法通則
JIS K 0119 蛍光X線分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
JIS M 8250 鉄鉱石−分析用試料の吸湿水定量方法−重量法,カールフィッシャー滴定法及び乾燥減
量法
JIS M 8700 鉄鉱石及び還元鉄−用語
JIS M 8702 鉄鉱石−サンプリング及び試料調製方法
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS R 3505 ガラス製体積計
JIS Z 8101-1 統計−用語と記号−第1部 : 確率及び一般統計用語
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8402-1 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)−第1部 : 一般的な原理及び定義
JIS Z 8402-6 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)−第6部 : 精確さに関する値の実用的
な使い方
ISO 385-1:1984,Laboratory glassware−Burettes−Part 1: General requirements
ISO 648:1977,Laboratory glassware−One-mark pipettes
ISO 1042,Laboratory glassware−One-mark volumetric flasks
ISO 3081:1986,Iron ores−Increment sampling−Manual method
――――― [JIS M 8202 pdf 3] ―――――
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M 8202 : 2015
ISO 3082,Iron ores−Sampling and sample preparation procedures
ISO 3083:1986,Iron ores−Preparation of samples−Manual method
ISO 3696,Water for analytical laboratory use−Specification and test methods
ISO 7764,Iron ores−Preparation of predried test samples for chemical analysis
3 用語及び定義
この規格及び鉄鉱石分析法規格群で用いる主な用語及び定義は,JIS K 0050,JIS M 8700,JIS Z 8101-1
及びJIS Z 8402-1によるほか,次による。
注記1 JIS K 0050の箇条3(用語及び定義)には,JIS K 0211,JIS K 0212,JIS K 0213,JIS K 0214,
JIS K 0215及びJIS K 0216の分析化学用語の各規格が引用されているので,この規格でもこ
れら分析化学用語の各規格の定義が適用されている。
注記2 鉄鉱石分析法規格群での操作に用いる用語については,JIS G 1201の附属書A(鉄鋼分析法
規格群の規格作成における参考情報)のA.5(操作)を参照することが望ましい。
3.1
空試験
一般に試料を用いないで,試料を用いたときと同様の操作をする試験。
なお,鉄鉱石分析法規格群では,吸光光度分析法,原子吸光分析法などの検量線を作成する方法におい
ては,試料の代わりに純度の高い酸化鉄(III)を用いて試料と同様の操作をする試験をいう。空試験によ
って調製した液を空試験液という。
注記 空試験は,JIS K 0211には第一文だけが定義として示されている。
3.2
審判分析
販売者(製造者)と購買者との間で分析値に差が生じ,双方の意見が対立したときに,双方の合意した
第三者機関が実施する分析で,その分析値が双方の合意値とされるもの。
3.3
ゼロメンバー
検量線用溶液において,分析対象成分の標準液を添加していない溶液。
3.4
(接頭語)熱
酸などの液体試薬について,60 ℃以上の温度とした状態に用いる接頭語。“熱硝酸”などのように用い
る。
3.5
(接頭語)温
酸などの液体試薬について,40 ℃60 ℃の温度とした状態に用いる接頭語。“温塩酸(2+100)”など
のように用いる。
3.6
室内再現条件
同一とみなせる測定試料について,同一方法,同一試験室,同一測定者かつ同一装置によって,異なる
2日で独立した測定結果を得る測定の条件。検量線を作成する場合は,日ごとに検量線用溶液調製から行
って作成する。
――――― [JIS M 8202 pdf 4] ―――――
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M 8202 : 2015
注記 “室内再現条件”とは,JIS Z 8402-3[測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)−第3
部 : 標準測定方法の中間精度]に規定された“中間精度”に相当する。
3.7
室間許容差
室内再現条件(3.6)で得られた二つの測定結果の平均値の2試験室間の差(絶対値)が,その値以下に
なることが95 %の確率で期待される値。
注記1 室間許容差は,Pで表し,審判分析で用いられる。
注記2 この室間許容差Pは,鉄鉱石の分析に特有な用語で,通常使用される室間再現許容差とは異
なる。通常の室間再現許容差は,各試験室での1回の分析値が判定対象となるが,鉄鉱石の
室間許容差Pは,各試験室での室内再現条件下での2回の分析値の平均値が判定対象となる。
4 一般事項
4.1 共通一般事項
鉄鉱石分析法規格群に共通な一般事項は,JIS K 0050によるほか,次による。
a) 引用されたISO規格による規定の取扱い 鉄鉱石分析法規格群の中で,国際一致規格として作成され
た規格において,引用されたISO規格による規定の取扱いは,附属書Aによる。
b) 全量ピペット及びビュレット 鉄鉱石分析法規格群で用いる全量ピペット及びビュレットは,特に指
定がない場合は,JIS R 3505のクラスAのものを用いる。ただし,JIS K 0050の附属書H(体積計の
校正方法)によって校正した場合は,クラスBのものを用いてもよい。
なお,自動ビュレットは,自動ビュレットによる指定滴下量の繰り返し測定(体積換算値)の標準
偏差の2倍の値が,JIS R 3505に規定している,その指定滴下量(体積)でのクラスAの許容誤差内
となる場合は,全量ピペット及び/又はビュレットの代わりに使用してもよい。
c) 全量フラスコ 鉄鉱石分析法規格群で用いる全量フラスコは,特に指定がない場合は,JIS R 3505の
クラスAの受用のものを用いる。ただし,JIS K 0050の附属書H(体積計の校正方法)によって校正
した場合は,クラスBのものを用いてもよい。
d) はかり 分析試料などのはかりとりに用いるはかりは,特に指定がない場合は,最小読取値が0.1 mg
以下で,国家標準とトレーサビリティが得られている分銅によって校正された,化学はかり又は電子
はかりとする。
e) 水 鉄鉱石分析法規格群で定量操作に用いる水は,特に指定がない場合は,JIS K 0557に規定する種
別A3又はA4の水を用いる。
4.2 個別一般事項
各分析方法における一般事項は,JIS K 0113,JIS K 0115,JIS K 0116,JIS K 0117,JIS K 0119又はJIS
K 0121による。
5 試料の採取,調製及び取扱い
5.1 試験室試料の採取及び調製
試験室試料は,ロットの鉄鉱石をJIS M 8702によって採取及び縮分し,最終的に次のいずれかに調製し,
適切な容器に入れる。
a) 吸湿性の強い鉄鉱石 粒度160 m以下のものを100 g以上。ここで,吸湿性の強い鉄鉱石とは,化合
水含有率(質量分率)2.5 %以上のもの,硫黄含有率(質量分率)0.2 %以上のもの又は金属鉄を含む
――――― [JIS M 8202 pdf 5] ―――――
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JIS M 8202:2015の国際規格 ICS 分類一覧
- 73 : 鉱採及び鉱物 > 73.060 : 金属鉱物及びそれらの濃縮物 > 73.060.10 : 鉄鉱石
JIS M 8202:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0113:2005
- 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則
- JISK0115:2004
- 吸光光度分析通則
- JISK0115:2020
- 吸光光度分析通則
- JISK0116:2014
- 発光分光分析通則
- JISK0117:2017
- 赤外分光分析通則
- JISK0119:2008
- 蛍光X線分析通則
- JISK0121:2006
- 原子吸光分析通則
- JISK0557:1998
- 用水・排水の試験に用いる水
- JISM8250:2015
- 鉄鉱石―分析用試料の吸湿水定量方法―重量法,カールフィッシャー滴定法及び乾燥減量法
- JISM8700:2013
- 鉄鉱石及び還元鉄―用語
- JISM8702:2019
- 鉄鉱石―サンプリング及び試料調製方法
- JISR3503:1994
- 化学分析用ガラス器具
- JISR3505:1994
- ガラス製体積計
- JISZ8101-1:2015
- 統計―用語及び記号―第1部:一般統計用語及び確率で用いられる用語
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方
- JISZ8402-1:1999
- 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)―第1部:一般的な原理及び定義
- JISZ8402-6:1999
- 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)―第6部:精確さに関する値の実用的な使い方