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JIS Z 1707:2019 規格概要
この規格 Z1707は、食品包装に用いる単層プラスチックフィルム及び複層プラスチックフィルムの一般的な共通事項について規定。複層プラスチックフィルムについては,紙・金属はく(箔)を構成層とするフィルムには適用しない。
JISZ1707 規格全文情報
- 規格番号
- JIS Z1707
- 規格名称
- 食品包装用プラスチックフィルム通則
- 規格名称英語訳
- General rules of plastic films for food packaging
- 制定年月日
- 1975年3月1日
- 最新改正日
- 2019年1月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 55.040
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- プラスチック II(材料) 2021
- 改訂:履歴
- 1975-03-01 制定日, 1978-04-01 確認日, 1983-10-01 確認日, 1989-02-01 確認日, 1995-12-01 改正日, 1997-09-20 改正日, 2002-03-20 確認日, 2008-03-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認日, 2019-01-21 改正
- ページ
- JIS Z 1707:2019 PDF [12]
Z 1707 : 2019
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 品質・・・・[2]
- 4.1 外観・・・・[2]
- 4.2 性能項目・・・・[2]
- 5 形状区分・・・・[3]
- 6 寸法及び許容差・・・・[3]
- 6.1 平判フィルムの寸法及びその許容差・・・・[3]
- 6.2 巻取りフィルムの寸法及びその許容差・・・・[3]
- 6.3 厚さ及びその許容差・・・・[3]
- 7 試験方法・・・・[4]
- 7.1 状態調節及び試験条件・・・・[4]
- 7.2 引張力及び引張破壊伸び試験・・・・[4]
- 7.3 引張弾性率試験・・・・[5]
- 7.4 ヒートシール強さ試験・・・・[6]
- 7.5 突刺し強さ試験・・・・[6]
- 7.6 静摩擦係数及び動摩擦係数試験・・・・[7]
- 7.7 衝撃強さ試験・・・・[7]
- 7.8 水蒸気透過度試験・・・・[7]
- 7.9 酸素ガス透過度試験・・・・[7]
- 7.10 耐熱温度試験・・・・[7]
- 7.11 ぬれ張力試験・・・・[7]
- 7.12 ヘーズ試験・・・・[7]
- 7.13 表面粗さ試験・・・・[7]
- 7.14 防曇性試験・・・・[7]
- 7.15 収縮性試験・・・・[8]
- 7.16 試験によって得られた数値の丸め方・・・・[8]
- 7.17 試験報告書・・・・[8]
- 8 包装・・・・[8]
- 9 表示・・・・[8]
- 附属書A(参考)性能によるフィルムの種別・・・・[9]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS Z 1707 pdf 1] ―――――
Z 1707 : 2019
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人日本
包装技術協会(JPI)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を
改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)で
ある。
これによって,JIS Z 1707:1997は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS Z 1707 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
Z 1707 : 2019
食品包装用プラスチックフィルム通則
General rules of plastic films for food packaging
1 適用範囲
この規格は,食品包装に用いる単層プラスチックフィルム及び複層プラスチックフィルム(以下,フィ
ルムという。)の一般的な共通事項について規定する。ただし,複層プラスチックフィルムについては,紙・
金属はく(箔)を構成層とするフィルムには適用しない。
注記 ここでいうフィルムとは,食品包装の構成材として使用する膜状の高分子材料を主要成分とし,
その厚さが250 μm未満のものをいう。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0633 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状 : 輪郭曲線方式−表面性状評価の方式及び手順
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7516 金属製直尺
JIS K 6768 プラスチック−フィルム及びシート−ぬれ張力試験方法
JIS K 7100 プラスチック−状態調節及び試験のための標準雰囲気
JIS K 7124-1 プラスチックフィルム及びシート−自由落下のダート法による衝撃試験方法−第1
部 : ステアケース法
JIS K 7124-2 プラスチックフィルム及びシート−自由落下のダート法による衝撃試験方法−第2
部 : 計装貫通法
JIS K 7125 プラスチック−フィルム及びシート−摩擦係数試験方法
JIS K 7126-1 プラスチック−フィルム及びシート−ガス透過度試験方法−第1部 : 差圧法
JIS K 7126-2 プラスチック−フィルム及びシート−ガス透過度試験方法−第2部 : 等圧法
JIS K 7127 プラスチック−引張特性の試験方法−第3部 : フィルム及びシートの試験条件
JIS K 7129-1 プラスチック−フィルム及びシート−水蒸気透過度の求め方−第1部 : 感湿センサ法
JIS K 7129-2 プラスチック−フィルム及びシート−水蒸気透過度の求め方−第2部 : 赤外線センサ
法
JIS K 7129-4 プラスチック−フィルム及びシート−水蒸気透過度の求め方−第4部 : ガスクロマト
グラフ法
JIS K 7133 プラスチック−フィルム及びシート−加熱寸法変化測定方法
JIS K 7136 プラスチック−透明材料のヘーズの求め方
――――― [JIS Z 1707 pdf 3] ―――――
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Z 1707 : 2019
JIS Z 0108 包装−用語
JIS Z 0208 防湿包装材料の透湿度試験方法(カップ法)
JIS Z 1702 包装用ポリエチレンフィルム
JIS Z 1709 収縮包装用フィルム
JIS Z 1712 包装用延伸ポリプロピレンフィルム
JIS Z 1714 包装用延伸ナイロンフィルム
JIS Z 1715 包装用延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム
JIS Z 1716 包装用無延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)シート及びフィルム
JIS Z 8401 数値の丸め方
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 0108によるほか,次による。
3.1
引張破壊伸び
引張試験において試験片が破壊したときの標線間距離の増加量を,元の標線間距離で除して百分率で表
したもの。
3.2
引張弾性率
引張比例限度内における引張応力とこれに対応するひずみとの比。引張応力−ひずみ曲線に直線部分が
ない場合は,変形開始点における接線の傾斜から算出する。
3.3
突刺し強さ
針がフィルムを貫通するまでの最大力。
3.4
防曇
フィルムに,急激な温湿度の変化が加わることで水蒸気がフィルム表面に水滴となって凝縮し,付着す
る現象を防止すること。
4 品質
4.1 外観
フィルムの外観は,次による。
a) フィルムの外観は,目視によって調べ,使用上支障となる孔,ひび,きず,裂け目,たるみ,しわ,
汚れ,色むら,異物混入,異物付着,ブロッキング,複層フィルムの層間離などの欠点があっては
ならない。
b) 巻取りフィルムの両端面は平らで,著しい凹凸などがあってはならない。
c) 巻取りフィルムに継ぎ目がある場合,その数,接続方法,位置の表示などは受渡当事者間の協定によ
る。
4.2 性能項目
性能項目は,箇条7によって試験したとき,表1によって性能項目を表す。性能項目は,フィルムの種
類などによって選択する。また,その性能値は,受渡当事者間の協定とする。
――――― [JIS Z 1707 pdf 4] ―――――
3
Z 1707 : 2019
表1−フィルムの性能
性能項目 単位 試験方法
細分箇条
引張力及び引張破壊伸び 引張力 N/15 mm幅 7.2
引張破壊伸び %
引張弾性率 MPa 7.3
ヒートシール強さ N/15 mm幅 7.4
突刺し強さ N 7.5
静摩擦係数及び動摩擦係数 − 7.6
衝撃強さ J 7.7
水蒸気透過度 g/(m2・24 h) 7.8
酸素ガス透過度 10−15 mol/(m2・s・Pa) 7.9
耐熱温度 ℃ 7.10
ぬれ張力 mN/m 7.11
ヘーズ % 7.12
表面粗さ μm 7.13
防曇性 − 7.14
収縮性 % 7.15
食品に直接接触するフィルム(2層以上から構成する複層プラスチックフィルムにおいては,食品に直接接
触する面)は,食品衛生法の定める事項に適合しなければならない。
5 形状区分
フィルムの形状区分は,平判又は巻取りとし,更に巻取りは,その断面の形状によって,フラット(二
つ折りを含む。)又はチューブ(ガセット付きを含む。)とする。
6 寸法及び許容差
6.1 平判フィルムの寸法及びその許容差
平判フィルムの寸法及びその許容差は,受渡当事者間の協定による。平判の寸法の測定は,JIS B 7516
に規定する金属製直尺の2級又はこれと同等以上のものを用いる。
6.2 巻取りフィルムの寸法及びその許容差
巻取りフィルムの巻長さ,幅及び折径の寸法及びその許容差は,受渡当事者間の協定による。巻長さの
寸法は,フィルム裁断機などの巻長さカウンタを用いて測定する。幅及び折径の寸法の測定は,JIS B 7516
に規定する金属製直尺の2級又はこれと同等以上のものを用いる。ただし,巻長さの許容差は,マイナス
を認めない。
フィルムの巻芯の内径及びその許容差は,JIS B 7507に規定するノギスを用いて測定し,7602 は
15202
6.3 厚さ及びその許容差
フィルムの厚さ及びその許容差は,それぞれ樹脂別のフィルムの当該JISに規定がある場合はそれによ
って,規定がない場合は,受渡当事者間の協定による。厚さは,JIS B 7503に規定するダイヤルゲージを
用いて,幅方向に等分の距離を置いて10か所を選び1 μmまで測定し,平均値を求める。
――――― [JIS Z 1707 pdf 5] ―――――
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JIS Z 1707:2019の国際規格 ICS 分類一覧
JIS Z 1707:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0633:2001
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―表面性状評価の方式及び手順
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISB7516:2005
- 金属製直尺
- JISK6768:1999
- プラスチック―フィルム及びシート―ぬれ張力試験方法
- JISK7100:1999
- プラスチック―状態調節及び試験のための標準雰囲気
- JISK7124-1:1999
- プラスチックフィルム及びシート―自由落下のダート法による衝撃試験方法―第1部:ステアケース法
- JISK7124-2:1999
- プラスチックフィルム及びシート―自由落下のダート法による衝撃試験方法―第2部:計装貫通法
- JISK7125:1999
- プラスチック―フィルム及びシート―摩擦係数試験方法
- JISK7126-1:2006
- プラスチック―フィルム及びシート―ガス透過度試験方法―第1部:差圧法
- JISK7126-2:2006
- プラスチック―フィルム及びシート―ガス透過度試験方法―第2部:等圧法
- JISK7127:1999
- プラスチック―引張特性の試験方法―第3部:フィルム及びシートの試験条件
- JISK7129-1:2019
- プラスチック―フィルム及びシート―水蒸気透過度の求め方―第1部:感湿センサ法
- JISK7129-2:2019
- プラスチック―フィルム及びシート―水蒸気透過度の求め方―第2部:赤外線センサ法
- JISK7129-4:2019
- プラスチック―フィルム及びシート―水蒸気透過度の求め方―第4部:ガスクロマトグラフ法
- JISK7133:1999
- プラスチック―フィルム及びシート―加熱寸法変化測定方法
- JISK7136:2000
- プラスチック―透明材料のヘーズの求め方
- JISZ0108:2012
- 包装―用語
- JISZ0208:1976
- 防湿包装材料の透湿度試験方法(カップ法)
- JISZ1702:1994
- 包装用ポリエチレンフィルム
- JISZ1709:1995
- 収縮包装用フィルム
- JISZ1712:2009
- 包装用延伸ポリプロピレンフィルム
- JISZ1714:2009
- 包装用延伸ナイロンフィルム
- JISZ1715:2009
- 包装用延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム
- JISZ1716:2015
- 包装用無延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)シート及びフィルム
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方