この規格ページの目次
JIS K 8613:2021 規格概要
この規格 K8613は、試薬として用いる炭酸アンモニウムについて規定。
JISK8613 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K8613
- 規格名称
- 炭酸アンモニウム(試薬)
- 規格名称英語訳
- Ammonium carbonate (Reagent)
- 制定年月日
- 1953年5月6日
- 最新改正日
- 2021年3月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1953-05-06 制定日, 1956-03-28 改正日, 1959-02-27 確認日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1975-02-01 改正日, 1978-02-01 確認日, 1983-04-01 確認日, 1988-03-01 確認日, 1994-07-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2015-03-20 改正日, 2019-10-21 確認日, 2021-03-22 改正
- ページ
- JIS K 8613:2021 PDF [14]
K 8613 : 2021
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類・・・・[2]
- 4 性質・・・・[2]
- 4.1 性状・・・・[2]
- 4.2 定性方法・・・・[2]
- 5 品質・・・・[2]
- 6 試験方法・・・・[2]
- 6.1 一般事項・・・・[2]
- 6.2 純度(NH3として)・・・・[2]
- 6.3 水溶状・・・・[3]
- 6.4 強熱残分(硫酸塩)・・・・[4]
- 6.5 塩化物(Cl)・・・・[5]
- 6.6 硝酸塩・・・・[5]
- 6.7 硫黄化合物(SO4として)・・・・[6]
- 6.8 りん酸塩(PO4)・・・・[7]
- 6.9 ナトリウム(Na)及びカリウム(K)・・・・[8]
- 6.10 マグネシウム(Mg),カルシウム(Ca),及び亜鉛(Zn)・・・・[9]
- 6.11 銅(Cu),鉛(Pb)及び鉄(Fe)・・・・[10]
- 6.12 硫黄化合物(SO4として),カルシウム(Ca),亜鉛(Zn),銅(Cu),鉛(Pb)及び鉄(Fe)・・・・[11]
- 7 容器・・・・[12]
- 8 表示・・・・[12]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 8613 pdf 1] ―――――
K 8613 : 2021
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を
改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格で
ある。これによって,JIS K 8613:2015は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,令和3年9月21日までの間は,産業標準化法第30条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8613:2015を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 8613 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
K 8613 : 2021
炭酸アンモニウム(試薬)
Ammonium carbonate (Reagent)
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いる炭酸アンモニウムについて規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS H 6201 化学分析用白金るつぼ
JIS H 6202 化学分析用白金皿
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0113 電位差·電流·電量·カールフィッシャー滴定方法通則
JIS K 0119 蛍光X線分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 0148 表面化学分析−全反射蛍光X線分析法(TXRF)によるシリコンウェーハ表面汚染元素の
定量方法
JIS K 0970 ピストン式ピペット
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8092 インジゴカルミン(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8136 塩化すず(II)二水和物(試薬)
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8529 臭素(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8810 1-ブタノール(試薬)
JIS K 8844 ブロモフェノールブルー(試薬)
JIS K 8905 モリブデン(VI)酸アンモニウム四水和物(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
――――― [JIS K 8613 pdf 3] ―――――
2
K 8613 : 2021
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS R 1301 化学分析用磁器るつぼ
JIS Z 0701 包装用シリカゲル乾燥剤
3 種類
種類は,特級とする。
4 性質
4.1 性状
炭酸アンモニウムは,炭酸水素アンモニウムとカルバミド酸アンモニウムとの混合物で,無色から白の
結晶又は粉末で,アンモニア臭があり,空気中で徐々に分解する。水に溶けやすい。
4.2 定性方法
定性方法は,次による。
a) 試料1 gに水10 mLを加えて溶かし,塩酸(2+1)5 mLを加えると,二酸化炭素が発生する。
b) 試料1 gに水10 mLを加えて溶かし,水酸化ナトリウム溶液(300 g/L)5 mLを加えると,アンモニア
ガスが発生し,湿らせたリトマス紙をかざすと青になる。
5 品質
品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(NH3として) 質量分率 % 30.0以上 6.2
水溶状 - 試験適合 6.3
強熱残分(硫酸塩) 質量分率 % 0.005以下 6.4
塩化物(Cl) 質量分率 ppm 3以下 6.5
硝酸塩 - 試験適合 6.6
硫黄化合物(SO4として) 質量分率 % 0.002以下 6.7又は6.12
りん酸塩(PO4) 質量分率 % 0.001以下 6.8
ナトリウム(Na) 質量分率 % 0.001以下 6.9
カリウム(K) 質量分率 ppm 5以下 6.9
銅(Cu) 質量分率 ppm 1以下 6.11又は6.12
マグネシウム(Mg) 質量分率 ppm 5以下 6.10
カルシウム(Ca) 質量分率 % 0.001以下 6.10又は6.12
亜鉛(Zn) 質量分率 % 0.002以下 6.10又は6.12
鉛(Pb) 質量分率 ppm 1以下 6.11又は6.12
鉄(Fe) 質量分率 ppm 4以下 6.11又は6.12
6 試験方法
6.1 一般事項
試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
6.2 純度(NH3として)
――――― [JIS K 8613 pdf 4] ―――――
3
K 8613 : 2021
純度(NH3として)の試験方法は,次による。
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次による。
1) 二酸化炭素を除いた水 JIS K 8001の5.8 c)(二酸化炭素を除いた水)による。
2) ブロモフェノールブルー溶液 JIS K 8844に規定するブロモフェノールブルー0.10 gをJIS K 8102
に規定するエタノール(95)50 mLを加えて溶かし,水を加えて100 mLにしたもの。
3) 1 mol/L 塩酸(HCl : 36.46 g/L) JIS K 8180に規定する塩酸(特級)を用い,JIS K 8001のJA.6.4 e) 2)
(1 mol/L 塩酸)に従って,調製,標定及び計算したもの。ポリエチレンなどの樹脂製瓶に保存す
る。
4) 1 mol/L 水酸化ナトリウム溶液(NaOH : 40.00 g/L) JIS K 8576に規定する水酸化ナトリウムを用
い,JIS K 8001のJA.6.4 r) 1)(1 mol/L 水酸化ナトリウム溶液)に従って,調製,標定及び計算し
たもの。ポリエチレンなどの樹脂製瓶に保存する。
b) 装置 主な装置は,次による。
· 自動滴定装置 電位差滴定の機能をもち,最小吐出量が0.01 mL以下のもの。
c) 操作 操作は,次による。
1) 共通すり合わせ三角フラスコ200 mLなどに水25 mLを入れて栓をし,0.1 mgの桁まで質量をはか
る(m1 g)。これに,試料2 gを入れ,素早く栓をして,再び質量を0.1 mgの桁まではかる(m2 g)。
2) 1 mol/L 塩酸50 mLを正確に素早く,加える。
3) 次のいずれかの方法で,滴定する。
3.1) 指示薬としてブロモフェノールブルー溶液数滴を加え,1 mol/L 水酸化ナトリウム溶液で滴定す
る。終点は,液の色が青紫から青みの緑になる点とする。
3.2) IS K 0113の5.(電位差滴定方法)によって,指示薬を用いず,指示電極に白金電極若しくは銀
電極を,参照電極に銀−塩化銀電極を用いるか,又は指示電極と参照電極とを組み合わせた複合
電極を用いて,1 mol/L 水酸化ナトリウム溶液で滴定を行う。終点は,変曲点とする。
なお,電極がつ(浸)かるように,適量の水を加えてから,滴定してもよい。
4) 別に同一条件で空試験を行う。
d) 計算 純度(NH3として)は,次の式によって算出する。
0.017031 V2 V1 f1
A 100
m2 m1
ここに, A : 炭酸アンモニウムの純度(NH3として)(質量分率 %)
V1 : 滴定に要した1 mol/L 水酸化ナトリウム溶液の体積
(mL)
V2 : 空試験に要した1 mol/L 水酸化ナトリウム溶液の体積
(mL)
f1 : 1 mol/L 水酸化ナトリウム溶液のファクター
m2 : 試料の入った共通すり合わせ三角フラスコの質量(g)
m1 : 共通すり合わせ三角フラスコの質量(g)
0.017 031 : 1 mol/L 塩酸1 mLに相当するアンモニア(NH3)の質量
を示す換算係数(g/mL)
6.3 水溶状
水溶状の試験方法は,次による。
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次による。
1) 硝酸(1+2) JIS K 8541に規定する硝酸(質量分率60 %61 %,特級)の体積1と水の体積2と
――――― [JIS K 8613 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS K 8613:2021の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 8613:2021の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISH6201:1986
- 化学分析用白金るつぼ
- JISH6202:1986
- 化学分析用白金皿
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0113:2005
- 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則
- JISK0119:2008
- 蛍光X線分析通則
- JISK0121:2006
- 原子吸光分析通則
- JISK0148:2005
- 表面化学分析-全反射蛍光X線分析法(TXRF)によるシリコンウェーハ表面汚染元素の定量方法
- JISK0970:2013
- ピストン式ピペット
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8085:2006
- アンモニア水(試薬)
- JISK8085:2021
- アンモニア水(試薬)
- JISK8092:2017
- インジゴカルミン(試薬)
- JISK8102:2012
- エタノール(95)(試薬)
- JISK8136:2017
- 塩化すず(II)二水和物(試薬)
- JISK8155:2017
- 塩化バリウム二水和物(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8529:2016
- 臭素(試薬)
- JISK8541:2015
- 硝酸(試薬)
- JISK8541:2021
- 硝酸(試薬)
- JISK8550:2006
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8550:2021
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISK8625:2017
- 炭酸ナトリウム(試薬)
- JISK8810:2018
- 1-ブタノール(試薬)
- JISK8844:2012
- ブロモフェノールブルー(試薬)
- JISK8905:2019
- モリブデン(VI)酸アンモニウム四水和物(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISP3801:1995
- ろ紙(化学分析用)
- JISR1301:1987
- 化学分析用磁器るつぼ
- JISZ0701:1977
- 包装用シリカゲル乾燥剤