JIS K 8407:2018 酸化アンチモン(III)(試薬)

JIS K 8407:2018 規格概要

この規格 K8407は、試薬として用いる酸化アンチモン(III)について規定。

JISK8407 規格全文情報

規格番号
JIS K8407 
規格名称
酸化アンチモン(III)(試薬)
規格名称英語訳
Antimony (III) oxide (Reagent)
制定年月日
1953年8月21日
最新改正日
2018年2月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
試薬 I 2020, 試薬 II 2020
改訂:履歴
1953-08-21 制定日, 1956-08-21 確認日, 1957-03-29 改正日, 1960-03-15 確認日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1976-03-01 確認日, 1979-05-01 確認日, 1985-02-01 確認日, 1991-06-01 確認日, 1994-01-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2018-02-20 改正
ページ
JIS K 8407:2018 PDF [11]
                                                                                   K 8407 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類・・・・[2]
  •  4 性質・・・・[2]
  •  4.1 性状・・・・[2]
  •  4.2 定性方法・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[2]
  •  6 試験方法・・・・[3]
  •  6.1 一般事項・・・・[3]
  •  6.2 純度(Sb2O3)・・・・[3]
  •  6.3 塩酸溶状・・・・[3]
  •  6.4 塩化物(Cl)・・・・[4]
  •  6.5 硫酸塩(SO4)・・・・[5]
  •  6.6 銅(Cu),鉛(Pb)及び鉄(Fe)・・・・[5]
  •  6.7 ひ素(As)・・・・[7]
  •  7 容器・・・・[9]
  •  8 表示・・・・[9]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 8407 pdf 1] ―――――

K 8407 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8407:1994は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成30年8月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8407:1994によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 8407 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 8407 : 2018

酸化アンチモン(III)(試薬)

Antimony (III) xide (Reagent)

                                   Sb2O3       FW : 291.51

1 適用範囲

  この規格は,試薬として用いる酸化アンチモン(III)について規定する。
警告1 酸化アンチモン(III)は有害なので,粉じんを吸入しないようにし,粘膜・皮膚への付着を
避ける。
警告2 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とす
る。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするもので
はない。この規格の利用者は,SDS(安全データシート)などを参考にして,各自の責任に
おいて安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0115 吸光光度分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8012 亜鉛(試薬)
JIS K 8044 三酸化二ひ素(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8136 塩化すず(II)二水和物(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8374 酢酸鉛(II)三水和物(試薬)
JIS K 8529 臭素(試薬)
JIS K 8532 L(+)-酒石酸(試薬)
JIS K 8536 (+)-酒石酸ナトリウムカリウム四水和物(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8563 硝酸鉛(II)(試薬)

――――― [JIS K 8407 pdf 3] ―――――

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K 8407 : 2018
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8580 すず(試薬)
JIS K 8622 炭酸水素ナトリウム(試薬)
JIS K 8659 でんぷん(溶性)(試薬)
JIS K 8680 トルエン(試薬)
JIS K 8777 ピリジン(試薬)
JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)
JIS K 8920 よう素(試薬)
JIS K 8962 硫酸カリウム(試薬)
JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JIS K 8983 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
JIS K 9512 N,N-ジエチルジチオカルバミド酸銀(試薬)
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)

3 種類

  種類は,特級とする。

4 性質

4.1 性状

  酸化アンチモン(III)は,白い粉末で,水にほとんど溶けず,塩酸,酒石酸溶液及び水酸化アルカリ溶
液に溶ける。

4.2 定性方法

  試料0.5 gに塩酸(1+1)50 mLを加えて溶かす(A液)。A液5 mLに硫化ナトリウム溶液(100 g/L)1
mLを加えると赤みの黄の沈殿が生じる。この沈殿をろ過してとり,それに硫化アンモニウム溶液(黄色)
5 mLを加えると溶ける。

5 品質

  品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(Sb2O3) 質量分率 % 98.0 以上 6.2
塩酸溶状 − 試験適合 6.3
塩化物(Cl) 質量分率 % 0.05 以下 6.4
硫酸塩(SO4) 質量分率 % 0.005 以下 6.5
銅(Cu) 質量分率 % 0.01以下 6.6
鉛(Pb) 質量分率 % 0.01 以下 6.6
ひ素(As) 質量分率 % 0.05 以下 6.7
鉄(Fe) 質量分率 % 0.005 以下 6.6

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K 8407 : 2018

6 試験方法

6.1 一般事項

  試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。

6.2 純度(Sb2O3)

  純度(Sb2O3)の試験方法は,次による。
a) 試薬及び試験用溶液類 試薬及び試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) 塩酸 JIS K 8180に規定する特級のもの。
2) 炭酸水素ナトリウム JIS K 8622に規定するもの。
3) (+)-酒石酸ナトリウムカリウム溶液 JIS K 8536に規定する(+)-酒石酸ナトリウムカリウム四水和物
5.0 gに水100 mLを加えて溶かしたもの。
4) でんぷん溶液 JIS K 8659に規定する特級又は1級のでんぷん(溶性)1.0 gをはかりとり,水 10 mL
を加えてかき混ぜながら熱水200 mL中に入れて溶かす。これを約1分間煮沸した後に冷却したも
の。冷所に保存し,10日以内に使用する。
5) 0.05 mol/Lよう素溶液(I2 : 12.69 g/L) JIS K 8913に規定するよう化カリウム及びJIS K 8920に規
定するよう素を用いて,JIS K 8001のJA.6.4 w)(0.05 mol/L よう素溶液)に従って調製,標定及び
計算する。
b) 操作 操作は,次のとおり行う。
1) 試料0.25 gを三角フラスコ200 mLなどに0.1 mgの桁まではかりとり,塩酸2 mL,水10 mL及び(+)-
酒石酸ナトリウムカリウム溶液100 mLを加えて,溶かす。
2) 炭酸水素ナトリウム4 g及びでんぷん溶液約0.5 mLを加え,0.05 mol/Lよう素溶液で滴定する。
3) 終点は,液の色が2分間青を保つ点とする。
4) 別に,同一条件で空試験を行って補正する。
c) 計算 純度(Sb2O3)は,次の式によって算出する。
.0007 288 V1 V2 f
A 100
m
ここに, A : 純度(Sb2O3)(質量分率 %)
V1 : 滴定に要した0.05 mol/Lよう素溶液の体積(mL)
V2 : 空試験に要した0.05 mol/Lよう素溶液の体積(mL)
f : 0.05 mol/Lよう素溶液のファクター
m : はかりとった試料の質量(g)
0.007 288 : 0.05 mol/Lよう素溶液1 mLに相当するSb2O3の質量を示
す換算係数(g/mL)

6.3 塩酸溶状

  塩酸溶状の試験方法は,次による。
a) 試薬及び試験用溶液類 試薬及び試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) 塩酸 6.2 a) 1)による。
2) 硝酸(1+2) JIS K 8541に規定する硝酸(質量分率60 %61 %,特級)の体積1と水の体積2と
を混合したもの。
3) 硝酸銀溶液(20 g/L) JIS K 8550に規定する硝酸銀2 gをはかりとり,水を加えて溶かし,水を加
えて100 mLにしたもの。褐色ガラス製瓶に保存する。
4) 塩化物標準液(Cl : 0.01 mg/mL) JIS K 8001のJA.4(標準液)による。

――――― [JIS K 8407 pdf 5] ―――――

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JIS K 8407:2018の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 8407:2018の関連規格と引用規格一覧