JIS K 8042:2014 アニリン(試薬)

JIS K 8042:2014 規格概要

この規格 K8042は、試薬として用いるアニリンについて規定。

JISK8042 規格全文情報

規格番号
JIS K8042 
規格名称
アニリン(試薬)
規格名称英語訳
Aniline (Reagent)
制定年月日
1951年7月30日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
試薬 I 2020, 試薬 II 2020
改訂:履歴
1951-07-30 制定日, 1954-07-20 改正日, 1957-07-20 改正日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1970-12-01 確認日, 1972-07-01 改正日, 1975-08-01 確認日, 1978-08-01 確認日, 1984-02-01 確認日, 1986-03-01 改正日, 1991-06-01 確認日, 1995-01-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2014-03-20 改正日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS K 8042:2014 PDF [9]
                                                                                   K 8042 : 2014

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類・・・・[2]
  •  4 性質・・・・[2]
  •  4.1 性状・・・・[2]
  •  4.2 定性方法・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[3]
  •  6 試験方法・・・・[3]
  •  6.1 一般事項・・・・[3]
  •  6.2 純度(C6H7N)・・・・[3]
  •  6.3 密度(20 ℃)・・・・[5]
            20
6.4 屈折率 nD 5
  •  6.5 水分・・・・[5]
  •  6.6 不揮発物・・・・[5]
  •  6.7 ニトロベンゼン(C6H5NO2)(GC)・・・・[5]
  •  7 容器・・・・[6]
  •  8 表示・・・・[7]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 8042 pdf 1] ―――――

K 8042 : 2014

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8042:1995は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成26年9月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8042:1995によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 8042 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 8042 : 2014

アニリン(試薬)

Aniline (Reagent)

                                   C6H7N      FW : 93.13

序文

  この規格は,1951年に制定され,その後5回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は1995年に
行われたが,その後の試験・研究開発などの技術進歩に対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,試薬として用いるアニリンについて規定する。
警告 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。
この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。
この規格の利用者は,SDS(安全データシート),MSDS(化学物質等安全データシート : JIS Z
7250−2012年廃止,猶予期間2016年まで)などを参考にして各自の責任において安全及び健
康に対する適切な措置をとらなければならない。
なお,アニリンは引火性があるので,火気に注意する。また,有害なので,蒸気の吸入,粘
膜・皮膚への付着などを避ける。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0061 化学製品の密度及び比重測定方法
JIS K 0062 化学製品の屈折率測定方法
JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法
JIS K 0068 化学製品の水分測定方法
JIS K 0113 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則
JIS K 0114 ガスクロマトグラフィー通則
JIS K 0117 赤外分光分析方法通則

――――― [JIS K 8042 pdf 3] ―――――

2
K 8042 : 2014
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8005 容量分析用標準物質
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8223 過塩素酸(試薬)
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8680 トルエン(試薬)
JIS K 8723 ニトロベンゼン(試薬)
JIS K 8886 無水酢酸(試薬)
JIS K 8987 硫酸ナトリウム(試薬)

3 種類

  種類は,特級とする。

4 性質

4.1 性状

  アニリンは,ほとんど無色の液体で,特異なにおいがある。エタノール及びジエチルエーテルに極めて
溶けやすく,水にやや溶けやすい。空気中で速やかに黄色から褐色に変わる。沸点は,約184 ℃である。

4.2 定性方法

  試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117に従って測定すると,波数3 434 cm-1,3 356 cm-1,3 213 cm-1,
3 036 cm-1,1 621 cm-1,1 601 cm-1,1 498 cm-1,1 467 cm-1,1 277 cm-1,1 175 cm-1,880 cm-1,753 cm-1,692
cm-1及び503 cm-1付近に主な吸収ピークを認める。試料調製をJIS K 0117の5.4 a)(液膜法)によって行
い,窓板に臭化カリウムを用いたときの赤外吸収スペクトルの例を,図1に示す。
図1−赤外吸収スペクトルの例
注記 図1は,独立行政法人産業技術総合研究所のSDBSから引用したものである。

――――― [JIS K 8042 pdf 4] ―――――

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K 8042 : 2014

5 品質

  品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(C6H7N) 質量分率 % 99.0以上 6.2
密度(20 ℃) g/ml 1.0191.023 6.3
20
屈折率 nD 1.5841.587 6.4
水分 質量分率 % 0.1以下 6.5
不揮発物 質量分率 % 0.01以下 6.6
ニトロベンゼン(C6H5NO2)(GC) 質量分率 % 0.003以下 6.7

6 試験方法

6.1 一般事項

  試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。

6.2 純度(C6H7N)

  純度(C6H7N)の試験方法は,次による。
a) 試薬及び試験用溶液類 試薬及び試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) 酢酸(非水滴定用) 酢酸は,JIS K 8355に規定するもので,次の試験に適合したものを用いる。あ
らかじめ箇条5の品質を満足することを確認したアニリン1 gを酢酸で溶かし,酢酸で100 mlにし
たものをA液とする。正確にA液25 mlをとり,0.1 mol/l 過塩素酸(酢酸溶媒)で電位差滴定した
ときの滴定量をV1 mlとする。また,正確にA液25 mlをとり,酢酸75 mlを加え0.1 mol/l 過塩素
酸(酢酸溶媒)で電位差滴定したときの滴定量をV2 mlとする。V2−V1は,0.1 ml以下である。
なお,酢酸(非水滴定用)の水分測定は,JIS K 0068の6.3.5 a)(直接滴定)による。試料10 g
を用いる。この場合,滴定溶媒はメタノールに代えて,クロロホルムとアルキレンカーボネートと
を主成分とするカールフィッシャー用脱水溶剤40 mlを用いる。
2) 0.1 mol/l 過塩素酸(酢酸溶媒)(HClO4 : 10.05 g/l) 0.1 mol/l 過塩素酸(酢酸溶媒)の調製,標定
及び計算は,次による。
注記 0.1 mol/l 過塩素酸(酢酸溶媒)の調製,標定及び計算は,JIS K 8001のJA.5.2(滴定用溶
液の調製,標定及び計算)のf)と同じである。
2.1) 調製 あらかじめ水分を測定した酢酸(非水滴定用)1 000 gをはかりとる。あらかじめ純度を測
定したJIS K 8223に規定する過塩素酸(質量分率70.0 %72.0 %)14 gを加え,次の式によって
算出したJIS K 8886に規定する無水酢酸a gを加え混合した後,気密容器に入れて保存する。調
製後1時間以上放置したものを用いる。
W1 W2
a 1 000 14 5.0 7.5
100 100
ここに, a : 無水酢酸の質量(g)(水を質量分率0.05 %に調節するための
量)
W1 : 酢酸(非水滴定用)の水分(質量分率 %)
W2 : [100−過塩素酸の濃度(質量分率 %)]から求めた過塩素酸
の水分(質量分率 %)
0.5 : 調製液中の水分(質量分率約0.05 %)を残すための値
5.7 : 水分量を無水酢酸量に換算するための係数

――――― [JIS K 8042 pdf 5] ―――――

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JIS K 8042:2014の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 8042:2014の関連規格と引用規格一覧