この規格ページの目次
JIS K 8917:2019 規格概要
この規格 K8917は、試薬として用いるよう化水素酸について規定。
JISK8917 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K8917
- 規格名称
- よう化水素酸(試薬)
- 規格名称英語訳
- Hydriodic acid (Reagent)
- 制定年月日
- 1950年7月25日
- 最新改正日
- 2019年2月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 試薬 II 2020
- 改訂:履歴
- 1950-07-25 制定日, 1953-07-24 確認日, 1956-07-24 改正日, 1959-02-27 確認日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1975-02-01 改正日, 1978-02-01 確認日, 1983-04-01 確認日, 1988-03-01 確認日, 1994-01-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2019-02-20 改正
- ページ
- JIS K 8917:2019 PDF [13]
K 8917 : 2019
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類・・・・[2]
- 4 性質・・・・[2]
- 4.1 性状・・・・[2]
- 4.2 定性方法・・・・[2]
- 5 品質・・・・[2]
- 6 試験方法・・・・[3]
- 6.1 一般事項・・・・[3]
- 6.2 濃度(HI)及び遊離よう素(I)・・・・[3]
- 6.3 蒸発残分・・・・[4]
- 6.4 強熱残分(硫酸塩)・・・・[4]
- 6.5 塩素化合物及び臭素化合物(Clとして)・・・・[4]
- 6.6 りん酸塩(PO4)・・・・[5]
- 6.7 硫酸塩(SO4)・・・・[6]
- 6.8 硫化物・・・・[7]
- 6.9 鉛(Pb)及び鉄(Fe)・・・・[7]
- 6.10 ひ素(As)・・・・[9]
- 7 容器・・・・[11]
- 8 表示・・・・[11]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 8917 pdf 1] ―――――
K 8917 : 2019
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8917:1994は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成31年8月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8917:1994を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 8917 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 8917 : 2019
よう化水素酸(試薬)
Hydriodic acid (Reagent)
HI FW : 127.91
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いるよう化水素酸について規定する。
警告1 よう化水素酸は劇物で,粘膜,皮膚及び目に付着しないように注意する。また,蒸気の吸入
に注意し,排気に十分注意して取り扱う。
警告2 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とす
る。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするもので
はない。この規格の利用者は,SDS(安全データシート)などを参考にして,各自の責任に
おいて安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法
JIS K 0113 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則
JIS K 0115 吸光光度分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8012 亜鉛(試薬)
JIS K 8044 三酸化二ひ素(試薬)
JIS K 8051 3-メチル-1-ブタノール(試薬)
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8136 塩化すず(II)二水和物(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8230 過酸化水素(試薬)
JIS K 8288 くえん酸三ナトリウム二水和物(試薬)
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8374 酢酸鉛(II)三水和物(試薬)
――――― [JIS K 8917 pdf 3] ―――――
2
K 8917 : 2019
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8563 硝酸鉛(II)(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8580 すず(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8637 チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
JIS K 8777 ピリジン(試薬)
JIS K 8810 1-ブタノール(試薬)
JIS K 8842 ブロモチモールブルー(試薬)
JIS K 8905 モリブデン(VI)酸アンモニウム四水和物(試薬)
JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8962 硫酸カリウム(試薬)
JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JIS K 9005 りん酸(試薬)
JIS K 9007 りん酸二水素カリウム(試薬)
JIS K 9512 N,N-ジエチルジチオカルバミド酸銀(試薬)
3 種類
種類は,特級とする。
4 性質
4.1 性状
よう化水素酸は,ほとんど無色からうすい黄又はうすい赤の液体で,吸湿性があり,光及び空気に触れ
てよう素を遊離し,次第に着色して褐色になる。密度は,約1.6 g/mLである。
4.2 定性方法
定性方法は,排気に注意して次による。
a) 試料1 mLに水10 mLを加え,硝酸銀溶液(20 g/L)1 mLを加えると,黄の沈殿が生じる。
b) 試料にアンモニア水でぬ(濡)らしたガラス棒を近づけると白煙が生じる。
5 品質
品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
――――― [JIS K 8917 pdf 4] ―――――
3
K 8917 : 2019
表1−品質
項目 規格値 試験方法
濃度(HI) 質量分率 % 55.058.0 6.2
蒸発残分 質量分率 % 0.005 以下 6.3
強熱残分(硫酸塩) 質量分率 % 0.003 以下 6.4
塩素化合物及び臭素化合物 質量分率 % 0.01 以下 6.5
(Clとして)
りん酸塩(PO4) 質量分率 % 0.001 以下 6.6
硫酸塩(SO4) 質量分率 % 0.002 以下 6.7
硫化物 − 試験適合 6.8
遊離よう素(I) 質量分率 % 0.5 以下 6.2
鉛(Pb) 質量分率 ppm 5 以下 6.9
ひ素(As) 質量分率 ppm 1 以下 6.10
鉄(Fe) 質量分率 ppm 3 以下 6.9
6 試験方法
6.1 一般事項
試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
6.2 濃度(HI)及び遊離よう素(I)
濃度(HI)及び遊離よう素(I)の試験方法は,次による。
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) ブロモチモールブルー溶液 JIS K 8842に規定するブロモチモールブルー0.10 gをはかりとり,JIS
K 8102に規定するエタノール(95)50 mLを加えて溶かし,水を加えて100 mLにしたもの。褐色
ガラス製瓶に保存する。
2) 1 mol/L 水酸化ナトリウム溶液(NaOH : 40.00 g/L) JIS K 8576に規定する水酸化ナトリウムを用
い,JIS K 8001のJA.6.4 r) 1)(1 mol/L水酸化ナトリウム溶液)に従って,調製,標定及び計算した
もの。
3) 0.1 mol/L チオ硫酸ナトリウム溶液 JIS K 8637に規定するチオ硫酸ナトリウム五水和物及びJIS K
8625に規定する炭酸ナトリウム又はJIS K 8051に規定する3-メチル-1-ブタノールを用い,JIS K
8001のJA.6.4 t) 2)(0.1 mol/L チオ硫酸ナトリウム溶液)に従って,調製,標定及び計算したもの。
b) 装置 主な装置は,次による。
・ 自動滴定装置 電位差滴定の機能をもち,最小吐出量が0.01 mL以下のもの。
c) 操作 操作は,次のとおり行う。
1) 共通すり合わせ三角フラスコ200 mLなどに水20 mLをとり,質量を0.1 mgの桁まではかり,試料
7 gを加え,再び質量を0.1 mgの桁まではかる。
2) 水30 mLを加え,0.1 mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液で液の黄が無色になるまで滴定する(a mL)。
3) 次のいずれかの方法で滴定する(b mL)。
・ 指示薬として,ブロモチモールブルー溶液数滴を加え,1 mol/L水酸化ナトリウム溶液で滴定する。
終点は,液の色が黄から青みの緑に変わる点とする。
・ JIS K 0113の5.(電位差滴定方法)によって,指示電極にガラス電極,参照電極に銀−塩化銀電
極を用いて,又は指示電極と参照電極とを組み合わせた複合電極を用いて,1 mol/L水酸化ナトリ
ウム溶液で滴定する。終点は,変曲点とする。
――――― [JIS K 8917 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS K 8917:2019の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 8917:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0067:1992
- 化学製品の減量及び残分試験方法
- JISK0113:2005
- 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則
- JISK0115:2004
- 吸光光度分析通則
- JISK0115:2020
- 吸光光度分析通則
- JISK0121:2006
- 原子吸光分析通則
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8012:2006
- 亜鉛(試薬)
- JISK8044:2014
- 三酸化二ひ素(試薬)
- JISK8051:2010
- 3-メチル-1-ブタノール(試薬)
- JISK8085:2006
- アンモニア水(試薬)
- JISK8085:2021
- アンモニア水(試薬)
- JISK8102:2012
- エタノール(95)(試薬)
- JISK8136:2017
- 塩化すず(II)二水和物(試薬)
- JISK8150:2006
- 塩化ナトリウム(試薬)
- JISK8155:2017
- 塩化バリウム二水和物(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8230:2016
- 過酸化水素(試薬)
- JISK8288:2007
- くえん酸三ナトリウム二水和物(試薬)
- JISK8355:2006
- 酢酸(試薬)
- JISK8355:2021
- 酢酸(試薬)
- JISK8374:2007
- 酢酸鉛(II)三水和物(試薬)
- JISK8541:2015
- 硝酸(試薬)
- JISK8541:2021
- 硝酸(試薬)
- JISK8550:2006
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8550:2021
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8563:2018
- 硝酸鉛(II)(試薬)
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISK8580:2011
- すず(試薬)
- JISK8625:2017
- 炭酸ナトリウム(試薬)
- JISK8637:2006
- チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
- JISK8777:2017
- ピリジン(試薬)
- JISK8810:2018
- 1-ブタノール(試薬)
- JISK8842:2012
- ブロモチモールブルー(試薬)
- JISK8905:2019
- モリブデン(VI)酸アンモニウム四水和物(試薬)
- JISK8913:2006
- よう化カリウム(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISK8962:2008
- 硫酸カリウム(試薬)
- JISK8982:2008
- 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
- JISK9005:2006
- りん酸(試薬)
- JISK9007:2008
- りん酸二水素カリウム(試薬)
- JISK9512:2013
- N,N-ジエチルジチオカルバミド酸銀(試薬)