JIS K 8832:2013 ブルシンn水和物(試薬)

JIS K 8832:2013 規格概要

この規格 K8832は、試薬として用いるブルシンn水和物(化学名 : 2,3-ジメトキシストリキニジン-10-オンn水和物)について規定。

JISK8832 規格全文情報

規格番号
JIS K8832 
規格名称
ブルシンn水和物(試薬)
規格名称英語訳
Brucine n-hydrate (Reagent)
制定年月日
1953年3月28日
最新改正日
2017年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
試薬 II 2020
改訂:履歴
1953-03-28 制定日, 1956-03-28 改正日, 1957-03-29 改正日, 1960-03-15 確認日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1976-03-01 確認日, 1979-05-01 確認日, 1979-11-01 改正日, 1985-03-01 確認日, 1991-06-01 確認日, 1992-08-01 改正日, 1996-07-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2013-03-21 改正日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS K 8832:2013 PDF [9]
                                                                                   K 8832 : 2013

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類・・・・[2]
  •  4 性質・・・・[2]
  •  4.1 性状・・・・[2]
  •  4.2 定性方法・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[3]
  •  6 試験方法・・・・[3]
  •  6.1 一般事項・・・・[3]
  •  6.2 純度[C23H26N2O4(無水物換算)]・・・・[3]
  •  6.3 エタノール溶状・・・・[5]
  •  6.4 水分・・・・[6]
  •  6.5 強熱残分(硫酸塩)・・・・[6]
  •  6.6 硝酸塩分析適合性・・・・[6]
  •  7 容器・・・・[7]
  •  8 表示・・・・[7]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 8832 pdf 1] ―――――

K 8832 : 2013

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8832:1996は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成25年9月20日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8832:1996によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 8832 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 8832 : 2013

ブルシンn水和物(試薬)

Brucine n-hydrate (Reagent)

                                     C23H26N2O4・nH2O
[C23H26N2O4 FW : 394.46]
N
H
H3CO
H
H
nH2O
N H
H3CO O
H
O

序文

  この規格は,1953年に制定され,その後7回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は1996年に
行われたが,その後の試験・研究開発などの技術進歩に対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,試薬として用いるブルシンn水和物1) について規定する。
注1) 化学名 : 2,3-ジメトキシストリキニジン-10-オンn水和物
警告 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。
この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。
この規格の利用者は,SDS(安全データシート),MSDS(化学物質等安全データシート)など
を参考にして各自の責任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。
なお,ブルシンn水和物は有害なため,蒸気の吸入及び目,粘膜,皮膚への付着を避ける。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法
JIS K 0068 化学製品の水分測定方法
JIS K 0113 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則
JIS K 0115 吸光光度分析通則
JIS K 0117 赤外分光分析方法通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則

――――― [JIS K 8832 pdf 3] ―――――

2
K 8832 : 2013
JIS K 8005 容量分析用標準物質
JIS K 8042 アニリン(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8223 過塩素酸(試薬)
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8548 硝酸カリウム(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8886 無水酢酸(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)

3 種類

  種類は,特級とする。

4 性質

4.1 性状

  ブルシンn水和物は,白い結晶又は結晶性の粉末でやや風解しやすい。エタノールにやや溶けやすく,
水に溶けにくい。乾燥した試料の融点は,約178 ℃である。

4.2 定性方法

  試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117に従って測定すると,波数2 941 cm-1,2 871 cm-1,1 661 cm-1,
1 500 cm-1,1 454 cm-1,1 396 cm-1,1 281 cm-1,1 194 cm-1,1 119 cm-1,852 cm-1,789 cm-1及び755 cm-1付
近に主な吸収ピークを認める。試料調製をJIS K 0117の5.3 a)(錠剤法)によって行い,錠剤の調製に臭
化カリウムを用いたときの赤外吸収スペクトルの例を図1に示す。

――――― [JIS K 8832 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
K 8832 : 2013
図1−赤外吸収スペクトルの例
注記 図1は,独立行政法人産業技術総合研究所のSDBSから引用したものである。

5 品質

  品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度[C23H26N2O4(無水物換算)]質量分率 % 99.0以上 6.2
エタノール溶状 試験適合 6.3
水分 質量分率 % 9.5以下 6.4
強熱残分(硫酸塩) 質量分率 % 0.1以下 6.5
硝酸塩分析適合性
発色適合性 吸光度 0.09以上 6.6
空試験適合性 吸光度 0.01以下

6 試験方法

6.1 一般事項

  試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。

6.2 純度[C23H26N2O4(無水物換算)]

  純度[C23H26N2O4(無水物換算)]の試験方法は,次による。
a) 試薬及び試験用溶液類 試薬及び試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) 酢酸(非水滴定用) JIS K 8042に規定するアニリン1 gをJIS K 8355に規定する酢酸で溶かし,酢
酸で100 mlにしたものをA液とする。正確にA液25 mlをとり,0.1 mol/l 過塩素酸(酢酸溶媒)
で電位差滴定したときの滴定量をV1 mlとする。また,正確にA液25 mlをとり,酢酸75 mlを加
え,0.1 mol/l 過塩素酸(酢酸溶媒)で電位差滴定したときの滴定量をV2 mlとする。V2−V1は,0.1
ml以下である。

――――― [JIS K 8832 pdf 5] ―――――

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JIS K 8832:2013の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 8832:2013の関連規格と引用規格一覧