JIS K 8050:2019 1-アミノ-2-ナフトール-4-スルホン酸(試薬)

JIS K 8050:2019 規格概要

この規格 K8050は、試薬として用いる1-アミノ-2-ナフトール-4-スルホン酸(別名 : 4-アミノ-3-ヒドロキシ-1-ナフタレンスルホン酸)について規定。

JISK8050 規格全文情報

規格番号
JIS K8050 
規格名称
1-アミノ-2-ナフトール-4-スルホン酸(試薬)
規格名称英語訳
1-Amino-2-naphthol-4-sulfonic acid (Reagent)
制定年月日
1955年3月5日
最新改正日
2019年2月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
試薬 I 2020, 試薬 II 2020
改訂:履歴
1955-03-05 制定日, 1958-03-03 改正日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1978-04-01 改正日, 1983-04-01 確認日, 1988-03-01 確認日, 1994-01-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2019-02-20 改正
ページ
JIS K 8050:2019 PDF [10]
                                                                                   K 8050 : 2019

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類・・・・[2]
  •  4 性質・・・・[2]
  •  4.1 性状・・・・[2]
  •  4.2 定性方法・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[3]
  •  6 試験方法・・・・[3]
  •  6.1 一般事項・・・・[3]
  •  6.2 純度(C10H9NO4S)(無水物換算)・・・・[3]
  •  6.3 炭酸ナトリウム溶液溶状・・・・[4]
  •  6.4 水分・・・・[4]
  •  6.5 強熱残分(硫酸塩)・・・・[4]
  •  6.6 硫酸塩(SO4)・・・・[5]
  •  6.7 鉄(Fe)・・・・[5]
  •  6.8 鋭敏度・・・・[6]
  •  7 容器・・・・[7]
  •  8 表示・・・・[7]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 8050 pdf 1] ―――――

K 8050 : 2019

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8050:1994は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成31年8月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8050:1994を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 8050 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 8050 : 2019

1-アミノ-2-ナフトール-4-スルホン酸(試薬)

1-Amino-2-naphthol-4-sulfonic acid (Reagent)

                               C10H9NO4S              FW : 239.25

1 適用範囲

  この規格は,試薬として用いる1-アミノ-2-ナフトール-4-スルホン酸について規定する。
注記 別名 : 4-アミノ-3-ヒドロキシ-1-ナフタレンスルホン酸

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法
JIS K 0068 化学製品の水分測定方法
JIS K 0113 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則
JIS K 0117 赤外分光分析通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8059 亜硫酸水素ナトリウム(試薬)
JIS K 8061 亜硫酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8105 エチレングリコール(試薬)
JIS K 8136 塩化すず(II)二水和物(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8201 塩化ヒドロキシルアンモニウム(試薬)
JIS K 8202 1,10-フェナントロリン塩酸塩一水和物(試薬)
JIS K 8359 酢酸アンモニウム(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)

――――― [JIS K 8050 pdf 3] ―――――

2
K 8050 : 2019
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8777 ピリジン(試薬)
JIS K 8810 1-ブタノール(試薬)
JIS K 8905 モリブデン(VI)酸アンモニウム四水和物(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8962 硫酸カリウム(試薬)
JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JIS K 9007 りん酸二水素カリウム(試薬)
JIS K 9702 ジメチルスルホキシド(試薬)
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)

3 種類

  種類は,特級とする。

4 性質

4.1 性状

  1-アミノ-2-ナフトール-4-スルホン酸は,白からうすい灰色又はうすい黄からうすい紫の結晶又は粉末で,
光によってくすんだ紫に変わる。水,エタノール(99.5)及びジエチルエーテルにほとんど溶けない。炭
酸ナトリウム溶液及び水酸化ナトリウム溶液に溶ける。

4.2 定性方法

  試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117によって測定すると,波数3 245 cm-1,2 908 cm-1,2 650 cm-1,
1 532 cm-1,1 353 cm-1,1 219 cm-1,1 171 cm-1,1 049 cm-1,750 cm-1,714 cm-1及び661 cm-1付近に主な吸収
ピークを認める。この場合,試料調製は,JIS K 0117の5.2 b)(錠剤法)による。錠剤の調製に臭化カリ
ウムを用いたときの赤外吸収スペクトルの例を図1に示す。
図1−赤外吸収スペクトルの一例

――――― [JIS K 8050 pdf 4] ―――――

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K 8050 : 2019

5 品質

  品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(C10H9NO4S)(無水物換算) 質量分率 % 97.0 以上 6.2
炭酸ナトリウム溶液溶状 − 試験適合 6.3
水分 質量分率 % 10.0 以下 6.4
強熱残分(硫酸塩) 質量分率 % 0.5 以下 6.5
硫酸塩(SO4) 質量分率 % 0.5 以下 6.6
鉄(Fe) 質量分率 ppm 5 以下 6.7
鋭敏度 − 試験適合 6.8

6 試験方法

6.1 一般事項

  試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。

6.2 純度(C10H9NO4S)(無水物換算)

  純度(C10H9NO4S)(無水物換算)の試験方法は,次による。
a) 試薬及び試験用溶液類 試薬及び試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) ジメチルスルホキシド JIS K 9702に規定するもの。
2) 0.1 mol/L 水酸化ナトリウム溶液(NaOH : 4.000 g/L) JIS K 8576に規定する水酸化ナトリウムを用
い,JIS K 8001のJA.6.4 r) 4)(0.1 mol/L 水酸化ナトリウム溶液)に従って,調製,標定及び計算す
る。
b) 器具及び装置 主な器具及び装置は,次による。
1) 乳鉢 ガラス製又は磁製で内径が50 mm120 mmで乳棒と組のもの。
2) 自動滴定装置 電位差滴定の機能をもち,最小吐出量が0.01 mL以下のもの。
c) 操作 操作は,次のとおり行う。
1) 試料3 gを乳鉢で速やかにすり潰す(6.4の試験にも用いる。)。その0.5 gをビーカー200 mLなどに
0.1 mgの桁まではかり,ジメチルスルホキシド100 mLを加えて溶かし,水25 mLを徐々に加える。
2) 室温になるまで冷却し,JIS K 0113の5.(電位差滴定方法)によって,指示電極にガラス電極,参
照電極に銀−塩化銀電極を用いて,0.1 mol/L 水酸化ナトリウム溶液で滴定する(a mL)。
なお,指示電極と参照電極とを組み合わせた複合電極を用いてもよい。
3) 終点は,変曲点とする。
4) 別に同一条件で空試験を行い,滴定量を補正する(b mL)。
d) 計算 純度(C10H9NO4S)(無水物換算)は,次の式によって算出する。
.0023 925 a b f
A 100
100 B
m
100
ここに, A : 純度(C10H9NO4S)(無水物換算)(質量分率 %)
B : 6.4で求めた水分(質量分率 %)
a : 滴定量(mL)
b : 空試験に要した滴定量(mL)

――――― [JIS K 8050 pdf 5] ―――――

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JIS K 8050:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 8050:2019の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISK0050:2019
化学分析方法通則
JISK0067:1992
化学製品の減量及び残分試験方法
JISK0068:2001
化学製品の水分測定方法
JISK0113:2005
電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則
JISK0117:2017
赤外分光分析通則
JISK8001:2017
試薬試験方法通則
JISK8059:2018
亜硫酸水素ナトリウム(試薬)
JISK8061:2010
亜硫酸ナトリウム(試薬)
JISK8085:2006
アンモニア水(試薬)
JISK8085:2021
アンモニア水(試薬)
JISK8102:2012
エタノール(95)(試薬)
JISK8105:2013
エチレングリコール(試薬)
JISK8136:2017
塩化すず(II)二水和物(試薬)
JISK8150:2006
塩化ナトリウム(試薬)
JISK8155:2017
塩化バリウム二水和物(試薬)
JISK8180:2015
塩酸(試薬)
JISK8180:2021
塩酸(試薬)
JISK8201:2006
塩化ヒドロキシルアンモニウム(試薬)
JISK8202:2019
1,10-フェナントロリン塩酸塩一水和物(試薬)
JISK8359:2006
酢酸アンモニウム(試薬)
JISK8541:2015
硝酸(試薬)
JISK8541:2021
硝酸(試薬)
JISK8550:2006
硝酸銀(試薬)
JISK8550:2021
硝酸銀(試薬)
JISK8576:2019
水酸化ナトリウム(試薬)
JISK8625:2017
炭酸ナトリウム(試薬)
JISK8777:2017
ピリジン(試薬)
JISK8810:2018
1-ブタノール(試薬)
JISK8905:2019
モリブデン(VI)酸アンモニウム四水和物(試薬)
JISK8951:2006
硫酸(試薬)
JISK8962:2008
硫酸カリウム(試薬)
JISK8982:2008
硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JISK9007:2008
りん酸二水素カリウム(試薬)
JISK9702:2014
ジメチルスルホキシド(試薬)
JISP3801:1995
ろ紙(化学分析用)