JIS K 8552:2017 硝酸コバルト(II)六水和物(試薬)

JIS K 8552:2017 規格概要

この規格 K8552は、試薬として用いる硝酸コバルト(II)六水和物について規定。

JISK8552 規格全文情報

規格番号
JIS K8552 
規格名称
硝酸コバルト(II)六水和物(試薬)
規格名称英語訳
Cobalt(II) nitrate hexahydrate
制定年月日
1953年8月21日
最新改正日
2017年2月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
試薬 II 2020
改訂:履歴
1953-08-21 制定日, 1954-05-22 改正日, 1957-05-22 改正日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1978-04-01 改正日, 1983-04-01 確認日, 1988-03-01 確認日, 1988-11-01 改正日, 1994-06-01 確認日, 1995-01-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2017-02-20 改正
ページ
JIS K 8552:2017 PDF [14]
                                                                                   K 8552 : 2017

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類・・・・[2]
  •  4 性質・・・・[2]
  •  4.1 性状・・・・[2]
  •  4.2 定性方法・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[2]
  •  6 試験方法・・・・[2]
  •  6.1 一般事項・・・・[2]
  •  6.2 純度[Co(NO3)2・6H2O] 36.3 水溶状・・・・[4]
  •  6.4 pH(50 g/L,25 ℃)・・・・[4]
  •  6.5 塩化物(Cl)・・・・[5]
  •  6.6 硫酸塩(SO4)・・・・[5]
  •  6.7 ナトリウム(Na)及びカリウム(K)・・・・[6]
  •  6.8 銅(Cu)及び鉛(Pb)・・・・[7]
  •  6.9 カルシウム(Ca),亜鉛(Zn),マンガン(Mn)及び鉄(Fe)・・・・[8]
  •  6.10 ニッケル(Ni)・・・・[9]
  •  6.11 銅(Cu),カルシウム(Ca),亜鉛(Zn),マンガン(Mn),鉄(Fe)及びニッケル(Ni)・・・・[10]
  •  7 容器・・・・[12]
  •  8 表示・・・・[12]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 8552 pdf 1] ―――――

K 8552 : 2017

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8552:1995は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成29年8月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8552:1995によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 8552 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 8552 : 2017

硝酸コバルト(II)六水和物(試薬)

Cobalt(II) itrate hexahydrate

                             Co(NO3)2・6H2O        FW : 291.03

1 適用範囲

  この規格は,試薬として用いる硝酸コバルト(II)六水和物について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0116 発光分光分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 1107 窒素
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8107 エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
JIS K 8121 塩化カリウム(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8152 塩化ニッケル(II)六水和物(試薬)
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8160 塩化マンガン(II)四水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8563 硝酸鉛(II)(試薬)
JIS K 8617 炭酸カルシウム(試薬)
JIS K 8847 ヘキサメチレンテトラミン(試薬)
JIS K 8953 硫酸亜鉛七水和物(試薬)
JIS K 8962 硫酸カリウム(試薬)
JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JIS K 8983 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
JIS K 9502 L(+)-アスコルビン酸(試薬)
JIS K 9563 キシレノールオレンジ(試薬)

――――― [JIS K 8552 pdf 3] ―――――

2
K 8552 : 2017
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS R 3505 ガラス製体積計
JIS Z 8802 pH測定方法

3 種類

  種類は,特級とする。

4 性質

4.1 性状

  硝酸コバルト(II)六水和物は,赤褐色の結晶で,潮解性があり,水及びエタノール(99.5)に溶けやす
い。

4.2 定性方法

  定性方法は,次による。
a) 試料0.2 gに水 20 mLを加えて溶かす(A液)。A液5 mLに硫酸5 mLを加え,硫酸鉄(II)溶液(100
g/L)2 mLを積層させると二つの液の境界面に褐色の輪帯が現れる。
b) 液10 mLに水酸化ナトリウム溶液(100 g/L)1 mLを加えると,青い沈殿が生じる。

5 品質

  品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度[Co(NO3)2・6H2O]質量分率 % 98.0 以上 6.2
水溶状 − 試験適合 6.3
pH(50 g/L,25 ℃) − 3.0 以上 6.4
塩化物(Cl) 質量分率 % 0.002 以下 6.5
硫酸塩(SO4) 質量分率 % 0.01 以下 6.6
ナトリウム(Na) 質量分率 % 0.05 以下 6.7
カリウム(K) 質量分率 % 0.05 以下 6.7
銅(Cu) 質量分率 % 0.001 以下 6.8又は6.11
カルシウム(Ca) 質量分率 % 0.005 以下 6.9又は6.11
亜鉛(Zn) 質量分率 % 0.002 以下 6.9又は6.11
鉛(Pb) 質量分率 % 0.001 以下 6.8
マンガン(Mn) 質量分率 % 0.005 以下 6.9又は6.11
鉄(Fe) 質量分率 % 0.002 以下 6.9又は6.11
ニッケル(Ni) 質量分率 % 0.05 以下 6.10又は6.11

6 試験方法

6.1 一般事項

  一般事項は,次による。
a) 試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。

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K 8552 : 2017
b) 使用するガラス器具は,特に規定がない場合は,JIS R 3503及びJIS R 3505による。
c) 使用する標準液は,計量計測トレーサビリティが確保された標準液を,使用用途に合致することを確
認し,必要ならば希釈して使用する。このような標準液がない場合,使用用途に合致することを確認
して市販の標準液を用いるか,又は調製したものを用いる。
注記1 計量計測トレーサビリティが確保された標準液としては,計量標準供給制度[JCSS(Japan
Calibration Service System)]に基づく標準液,国立研究開発法人産業技術総合研究所計量標
準総合センター(NMIJ),米国国立標準技術研究所(NIST),ドイツ連邦材料試験研究所
(BAM)などが供給する標準液及びこれらへの計量計測トレーサビリティが確保された市
販の認証標準液がある。
d) 滴定用溶液の調製及び標定は,JIS K 8001の附属書JA(試験用溶液類の調製方法及び滴定用溶液類の
調製及び標定)による。市販品を用いる場合は,使用用途に合致することを確認する。
注記2 計量計測トレーサビリティが確保された滴定用溶液としては,ISO/IEC 17025に基づく認
定試験所が認定の範囲で値付けした市販の滴定用溶液がある。
6.2 純度[Co(NO3)2・6H2O]
純度[Co(NO3)2・6H2O]の試験方法は,次による。
a) 試薬及び試験用溶液類 試薬及び試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) ヘキサメチレンテトラミン JIS K 8847に規定するもの。
2) (+)-アスコルビン酸溶液(50 g/L) JIS K 9502に規定するL(+)-アスコルビン酸5 gをはかりとり,
水100 mLを加えて溶かす。使用時に調製する。
3) アンモニア水(1+10) JIS K 8085に規定するアンモニア水(質量分率28.0 %30.0 %)の体積1
と水の体積10とを混合する。
4) 塩酸(1+10) JIS K 8180に規定する塩酸(特級)の体積1と水の体積10とを混合する。
5) キシレノールオレンジ溶液 JIS K 9563に規定するキシレノールオレンジ0.10 gをはかりとり,水
を加えて溶かし,水を加えて100 mLにする。
6) 0.01 mol/L エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム溶液(0.01 mol/L EDTA2Na溶液)
(C10H14O8N2Na2・2H2O : 3.722 g/L) JIS K 8107に規定するエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリ
ウム二水和物を用いて6.1 d)による。
b) 装置 主な装置は,次による。
自動滴定装置(必要な場合に用いる。) 光度滴定の機能をもち,最小吐出量が0.01 mL以下のもの。
c) 操作 操作は,次のとおり行う。
試料0.8 gを全量フラスコ250 mLに0.1 mgの桁まではかりとり,水を加えて溶かし,水を標線まで
加えて混合する。その25 mLを正確にとり,水60 mL,L(+)-アスコルビン酸溶液(50 g/L)2 mL及び
ヘキサメチレンテトラミン1 gを加え,よく混ぜる。塩酸(1+10)又はアンモニア水(1+10)を加
えてpH 5.4に調節する。指示薬としてキシレノールオレンジ溶液0.3 mLを加え,0.01 mol/L EDTA2Na
溶液で滴定する。終点付近では,10秒以上の間隔を置いてゆっくりと滴加する。終点は,液の色が赤
紫から黄に変わった点とする。
または,光度滴定によって波長520 nm550 nmで,0.01 mol/L EDTA2Na溶液で滴定する。終点は,
変曲点とする。
d) 計算 純度[Co(NO3)2・6H2O]は,次の式を用いて計算する。

――――― [JIS K 8552 pdf 5] ―――――

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JIS K 8552:2017の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 8552:2017の関連規格と引用規格一覧