この規格ページの目次
JIS K 8447:2018 規格概要
この規格 K8447は、試薬として用いるシアン化ナトリウムについて規定。
JISK8447 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K8447
- 規格名称
- シアン化ナトリウム(試薬)
- 規格名称英語訳
- Sodium cyanide (Reagent)
- 制定年月日
- 1953年8月21日
- 最新改正日
- 2018年2月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 試薬 I 2020, 試薬 II 2020
- 改訂:履歴
- 1953-08-21 制定日, 1956-08-21 確認日, 1957-03-29 改正日, 1960-03-15 確認日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1975-02-01 改正日, 1978-02-01 確認日, 1983-04-01 確認日, 1988-03-01 確認日, 1993-01-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2018-02-20 改正
- ページ
- JIS K 8447:2018 PDF [12]
K 8447 : 2018
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類・・・・[2]
- 4 性質・・・・[2]
- 4.1 性状・・・・[2]
- 4.2 定性方法・・・・[2]
- 5 品質・・・・[2]
- 6 試験方法・・・・[3]
- 6.1 一般事項・・・・[3]
- 6.2 純度(NaCN)・・・・[3]
- 6.3 水溶状・・・・[4]
- 6.4 塩化物(Cl)・・・・[4]
- 6.5 りん酸塩(PO4)・・・・[5]
- 6.6 硫酸塩(SO4)・・・・[6]
- 6.7 硫化物(S)・・・・[6]
- 6.8 チオシアン酸塩(SCN)・・・・[7]
- 6.9 カリウム(K)・・・・[8]
- 6.10 鉛(Pb)及び鉄(Fe)・・・・[9]
- 7 容器・・・・[10]
- 8 表示・・・・[10]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 8447 pdf 1] ―――――
K 8447 : 2018
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8447:1993は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成30年8月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8447:1993によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 8447 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 8447 : 2018
シアン化ナトリウム(試薬)
Sodium cyanide (Reagent)
NaCN FW : 49.01
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いるシアン化ナトリウムについて規定する。
警告1 シアン化ナトリウムは毒物で,酸との接触によって猛毒で引火性のシアン化水素が発生する
ので,取扱いはドラフト内で行わなければならない。
警告2 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とす
る。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするもので
はない。この規格の利用者は,SDS(安全データシート)などを参考にして,各自の責任に
おいて安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0113 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8121 塩化カリウム(試薬)
JIS K 8142 塩化鉄(III)六水和物(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8230 過酸化水素(試薬)
JIS K 8374 酢酸鉛(II)三水和物(試薬)
JIS K 8533 ビス[(+)-タルトラト]二アンチモン(III)酸二カリウム三水和物(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8563 硝酸鉛(II)(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8588 アミド硫酸アンモニウム(試薬)
――――― [JIS K 8447 pdf 3] ―――――
2
K 8447 : 2018
JIS K 8905 七モリブデン酸六アンモニウム四水和物(試薬)
JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)
JIS K 8949 硫化ナトリウム九水和物(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8962 硫酸カリウム(試薬)
JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JIS K 9000 チオシアン酸アンモニウム(試薬)
JIS K 9007 りん酸二水素カリウム(試薬)
JIS K 9502 L(+)-アスコルビン酸(試薬)
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
3 種類
種類は,特級とする。
4 性質
4.1 性状
シアン化ナトリウムは,白又は黄みの白の結晶又は結晶性粉末で,潮解性があり,水に極めて溶けやす
く,エタノール(99.5)に溶けにくい。酸及び光によって分解する。水溶液は,塩基性である。
4.2 定性方法
定性方法は,次による。
a) 試料0.5 gに水30 mLを加えて溶かす(A液)。A液10 mLに水酸化ナトリウム溶液(100 g/L)1 mL
及び硫酸鉄(II)溶液(100 g/L)0.2 mLを加えて加熱し,冷却後,塩化鉄(III)溶液(100 g/L)0.2 mL
及び塩酸(2+1)1 mLを加えると,青い沈殿が生じる。
b) 炎色試験は,直径約0.8 mmの白金線の先端から約30 mmまでを塩酸(1+1)に浸し,ガスバーナー
の無色炎中1)に入れた後,放冷する。この操作を炎に色が現れなくなるまで繰り返す。白金線の先端
約5 mmを水で浸し,少量の試料を付着させたものをガスバーナーの無色炎中に入れると黄が現れる。
注1) 炎色試験に用いるガスバーナーは,炎の長さ約120 mm,内炎の長さ約30 mm程度とする。
白金線は,内炎の最上部から約10 mmの位置に水平に入れる。
5 品質
品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
――――― [JIS K 8447 pdf 4] ―――――
3
K 8447 : 2018
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(NaCN) 質量分率 % 97.0以上 6.2
水溶状 − 試験適合 6.3
塩化物(Cl) 質量分率 % 0.02以下 6.4
りん酸塩(PO4) 質量分率 % 0.02以下 6.5
硫酸塩(SO4) 質量分率 % 0.01以下 6.6
硫化物(S) 質量分率 % 0.003以下 6.7
チオシアン酸塩(SCN) 質量分率 % 0.02以下 6.8
カリウム(K) 質量分率 % 0.1以下 6.9
鉛(Pb) 質量分率 % 0.002以下 6.10
鉄(Fe) 質量分率 % 0.003以下 6.10
6 試験方法
6.1 一般事項
試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
6.2 純度(NaCN)
純度(NaCN)の試験方法は,次による。
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) アンモニア水(2+3) JIS K 8085に規定するアンモニア水(質量分率28.0 %30.0 %)の体積2と
水の体積3とを混合したもの。
2) よう化カリウム溶液(100 g/L) JIS K 8913に規定するよう化カリウム1.0 gをはかりとり,水を加
えて溶かし,水を加えて10 mLにしたもの。使用時に調製する。
3) 0.1 mol/L硝酸銀溶液(AgNO3 : 16.99 g/L) JIS K 8550に規定する硝酸銀を用い,JIS K 8001のJA.6.4
n)(0.1 mol/L 硝酸銀溶液)に従って調製,標定及び計算する。
b) 装置 主な装置は,次による。
− 自動滴定装置(必要な場合に用いる。) 電位差滴定の機能をもち,最小吐出量が0.01 mL以下のも
の。
c) 操作 操作は,次のとおり行う。
1) 試料0.3 gをコニカルビーカー200 mLなどに0.1 mgの桁まではかりとり,水30 mLを加えて溶かし,
よう化カリウム溶液(100 g/L)0.2 mL及びアンモニア水(2+3)3 mLを加え,0.1 mol/L硝酸銀溶
液で滴定する。
2) 終点は,僅かな濁りが持続する点とする。
3) または,JIS K 0113の5.(電位差滴定方法)によって,指示電極に硫酸水銀,又は塩化銀電極の内
部液を硝酸カリウム溶液に置き換えたもので,参照電極に銀又は,銀−塩化銀電極を用いるか,指
示電極と参照電極とを組み合わせた複合銀電極を用いて,0.1 mol/L硝酸銀溶液で滴定する。
4) 終点は変曲点とする。
d) 計算 純度(NaCN)は,次の式によって算出する。
.0009 802V f
A 100
m
ここに, A : 純度(NaCN)(質量分率 %)
V : 滴定に要した0.1 mol/L硝酸銀溶液の体積(mL)
――――― [JIS K 8447 pdf 5] ―――――
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JIS K 8447:2018の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 8447:2018の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0113:2005
- 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則
- JISK0121:2006
- 原子吸光分析通則
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8085:2006
- アンモニア水(試薬)
- JISK8085:2021
- アンモニア水(試薬)
- JISK8102:2012
- エタノール(95)(試薬)
- JISK8121:2007
- 塩化カリウム(試薬)
- JISK8142:2018
- 塩化鉄(III)六水和物(試薬)
- JISK8150:2006
- 塩化ナトリウム(試薬)
- JISK8155:2017
- 塩化バリウム二水和物(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8230:2016
- 過酸化水素(試薬)
- JISK8374:2007
- 酢酸鉛(II)三水和物(試薬)
- JISK8533:2012
- ビス[(+)-タルトラト]二アンチモン(III)酸二カリウム三水和物(試薬)
- JISK8541:2015
- 硝酸(試薬)
- JISK8541:2021
- 硝酸(試薬)
- JISK8550:2006
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8550:2021
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8563:2018
- 硝酸鉛(II)(試薬)
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISK8588:2011
- アミド硫酸アンモニウム(試薬)
- JISK8905:2019
- モリブデン(VI)酸アンモニウム四水和物(試薬)
- JISK8913:2006
- よう化カリウム(試薬)
- JISK8949:2019
- 硫化ナトリウム九水和物(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISK8962:2008
- 硫酸カリウム(試薬)
- JISK8982:2008
- 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
- JISK9000:2008
- チオシアン酸アンモニウム(試薬)
- JISK9007:2008
- りん酸二水素カリウム(試薬)
- JISK9502:2020
- L(+)-アスコルビン酸(試薬)
- JISP3801:1995
- ろ紙(化学分析用)