この規格ページの目次
JIS K 8088:2010 規格概要
この規格 K8088は、試薬として用いる硫黄について規定。
JISK8088 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K8088
- 規格名称
- 硫黄(試薬)
- 規格名称英語訳
- Sulfur (Reagent)
- 制定年月日
- 1952年7月22日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 試薬 I 2020, 試薬 II 2020
- 改訂:履歴
- 1952-07-22 制定日, 1955-07-22 改正日, 1958-03-03 改正日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1976-03-01 確認日, 1979-05-01 確認日, 1985-02-01 確認日, 1991-06-01 確認日, 1992-08-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2010-04-20 改正日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS K 8088:2010 PDF [15]
K 8088 : 2010
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類・・・・[2]
- 4 性質・・・・[2]
- 4.1 性状・・・・[2]
- 4.2 定性方法・・・・[2]
- 5 品質・・・・[2]
- 6 試験方法・・・・[3]
- 6.1 一般事項・・・・[3]
- 6.2 純度(S)・・・・[3]
- 6.3 二硫化炭素溶状・・・・[4]
- 6.4 強熱残分(硫酸塩)・・・・[5]
- 6.5 酸(H2SO4として)・・・・[5]
- 6.6 塩化物(Cl)・・・・[6]
- 6.7 硫化物(Na2Sとして)・・・・[7]
- 6.8 銅(Cu),鉛(Pb)及び鉄(Fe)・・・・[8]
- 6.9 ひ素(As)・・・・[10]
- 6.10 セレン(Se)・・・・[12]
- 7 容器・・・・[13]
- 8 表示・・・・[13]
- 9 取扱い上の注意事項・・・・[13]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 8088 pdf 1] ―――――
K 8088 : 2010
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本試薬
協会(JRA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきと
の申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8088:1992は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 8088 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 8088 : 2010
硫黄(試薬)
Sulfur (Reagent)
S AW : 32.065
序文
この規格は,1952年に制定され,その後2回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は1992年に
行われたが,その後の試験・研究開発などの技術進歩に対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いる硫黄について規定する。
警告 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。
この規格は,その使用に関連して起こるすべての安全上の問題を取り扱おうとするものではな
い。この規格の利用者は,MSDS(化学物質等安全データシート)などを参考にして各自の責
任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS H 6201 化学分析用白金るつぼ
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法
JIS K 0115 吸光光度分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 1107 窒素
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8005 容量分析用標準物質
JIS K 8012 亜鉛(試薬)
JIS K 8044 三酸化二ひ素(試薬)
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8136 塩化すず(II)二水和物(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
――――― [JIS K 8088 pdf 3] ―――――
2
K 8088 : 2010
JIS K 8230 過酸化水素(試薬)
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8374 酢酸鉛(II)三水和物(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8563 硝酸鉛(II)(試薬)
JIS K 8574 水酸化カリウム(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8580 すず(試薬)
JIS K 8603 ソーダ石灰(試薬)
JIS K 8732 二硫化炭素(試薬)
JIS K 8777 ピリジン(試薬)
JIS K 8780 ピロガロール(試薬)
JIS K 8799 フェノールフタレイン(試薬)
JIS K 8842 ブロモチモールブルー(試薬)
JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)
JIS K 8949 硫化ナトリウム九水和物(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JIS K 8983 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
JIS K 9512 N,N-ジエチルジチオカルバミド酸銀(試薬)
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
3 種類
種類は,特級とする。
4 性質
4.1 性状
硫黄は,うすい黄色の結晶又は結晶性粉末で,二硫化炭素に溶けやすく,水及びエタノールにほとんど
溶けない。
4.2 定性方法
定性方法は,次による。
a) 試料に点火すると青い炎を出して燃焼し,二酸化硫黄を発生する。
b) 試料1 gに水酸化ナトリウム溶液(300 g/l)10 mlを加えて加熱して溶かすと黄みの赤が現れる。その
0.5 mlに水20 ml及びペンタシアノニトロシル鉄(III)酸ナトリウム溶液(5 g/l)0.5 mlを加えると紫
が現れる。
5 品質
品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
――――― [JIS K 8088 pdf 4] ―――――
3
K 8088 : 2010
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(S) 質量分率% 99.5以上 6.2
二硫化炭素溶状 試験適合 6.3
強熱残分(硫酸塩) 質量分率% 0.05以下 6.4
酸(H2SO4として) 質量分率% 0.01以下 6.5
塩化物(Cl) 質量分率% 0.001以下 6.6
硫化物(Na2Sとして) 質量分率% 0.001以下 6.7
銅(Cu) 質量分率ppm 5以下 6.8
鉛(Pb) 質量分率ppm 5以下 6.8
ひ素(As) 質量分率ppm 2以下 6.9
セレン(Se) 質量分率% 0.005以下 6.10
鉄(Fe) 質量分率ppm 5以下 6.8
6 試験方法
6.1 一般事項
試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
6.2 純度(S)
純度(S)の試験方法は,次による。
a) 試薬及び試験用溶液類 試薬及び試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) 過酸化水素 JIS K 8230に規定するもの。
2) 熱塩化バリウム溶液(100 g/l) JIS K 8155に規定する塩化バリウム二水和物11.7 gを水に溶かして
100 mlにする。これを使用時に60 ℃以上に加熱する。
3) 塩酸(2+1) JIS K 8180に規定する塩酸の体積2と水の体積1とを混合する。
4) 硝酸(1+2) JIS K 8541に規定する硝酸(質量分率6061 %)の体積1と水の体積2とを混合す
る。
5) 硝酸銀溶液(20 g/l) JIS K 8550に規定する硝酸銀2 gを水に溶かして100 mlにする。褐色ガラス
製瓶に保存する。
6) 水酸化カリウム・エタノール溶液 JIS K 8102に規定するエタノール(95)50 ml及び水50 mlの等
量混合溶液にJIS K 8574に規定する水酸化カリウム10 gを加えて溶かす。使用時に調製する。
b) 器具及び装置 主な器具及び装置は,次のとおりとする。
1) 白金るつぼ JIS H 6201に規定するもの。
2) ろ紙(5種C) JIS P 3801に規定するもの。
3) 水浴 沸騰水浴として使用することができ,,蒸発皿,ビーカーなどを載せられるもの。
4) 電気炉 650±50 ℃に調節できるもの。
c) 操作 操作は,次のとおり行う。
1) 試料溶液の調製は,試料1 gをビーカー300 mlに0.1 mgのけたまではかりとり,水酸化カリウム・
エタノール溶液50 mlを加え,時計皿を使用するなどして試料の飛散に注意しながら穏やかに煮沸
して溶かす。冷却後,全量フラスコ250 mlにとり,標線まで水を加えて混合する。
2) ビーカー300 mlに試料溶液25 mlを正確にとり,水50 ml及び過酸化水素5 mlを加え,水浴上で約
1時間加熱する。さらに,塩酸(2+1)2 ml及び水を加え100 mlにして沸騰するまで加熱した後,
熱塩化バリウム溶液(100 g/l)10 mlをかき混ぜながら加える。水浴上で約30分間加熱し,約4時
――――― [JIS K 8088 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS K 8088:2010の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 8088:2010の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISH6201:1986
- 化学分析用白金るつぼ
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0067:1992
- 化学製品の減量及び残分試験方法
- JISK0115:2004
- 吸光光度分析通則
- JISK0115:2020
- 吸光光度分析通則
- JISK0121:2006
- 原子吸光分析通則
- JISK1107:2005
- 窒素
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8005:2014
- 容量分析用標準物質
- JISK8012:2006
- 亜鉛(試薬)
- JISK8044:2014
- 三酸化二ひ素(試薬)
- JISK8085:2006
- アンモニア水(試薬)
- JISK8085:2021
- アンモニア水(試薬)
- JISK8102:2012
- エタノール(95)(試薬)
- JISK8136:2017
- 塩化すず(II)二水和物(試薬)
- JISK8150:2006
- 塩化ナトリウム(試薬)
- JISK8155:2017
- 塩化バリウム二水和物(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8230:2016
- 過酸化水素(試薬)
- JISK8355:2006
- 酢酸(試薬)
- JISK8355:2021
- 酢酸(試薬)
- JISK8374:2007
- 酢酸鉛(II)三水和物(試薬)
- JISK8541:2015
- 硝酸(試薬)
- JISK8541:2021
- 硝酸(試薬)
- JISK8550:2006
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8550:2021
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8563:2018
- 硝酸鉛(II)(試薬)
- JISK8574:2006
- 水酸化カリウム(試薬)
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISK8580:2011
- すず(試薬)
- JISK8603:2011
- ソーダ石灰(試薬)
- JISK8732:2011
- 二硫化炭素(試薬)
- JISK8777:2017
- ピリジン(試薬)
- JISK8780:2019
- ピロガロール(試薬)
- JISK8799:2020
- フェノールフタレイン(試薬)
- JISK8842:2012
- ブロモチモールブルー(試薬)
- JISK8913:2006
- よう化カリウム(試薬)
- JISK8949:2019
- 硫化ナトリウム九水和物(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISK8982:2008
- 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
- JISK8983:2016
- 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
- JISK9512:2013
- N,N-ジエチルジチオカルバミド酸銀(試薬)
- JISP3801:1995
- ろ紙(化学分析用)