JIS K 9038:2015 ローダミンB(試薬)

JIS K 9038:2015 規格概要

この規格 K9038は、試薬として用いるローダミンB{化学名 : 9-(2-カルボキシフェニル)-3,6-ビス(ジエチルアミノ)キサンチリウム・クロリド[9-(2-カルボキシフェニル)-6-ジエチルアミノ-3H-キサンテン-3イリデン]ジエチルアンモニウムクロリド}について規定。

JISK9038 規格全文情報

規格番号
JIS K9038 
規格名称
ローダミンB(試薬)
規格名称英語訳
Rhodamine B (Reagent)
制定年月日
1953年8月21日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
試薬 II 2020
改訂:履歴
1953-08-21 制定日, 1956-08-21 確認日, 1957-03-29 改正日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1976-03-01 確認日, 1979-05-01 確認日, 1985-02-01 確認日, 1991-06-01 確認日, 1994-01-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2015-03-20 改正日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS K 9038:2015 PDF [9]
                                                                                   K 9038 : 2015

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類・・・・[2]
  •  4 性質・・・・[2]
  •  4.1 性状・・・・[2]
  •  4.2 定性方法・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[2]
  •  6 試験方法・・・・[3]
  •  6.1 一般事項・・・・[3]
  •  6.2 水溶状・・・・[3]
  •  6.3 エタノール溶状・・・・[4]
  •  6.4 吸光度(2.5 mg/L,pH 1.0)(乾燥物換算)・・・・[4]
  •  6.5 乾燥減量(105 ℃)・・・・[6]
  •  6.6 強熱残分(硫酸塩)・・・・[6]
  •  6.7 鋭敏度・・・・[6]
  •  7 容器・・・・[6]
  •  8 表示・・・・[7]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 9038 pdf 1] ―――――

K 9038 : 2015

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 9038:1994は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成27年9月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 9038:1994によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 9038 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 9038 : 2015

ローダミンB(試薬)

Rhodamine B (Reagent)

                      CH2CH3          CH2CH3
+
N O N
H3CH2C CH2CH3
Cl-
C28H31ClN2O3 FW : 479.01
COOH

1 適用範囲

  この規格は,試薬として用いるローダミンB 1)について規定する。
注1) 化学名 : 9-(2-カルボキシフェニル)-3,6-ビス(ジエチルアミノ)キサンチリウム・クロリド[9-(2-カ
ルボキシフェニル)-6-ジエチルアミノ-3H-キサンテン-3イリデン]ジエチルアンモニウムクロリ

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法
JIS K 0115 吸光光度分析通則
JIS K 0117 赤外分光分析方法通則
JIS K 1107 窒素
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8005 容量分析用標準物質
JIS K 8019 亜硝酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8121 塩化カリウム(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8532 L(+)-酒石酸(試薬)
JIS K 8533 ビス[(+)-タルトラト]二アンチモン(III)酸二カリウム三水和物(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8574 水酸化カリウム(試薬)
JIS K 8603 ソーダ石灰(試薬)
JIS K 8680 トルエン(試薬)

――――― [JIS K 9038 pdf 3] ―――――

2
K 9038 : 2015
JIS K 8844 ブロモフェノールブルー(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS Z 8802 pH測定方法

3 種類

  種類は,特級とする。

4 性質

4.1 性状

  ローダミンBは,僅かに金属光沢のある暗い緑から暗い赤緑の結晶性粉末で,エタノールにやや溶けや
すく,水にやや溶けにくく,ジエチルエーテルにほとんど溶けない。

4.2 定性方法

  試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117に従って測定すると,波数2 983 cm-1,1 694 cm-1,1 649 cm-1,
1 589 cm-1,1 413 cm-1,1 346 cm-1,1 274 cm-1,1 180 cm-1,1 075 cm-1,1 010 cm-1,923 cm-1,823 cm-1及び
684 cm-1付近に主な吸収ピークを認める。試料調製をJIS K 0117の5.2 b)(錠剤法)によって行い,調製に
臭化カリウムを用いたときの赤外吸収スペクトルの例を図1に示す。
図1−赤外吸収スペクトルの例
注記 図1は,独立行政法人産業技術総合研究所のスペクトルデータベースシステム(SDBS)から引
用したものである。

5 品質

  品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。

――――― [JIS K 9038 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
K 9038 : 2015
表1−品質
項目 規格値 試験方法
水溶状 試験適合 6.2
エタノール溶状 試験適合 6.3
吸光度(2.5 mg/L,pH 1.0) 0.55以上 6.4
(乾燥物換算)
乾燥減量(105 ℃) 質量分率 % 10.0以下 6.5
強熱残分(硫酸塩) 質量分率 % 0.2以下 6.6
鋭敏度 試験適合 6.7

6 試験方法

6.1 一般事項

  試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。

6.2 水溶状

  水溶状の試験方法は,次による。
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) 硝酸(1+2) JIS K 8541に規定する硝酸(質量分率60 %61 %,特級)の体積1と水の体積2と
を混合する。
2) 硝酸銀溶液(20 g/L) JIS K 8550に規定する硝酸銀2 gを水に溶かして100 mLにする。褐色ガラス
製瓶に保存する。
3) 塩化物標準液
3.1) 塩化物標準液(Cl : 1 mg/mL) 次のいずれかのものを用いる。
3.1.1) 計量標準供給制度[JCSS 2)]に基づく標準液で,酸濃度,安定剤の有無などが使用目的に一致し
た場合に用い,必要な場合は,適切な方法で希釈して使用する(以下,“JCSSに基づく標準液”
という。)。
3.1.2) CSS以外の認証標準液で酸濃度,安定剤の有無などが使用目的に一致した場合に用い,必要な
場合は,適切な方法で希釈して使用する。ただし,JCSS以外の認証標準液がない場合は,市販
の標準液を用いる(以下,JCSS以外の認証標準液及び市販の標準液を合わせて,“JCSS以外の
認証標準液など”という。)。
3.1.3) IS K 8150に規定する塩化ナトリウム1.65 gを全量フラスコ1 000 mLにはかりとり,水を加え
て溶かし,水を標線まで加えて混合する。
注2) CSSは,Japan Calibration Service Systemの略称である。
3.2) 塩化物標準液(Cl : 0.01 mg/mL) 塩化物標準液(Cl : 1 mg/mL)10 mLを全量フラスコ1 000 mL
に正確にとり,水を標線まで加えて混合する。
b) 濁りの程度の適合限度標準 濁りの程度の適合限度標準“ほとんど澄明”は,次による。
塩化物標準液(Cl : 0.01 mg/mL)0.5 mLを共通すり合わせ平底試験管[c)参照]にとり,水10 mL,
硝酸(1+2)1 mL及び硝酸銀溶液(20 g/L)1 mLを加え,更に水を加えて20 mLとし,振り混ぜてか
ら15分間放置する。
c) 器具 主な器具は,次のとおりとする。
共通すり合わせ平底試験管 濁り,ごみなどの有無が確認しやすい大きさで,目盛のあるもの。例
として,容量50 mL,直径約23 mmのもの。

――――― [JIS K 9038 pdf 5] ―――――

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JIS K 9038:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 9038:2015の関連規格と引用規格一覧