この規格ページの目次
JIS K 8376:2019 規格概要
この規格 K8376は、試薬として用いる酢酸バリウムについて規定。
JISK8376 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K8376
- 規格名称
- 酢酸バリウム(試薬)
- 規格名称英語訳
- Barium acetate (Reagent)
- 制定年月日
- 1961年3月1日
- 最新改正日
- 2019年2月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 試薬 I 2020, 試薬 II 2020
- 改訂:履歴
- 1961-03-01 制定日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1976-03-01 確認日, 1979-05-01 確認日, 1985-02-01 確認日, 1991-06-01 確認日, 1994-01-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2019-02-20 改正
- ページ
- JIS K 8376:2019 PDF [15]
K 8376 : 2019
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類・・・・[2]
- 4 性質・・・・[2]
- 4.1 性状・・・・[2]
- 4.2 定性方法・・・・[2]
- 5 品質・・・・[2]
- 6 試験方法・・・・[3]
- 6.1 一般事項・・・・[3]
- 6.2 純度[Ba(CH3COO)2]・・・・[3]
- 6.3 水溶状・・・・[4]
- 6.4 pH(50 g/L,25 ℃)・・・・[5]
- 6.5 塩化物(Cl)・・・・[5]
- 6.6 酸化性物質(NO3として)・・・・[5]
- 6.7 ナトリウム(Na)及びカリウム(K)・・・・[6]
- 6.8 銅(Cu),鉛(Pb)及び鉄(Fe)・・・・[7]
- 6.9 カルシウム(Ca)及びストロンチウム(Sr)・・・・[10]
- 7 容器・・・・[13]
- 8 表示・・・・[13]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 8376 pdf 1] ―――――
K 8376 : 2019
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8376:1994は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成31年8月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8376:1994を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 8376 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 8376 : 2019
酢酸バリウム(試薬)
Barium acetate (Reagent)
Ba(CH3COO)2 FW : 255.42
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いる酢酸バリウムについて規定する。
警告1 酢酸バリウムは,劇物なので,粉じんを吸入しないようにし,粘膜,皮膚に付着しないよう
にする。
警告2 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とす
る。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするもので
はない。この規格の利用者は,SDS(安全データシート)などを参考にして各自の責任にお
いて安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0116 発光分光分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 0970 ピストン式ピペット
JIS K 1107 窒素
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8107 エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
JIS K 8111 塩化亜鉛(試薬)
JIS K 8116 塩化アンモニウム(試薬)
JIS K 8121 塩化カリウム(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8159 塩化マグネシウム六水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8201 塩化ヒドロキシルアンモニウム(試薬)
JIS K 8284 くえん酸水素二アンモニウム(試薬)
JIS K 8377 酢酸ブチル(試薬)
JIS K 8454 N,N-ジエチルジチオカルバミド酸ナトリウム三水和物(試薬)
JIS K 8487 ジフェニルアミン(試薬)
――――― [JIS K 8376 pdf 3] ―――――
2
K 8376 : 2019
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8548 硝酸カリウム(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8554 硝酸ストロンチウム(試薬)
JIS K 8563 硝酸鉛(II)(試薬)
JIS K 8617 炭酸カルシウム(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8736 エリオクロムブラックT(試薬)
JIS K 8891 メタノール(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JIS K 8983 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
JIS Z 8802 pH測定方法
3 種類
種類は,特級とする。
4 性質
4.1 性状
酢酸バリウムは,白い結晶又は結晶性粉末で,水に溶けやすく,エタノール(99.5)に溶けにくい。
4.2 定性方法
定性方法は,次による。
a) 試料1 gに水20 mLを加えて溶かす(A液)。A液10 mLに塩化鉄(III)溶液(100 g/L)0.2 mLを加
えると,赤褐色になる。
b) 液10 mLに硫酸(1+5)1 mLを加えると,白い沈殿が生じる。
5 品質
品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
――――― [JIS K 8376 pdf 4] ―――――
3
K 8376 : 2019
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度[Ba(CH3COO)2] 質量分率 % 99.0 以上 6.2
水溶状 − 試験適合 6.3
pH(50 g/L,25 ℃) − 7.48.5 6.4
塩化物(Cl) 質量分率 ppm 5 以下 6.5
酸化性物質(NO3として) 質量分率 % 0.005 以下 6.6
ナトリウム(Na) 質量分率 % 0.01 以下 6.7
カリウム(K) 質量分率 % 0.01 以下 6.7
銅(Cu) 質量分率 ppm 5 以下 6.8
カルシウム(Ca) 質量分率 % 0.05 以下 6.9
ストロンチウム(Sr) 質量分率 % 0.1 以下 6.9
鉛(Pb) 質量分率 ppm 5 以下 6.8
鉄(Fe) 質量分率 ppm 5 以下 6.8
6 試験方法
6.1 一般事項
試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
6.2 純度[Ba(CH3COO)2]
純度[Ba(CH3COO)2]の試験方法は,次による。
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) アンモニア性塩化アンモニウム溶液(pH 10) JIS K 8116に規定する塩化アンモニウム7 gをはか
りとり,JIS K 8085に規定するアンモニア水(質量分率28.0 %30.0 %)57 mL及び水を加えて溶
かし,水を加えて100 mLにしたもの。溶液は,ポリエチレンなどの樹脂製瓶に密栓して保存する。
2) エリオクロムブラックT希釈粉末(必要な場合に用いる。) JIS K 8736に規定するエリオクロムブ
ラックT 0.10 gをはかりとり,JIS K 8150に規定する塩化ナトリウム10 gを加えて混合したもの。
希釈粉末は,褐色ガラス製瓶に保存する。
3) エリオクロムブラックT溶液(必要な場合に用いる。) JIS K 8736に規定するエリオクロムブラッ
クT 0.5 gをはかりとり,JIS K 8891に規定するメタノールを加えて溶かし,JIS K 8891に規定する
メタノールを加えて100 mLにしたもの。保存する場合,更にJIS K 8201に規定する塩化ヒドロキ
シルアンモニウム0.5 gを加えて調製し,褐色ガラス製瓶に保存する。
4) 0.01 mol/L エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム複合溶液(0.01 mol/L EDTA2Na複合溶液)
JIS K 8111に規定する塩化亜鉛,JIS K 8159に規定する塩化マグネシウム六水和物及びJIS K 8107
に規定するエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物を用い,JIS K 8001のJA.6.4 c) 5)
(0.01 mol/L エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム複合溶液)に従って,調製,標定及び計
算したもの。
b) 装置 主な装置は,次による。
・ 自動滴定装置(必要な場合に用いる。) 光度滴定の機能をもち,最小吐出量が0.01 mL以下のもの。
c) 操作 操作は,次のとおり行う。
1) 試料1.0 gを全量フラスコ500 mLに0.1 mgの桁まではかりとり,水を加えて溶かし,水を標線まで
加え混合する。
2) その25 mLを共通すり合わせ三角フラスコ200 mLなどに正確にとり,次のいずれかの方法で滴定
――――― [JIS K 8376 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS K 8376:2019の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 8376:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0116:2014
- 発光分光分析通則
- JISK0121:2006
- 原子吸光分析通則
- JISK0970:2013
- ピストン式ピペット
- JISK1107:2005
- 窒素
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8085:2006
- アンモニア水(試薬)
- JISK8085:2021
- アンモニア水(試薬)
- JISK8107:2017
- エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
- JISK8111:2007
- 塩化亜鉛(試薬)
- JISK8116:2006
- 塩化アンモニウム(試薬)
- JISK8121:2007
- 塩化カリウム(試薬)
- JISK8150:2006
- 塩化ナトリウム(試薬)
- JISK8159:2017
- 塩化マグネシウム六水和物(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8201:2006
- 塩化ヒドロキシルアンモニウム(試薬)
- JISK8284:2011
- くえん酸水素二アンモニウム(試薬)
- JISK8284:2021
- くえん酸水素二アンモニウム(試薬)
- JISK8377:2014
- 酢酸ブチル(試薬)
- JISK8454:1994
- N,N-ジエチルジチオカルバミド酸ナトリウム三水和物(試薬)
- JISK8487:2012
- ジフェニルアミン(試薬)
- JISK8541:2015
- 硝酸(試薬)
- JISK8541:2021
- 硝酸(試薬)
- JISK8548:2007
- 硝酸カリウム(試薬)
- JISK8550:2006
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8550:2021
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8554:2020
- 硝酸ストロンチウム(試薬)
- JISK8563:2018
- 硝酸鉛(II)(試薬)
- JISK8617:2007
- 炭酸カルシウム(試薬)
- JISK8625:2017
- 炭酸ナトリウム(試薬)
- JISK8736:2018
- エリオクロムブラックT(試薬)
- JISK8891:2006
- メタノール(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISK8982:2008
- 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
- JISK8983:2016
- 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
- JISZ8802:2011
- pH測定方法